トポロジー幾何学に基づく環状高分子の理論解析から、分子設計、合成、構造・物性解析および環状構造固有の特性(トポロジー効果)による実用化探索まで、広範な研究成果を収載した1冊が普及版となって発売!
『環状高分子の合成と機能発現《普及版》』(監修:手塚育志)本日発売!詳細は以下をご覧ください。

監修:手塚育志
発行日:2025年5月8日
体裁:B5判・336頁
ISBNコード:978-4-7813-1830-1
価格(税込):6,270円
※普及版とは、初版の発行から時間が経過し、お求めやすい価格にてご提供している書籍です。
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・著者(所属表記は2018年当時のものです)
手塚育志 東京工業大学
出口哲生 お茶の水女子大学
上原恵理香 お茶の水女子大学
下川航也 埼玉大学
井田大地 京都大学
工藤宏人 関西大学
大内 誠 京都大学
鳴海 敦 山形大学
細井悠平 名古屋工業大学大学院
高須昭則 名古屋工業大学大学院
磯野拓也 北海道大学
佐藤敏文 北海道大学
落合文吾 山形大学
杉田 一 神奈川大学大学院
太田佳宏 神奈川大学
他、計51名
・目次
【第Ⅰ編 総論】
第1章 環状高分子の合成戦略とトポロジー効果
【第Ⅱ編 理論】
第1章 環状高分子におけるトポロジー効果の理論
第2章 グラフ理論と結び目理論の環状高分子への応用
第3章 環状みみず鎖モデルに基づく稀薄溶液物性の解析
【第Ⅲ編 設計・合成(環状高分子)】
第1章 環拡大重合法による分子量が制御された環状ポリマーの合成
第2章 環拡大カチオン重合による環状ポリマーの精密合成
第3章 ビニルモノマーの環拡大重合
第4章 希釈条件を必要としない閉環反応による環状ポリソルビン酸エステルの設計と合成
第5章 有機分子触媒重合とクリック反応の組み合わせによる両親媒性環状ブロック共重合体の合成
第6章 立体配座が規制されたモノマーの環化重合による大環状構造をもつポリマーの合成
第7章 分子内触媒移動を利用する環状高分子の合成
第8章 環状トポロジーを有する界面活性剤の合成と応用
第9章 配位重合を用いた環状高分子の合成とミセル形成
第10章 遷移金属触媒を用いた環拡大重合法による環状高分子の合成
第11章 テンプレート重合による環状高分子の合成
第12章 静電相互作用による自己組織化(ESA-CF)による多環高分子の合成
第13章 環状高分子が形作る分子集合体の機能
第14章 環状高分子合成に向けた反応性オリゴマー/ポリマーの設計
第15章 結合の切断・再生に基づく機能性環状高分子材料の開発
第16章 環状アミロースからの剛直環状高分子の合成と溶液中における構造・物性解析
第17章 分子内水素結合を利用した大環状化合物の合成
【第Ⅳ編 設計・合成(環状分子・超分子)】
第1章 ロタキサンの動的特性を用いた環状ポリマーの合成
第2章 環動高分子材料 セルム製品シリーズ
第3章 ポリロタキサンを導入したポリマー材料開発
第4章 ポリカテナン構造環状ジスルフィドポリマーの合成・特性化と形状記憶材料機能
第5章 環状ホスト分子を基とした超分子集合体の創製
第6章 シクロデキストリン含有ポリロタキサンのバイオマテリアル応用
第7章 ビスジアゾカルボニル化合物を用いた環化重合体の合成
第8章 環状高分子を利用する可動性架橋高分子の合成
【第Ⅴ編 解析】
第1章 環状高分子の精密キャラクタリゼーション
第2章 環状および多環状高分子の拡散挙動の単一分子分光解析
第3章 環状高分子の結晶化挙動
第4章 環状高分子の結晶化におけるトポロジー効果
第5章 単一分子分光法による環状共役高分子のコンフォメーションおよび励起状態の解析
第6章 環状自己組織化単分子膜の設計と表面特性
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