【国内外で議論広がる「潤日」現象】日本発ノンフィクション『潤日(ルンリィー)』英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」ほか海外メディアで続々紹介!
株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田徹也)より2025年1月22日に刊行した書籍『潤日(ルンリィー)』が、世界有数の経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(FT)や韓国の「中央日報」、台湾の「風傳媒」などの海外メディアで紹介されました。

9月7日発行の週末版「フィナンシャル・タイムズ」(FT)は、潤日現象を3ページにわたって特集。各方面で大きな反響を呼び、韓国の「中央日報」「The Korea Daily」、台湾の「風傳媒」などが相次いでFT報道を引用し、「潤日ブーム」と大きく報道。書籍『潤日(ルンリィー)』をきっかけに、日本を超えて世界に「潤日」への関心が広がっています。
FTの特集記事では、書籍『潤日(ルンリィー)』を「画期的な著作」「初めて潤日現象を本格的に社会経済的な力として検証したもの」として紹介。未英訳の本がカバー写真付きで紹介されることは異例。本書の記述が多数引用されました。
コメント多数、大きな話題に!
【コメントを一部抜粋】
「重要だがあまり知られていない移住の流れを描いた素晴らしい記事」
「東アジア地域のダイナミクスを捉えた記事。この移住は日本と中国の双方にとってウィンウィンのように思える」
「東京で目にした中国人の流入を理解するうえで、この記事はとても役に立った」
「英訳を待たずに舛友氏の著書の要点を知ることができた」
日本の新聞・雑誌各所でも、書評掲載多数!
週刊現代 3月8日号 新庄耕氏(小説家『地面師たち』著者)
読売新聞 3月9日 佐橋亮氏(国際政治学者、東大教授)
産経新聞 3月16日 中島恵氏(フリージャーナリスト)
西日本新聞 5月3日 久永健志氏(西日本新聞論説委員)
週刊エコノミスト 6月3日号 原田泰氏(名古屋商科大学ビジネススクール教授)
毎日新聞、朝日新聞、日経ビジネスほか
日本全国の書店員が「今一番売りたい」ノンフィクション作品を選ぶ「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」にもノミネート!
潤日とは
「潤」は、最近中国で流行っている言葉で、さまざまな理由からより良い暮らしを求めて中国を脱出する人々を指します。本来は「儲ける」という意味ですが、中国語のローマ字表記であるピンインでRunと書くことから、英語の「run(逃げる)」とダブルミーニングになっています。
「潤」する中国人は世界で推定800万人。コロナ禍以降、日本にも多くの中国人が押し寄せています。従来の移民と違うのは、資産を十分に持つ富裕層かつ知識人層という点です。
「潤日」は、多くの日本人が知らぬ間に、不動産のみならず、教育、ビジネスで急速に存在感を増しつつあります。
この全く新しいタイプの中国人移民たちをつぶさに訪ねて耳を傾けると、その新規性や奥深さを痛切に感じるとともに、日本の政治、経済、社会に見逃せないほどの大きなインパクトをもたらしつつある現状が見えてきました。
目次
第1章 世界の現象としての潤
第2章 タワマンに住む人々
第3章 新お受験戦争
第4章 引退組企業家安住の地
第5章 独自のエコシステム
第6章 地方という開拓地(フロンティア)
第7章 焦燥する中間層
第8章 リベラル派知識人大集結
第9章 抗議者、小粉紅、支黒、大外宣
著者プロフィール
舛友 雄大(ますとも・たけひろ)
ジャーナリスト・早稲田大学招聘研究員
1985年福岡県生まれ。カリフォルニア大学国際関係修士。2010年中国の経済メディアに入社後、日本を中心に国際報道を担当。2014年から2016年までシンガポール国立大学で研究員。2022年よりNHKラジオのニュース番組「マイあさ!」でアジア情勢の解説を担当。2023年にはポッドキャスト番組「Asia Frontline」を始動。寄稿媒体は、東洋経済オンライン、西日本新聞、NewsPicks、Nikkei Asia、The Japan Times、South China Morning Post、The Straits Times、The Jakarta Post、Kompas、Tempoなど。アジアの現在を、日本語、英語、中国語、インドネシア語の4カ国語で発信中。本書が初の著書。
書籍情報
潤日(ルンリィー): 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う

定価:1,980円(税込)
発売日:2025年1月22日
体裁:四六/並製/336頁
発行元:株式会社 東洋経済新報社
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像