森下仁丹、京都の歴史を未来へつなぐ。小学校での地域学習に「町名看板」デザインを提供
~京都仁丹樂會(きょうとじんたんがっかい)様の想いに賛同し、次世代への文化継承を支援~
森下仁丹株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:森下雄司、以下「当社」)は、当社商標である大礼服マークが入った町名看板の探索・研究・保全活動に励む愛好家団体「京都仁丹樂會」様の「町名看板を通じて、子どもたちに地域の歴史や文化に親しんでもらいたい」という想いに賛同し、柏野(かしわの)・翔鸞(しょうらん)小学校の住所が入った「町名看板」のデザインを提供いたしました。


このデザインを基に同団体メンバー様が製作したオリジナルシールが、2025年9月13日(土)から14日(日)にかけて京都市立翔鸞小学校で開催されたサマーキャンプに参加した小学3~6年生98名に配布されました。
本キャンプは上京少年補導委員会翔鸞支部が主催したもので、少年補導の活動紹介とともに、子どもたちが自分たちの住む町の歴史を学ぶプログラムの一環として、当社の町名看板が取り上げられました。
■取り組みの背景
当社の町名看板は、創業者・森下博が『広告益世(広告物も世のため人のためになるべき)』の活動の一環として、住所の表示が未整備だったため来訪者や郵便配達人が家を探すのに苦労しているという人々の悩みに応え、1910年(明治43年)に設置。当初、大阪・東京・京都・名古屋といった都市から掲げられ、日本全国津々浦々にまで広がりました。その後、戦災によりかなりの数が焼けてしまいましたが、琺瑯(ほうろう)製の看板が多かった京都市では、通り名を組み合わせて住所を表示している町名看板を数多く見ることができ、今もなお役立っています。
今回の舞台となったのは、100年以上前から変わらない地名が多く残る京都市上京区の翔鸞学区・北区の柏野学区です。この地域では、2025年4月に柏野小学校が翔鸞小学校へ統合され、主催の上京少年補導委員会翔鸞支部が子どもたちに改めて自分たちの住む地域の歴史を知り、愛着を育んでほしいとの想いから、サマーキャンプ内に学びの時間を設け、自分たちの小学校の歴史や住所を通じて京都独特の住所の成り立ちを紹介することになりました。
この学びの時間を担当していた京都仁丹樂會様より、「地元に愛着が沸くきっかけとして、身近で実際に目にする町名看板デザインを取り入れて紹介したい」とご要望をいただき、当社はその想いに賛同。柏野・翔鸞小学校の住所が入ったものや自由に書き込みが可能な「町名看板」デザインを提供し、子どもたちが親しみやすいシールというかたちで活用いただきました。
本企画が、子どもたちにとって日常の風景に隠された歴史を発見する楽しさを知り、郷土への関心と愛着を深める一助となることを願っています。
■開催概要
イベント名: 翔鸞サマーキャンプ
日時 : 2025年9月13日(土)~14日(日)
場所 : 京都市立翔鸞小学校
主催 : 上京少年補導委員会 翔鸞支部
協力 : 京都仁丹樂會、森下仁丹株式会社(デザイン提供)
参加者 : 翔鸞小学校の3~6年生 98名

社名 :森下仁丹株式会社
代表 :代表取締役社長 森下雄司
創業 :1893年(明治26年)2月
設立 :1936年(昭和11年)11月
主な事業:医薬品、 医薬部外品、 医療機器ならびに食品等の製造および販売
URL : https://www.jintan.co.jp/
業祖 森下博が「社会への奉仕」を信念とし、1893年の創業来、人々の健康や豊かな暮らしの一助となる製品をご提供して参りました。当時、懐中の総合保健薬(当時は赤大粒仁丹)として開発し、その後は口中清涼剤として親しまれる銀粒の「仁丹」(現在は医薬部外品 販売名:仁丹N)、その製造から着想を得て、独自に開発し事業領域を拡大しつつある「シームレスカプセル技術」と、これまでの生薬研究の蓄積と独自技術の確立・育成を通して、幅広い領域で企業活動を行なっています。
当社は、2023年2月11日に創業130周年を迎え、これを契機として更なる企業価値向上の実現を目指し、パーパスを策定しました。

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