Plug and Play Japan、地域との共創体制強化に向け拠点展開を加速
ー京都・大阪・兵庫 京阪神3都市で地域連携と共創体制を本格強化ー

グローバルでイノベーション支援とスタートアップ投資を行っているPlug and Play Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ヴィンセント・フィリップ、以下Plug and Play Japan)は、京都・大阪・兵庫を中心とした京阪神エリアでの拠点機能の強化と人材採用を加速する方針を発表いたします。
地方創生2.0の潮流を受け、地域に根ざした産官学連携を推進し、持続可能な社会課題解決と地域経済の活性化を図ります。
■背景:加速する地方自治体・地場企業との連携ニーズ
近年、地方自治体によるスタートアップ育成の取り組みや先端産業への投資が活発化している背景から、弊社はこれまでに各地の行政機関・大学・金融機関・地場企業と連携したイノベーション創出プロジェクトを多数推進してきました。
特に関西地方においては、内閣府選定のスタートアップ・エコシステム拠点都市(大阪府、大阪市、堺市、京都府、京都市、兵庫県、神戸市等)を中心に、スタートアップ支援体制が広がっています。
ライフサイエンス、グリーン、デジタルといった先端産業のグローバル化が進展する中で、2025年の大阪・関西万博を起爆剤に、世界との繋がりを強化しようという動きが加速。ディープテック分野を軸に、地域の大学が持つ研究力や地場・中堅企業の技術力を活用したスタートアップ支援が期待されています。
弊社は、これまでに大阪・京都・兵庫において、常駐メンバーによる定期的な自治体・企業連携を通じた多様なプロジェクトを遂行し、地域のスタートアップのグローバル展開に寄与するプロジェクトを多数実施しています。こうした潮流と連携し、60を超える国と地域に広がるグローバルネットワークを活かし、引き続き京阪神エリアにおける技術革新とスタートアップのグローバル展開を支援してまいります。
■今後の展望:地方からのイノベーション創出へ
Plug and Play Japanは、「世界をリードするイノベーション・プラットフォームを構築し、あらゆる人に、あらゆる場所で、イノベーションを開かれたものにする」という企業理念のもと、これまで東京都内や関西圏を中心に展開してきたイノベーション支援のノウハウとグローバルネットワークを活かし、今後はより一層、地方都市のスタートアップ・エコシステムへの貢献を強化していきます。
具体的には、自治体・地場企業・大学・投資家などと連携しながら、地域課題とスタートアップの力をつなぐプログラムや実証実験の場を創出する予定です。こうした取組みは、「東京一極集中からの脱却」と「スタートアップの分散型成長」を実現するための第一歩であり、地域に根ざした起業家の挑戦を可視化し、地方から世界へ羽ばたくスタートアップの輩出を目指します。
大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアムからのコメント
Plug and Play Japanの大阪・京都拠点に続く、ひょうご・神戸の新拠点開設は、京阪神地域のスタートアップ・エコシステムの更なる発展に資すると確信しています。
各地域のポテンシャルを活かした、スタートアップのグローバル連携、イノベーション創出を期待します。
■主な取り組み実績
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京都府との連携によるスタートアップイベント 「Kansai Inspiration Day」を2月28日に開催(2024年)
関西圏を中心に30社以上のスタートアップが一堂に会し、事業紹介ピッチ、ブース展示、ネットワーキングを実施。 -
経済産業省・近畿経済産業局・日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催し、世界各国から投資家・スタートアップが終結する「Startup Horizon 2024」を実施(2024年)
日本のスタートアップ国際競争力を高めるため、2025年大阪・関西万博Global Startup EXPO 2025のプレイベントとして開催 -
SDGs CHALLENGE 2025(2025年)
兵庫県・神戸市が実施する、社会課題解決に取り組むスタートアップの海外展開支援、ならびに、脱炭素社会実現に向けた県内企業への海外先端情報の提供事業の運営。 -
京都市令和7年度「京都スタートアップ・海外展開支援プロジェクト」企画・運営業務を受託(2025年)
海外進出を目指す京都市内のスタートアップを対象に、海外テックカンファレンスへの出展や、海外におけるビジネスマッチング支援。 -
経済産業省による令和7年度・中小企業支援事業に採択(2025年)
経済産業省が推進する令和7年度「中小企業支援事業補助金の補助事業者として採択され、弊社大阪拠点が中心となり、近畿経済産業局と連携し、近畿エリアにおける中堅・中核企業の新事業展開を支援 -
大阪府・大阪市による「令和7年度国際金融都市OSAKA金融系外国企業等誘致事業」の金融系外国企業の大阪誘致・プロモーション業務を受託(2025年)
官民一体となって推進している国際金融都市OSAKA実現に向け、万博開催・健康医療産業・ディープテック領域等のポテンシャルの発信を通じ、海外フィンテック企業、ベンチャーキャピタルを含む海外資産運用会社等の誘致並びに府内企業の持続的成長を実現するものです。
■京阪神3拠点
京都拠点
所在地:京都府京都市下京区中堂寺南町134番地 KISTIC 2F
拠点長:黒田 雄太 Director, Deeptech, Head of Kyoto
京都拠点はPlug and Play Japanとして東京に次ぐ2つ目の拠点として2019年に設立され、京都の強みであるヘルスケアや素材・デバイスなど、ディープテック領域におけるイノベーション創出に取り組んでまいりました。世界からも日本のディープテックスタートアップに対する注目は益々高まっており、弊社が有する60以上のグローバル拠点とも連携しながら、京都及び関西圏のイノベーションエコシステム強化に一層尽力してまいります。
大阪拠点
所在地:大阪市中央区伏見町3-6-3 MUIC KANSAI
拠点長:川口 雄大 Director, Head of Osaka
2020年7月に大阪拠点が設立され、Smart Cities領域を注力テーマに掲げて、様々なステークホルダーの皆様方と一緒に、関西におけるスタートアップ・エコシステムの形成に寄与して参りました。大阪・関西万博を契機に、これまで以上にグローバルからの注目度の高まりを感じております。新たな大阪拠点長として、この機会を最大限に活用すべく、皆様と一緒に関西の成長・発展に貢献して参ります。
兵庫拠点(新設)
所在地:〒650-0035 兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
拠点長:荒井 良史彦 Director, Fintech | Head of Kobe
2025年に新設する兵庫拠点では、これまで京都・大阪で培ってきた自治体・地場産業との連携実績やスタートアップ支援のノウハウを活かし、兵庫県が強みを持つ先進医療、ライフサイエンス、多様な産業分野との共創を推進してまいります。
グローバルなネットワークと地域に根ざした連携を掛け合わせることで、兵庫から新たなイノベーションを創出し、関西全体のグローバル・イノベーションハブとしての機能強化に貢献します。
Plug and Play Japanについて
Plug and Play Japanは、世界トップレベルのアクセラレーター/ベンチャーキャピタルの日本支社です。
シリコンバレー発のイノベーションプラットフォームとして、現在では40社以上におよぶ各業界を牽引する企業・団体がパートナーとして参画しています。当社はグローバルネットワークを活かした「大手企業のイノベーション支援」「業界横断型アクセラレータープログラム」「スタートアップ投資」「政府・自治体連携によるスタートアップの海外展開支援」を強みとしており、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップと大手企業との共創を支援しています。
Plug and Play Japan HP:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
【Plug and Play Japan会社概要】
名称:Plug and Play Japan株式会社
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10−8 渋谷道玄坂東急ビル1F
代表者:代表取締役社長 ヴィンセント・フィリップ
URL:http://japan.plugandplaytechcenter.com/
設立年月日:2017年7月14日
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