学生生活の必需品である“マイボトル”を通じて環境について考える「タイガー魔法瓶 マイボトルでSDGsプロジェクト for School」始動
第一弾「初芝立命館中学校×校内SDGs」第二弾「慶應義塾中等部×支援プロジェクト」第三弾「大阪樟蔭女子大学×プラスチックごみ削減」に続く取り組みを実施してまいります。
熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)は、学生生活に身近な“マイボトル”を通じて環境問題について学生と一緒に考える「タイガー魔法瓶 マイボトルでSDGsプロジェクト for School 」を2024年度より本格始動いたします。これまでも各学校と共に「マイボトルのサステナブルアクション」に関する授業や、ボトル利用促進・リサイクルの取り組みを進めておりましたが、本年度はその活動をプロジェクト化し、活動を行ってまいります。
当社は創業以来、100年もの間、真空断熱技術や温度にこだわり続けており、真空断熱ボトルにて「NO・紛争鉱物」、「NO・フッ素コート」、「NO・丸投げ生産」、「NO・プラスチックごみ」からなる「4つの約束」によるものづくりと、ステンレス製ボトルの回収を行うサーキュラーエコノミーの活動を行っております。2024年度は、学生にとって身近な“マイボトル”を通して、学校や学生の皆様と一緒に環境について考えるきっかけづくりを行うことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
第一弾「初芝立命館中学校×校内SDGs」
2024年1月、環境と健康に配慮した学校生活をサポートし、環境教育、科学技術教育を推進する大阪府の初芝立命館中学校と共に、取り組みを実施しました。内容としては①タイガー魔法瓶によるマイボトルと環境への取り組みに関する授業 ②生徒考案のオリジナルデザインのボトル贈呈 です。これからの学生生活でも活用いただけるよう3月の卒業式を迎える前に学校より、中学校の卒業生全員(125人)に真空断熱ボトルが贈られました。
第二弾「慶應義塾中等部×支援プロジェクト」
2023年秋に、学生生活の成果を披露する展覧会で不要になったステンレス製ボトルの回収の取り組みに参画いただいていた慶應義塾中等部では、中等部全体に向けて生徒が考えたオリジナルデザインのボトルを2024年2月より販売開始いたしました。その売り上げの一部はガーナ支援(洪水災害支援)にあてられる予定です。
第三弾「大阪樟蔭女子大学×プラスチックごみ削減」
学生主体の活動「ecoプロジェクト」でプラスチック問題やCO2削減などの問題解決に向けて、学内でマイボトル運動を展開されております。昨年はタイガー魔法瓶社員が講師として参加する「SDGs勉強会」を実施し、マイボトル生活を手軽に続けるための、学内の仕組みづくりについて議論しました。
今後も各学校とコラボレーションしながら、取り組みを進めてまいります。
●「マイボトルのサステナブルアクション」に関する授業実施
2024年1月22日、真空断熱ボトル サーキュラーエコノミー推進担当より、初芝立命館中学校の生徒125名へ「マイボトルのサステナブルアクション」に関する授業を行いました。真空断熱の仕組みは理科の授業で習っていた内容もあったようで、学生の皆様はメモを取って真剣に話を聞いておりました。
<授業内容>
①真空断熱の仕組み
当社のコアコンピタンスの一つである真空断熱技術。熱の移動の3要素「伝導」「対流」「輻射」と真空断熱ボトルでどのように保温・保冷を行っているかについて、構造の説明を行いました。
②ボトルリサイクル推進について
家庭から金属類を不燃ごみとして出すと、一般的にはステンレス・アルミ・銅・鉄などの各種金属が混ざった「ミックスメタル」状態でリサイクルがスタートし、ミックスメタルから単一のリサイクル原料を取り出すのは多くの労力がかかっていることに対して、当社の「ステンレス製ボトルの回収と再資源化」では、ステンレスをより少ない労力でリサイクルし、不純物の少ないリサイクル原料を確保することができることなどを説明しました。
③マイボトル推進(マイボトルのメリット)について
マイボトルを持つことで、使い捨てプラスチックごみを出さずに環境にやさしいというメリットが生じます。学校、スポーツ、イベントなどマイボトルを持つことの良さを生徒た
ちと一緒に考えました。
●各学校の「オリジナルデザインボトル」と取り組みについて
初芝立命館中学校では、学校全体で飲料における脱ペットボトルを目標に、校内に給水設備を整え、マイボトルの使用で環境と健康に配慮した学校生活をサポートしています。環境教育、科学技術教育の推進のため、今回は授業を受けた中学3年生たちが自分たちでロゴを考え、学校より3年生全員にボトルが贈られました。ロゴには、環境問題で絶滅が危惧されているウミガメをプリントし、ウミガメが元気にどこにでも泳げるような環境づくりを心掛けたい、という生徒の想いが込められています。
慶應義塾中等部では、これまで学校生活を通して生徒たちがSDGsについて考える機会を数多く作っており、2023年秋の、日頃の学生生活の成果を披露する展覧会では「社会研究会」による展示と使用済みステンレスボトル回収を行い、関係者から多くのボトルが集まりました。今春には中等部全体に向けてオリジナルデザインのボトルの販売を開始しました。デザインは、ガーナ洪水被害の復興への願いが込められており、ガーナ特産物のヤムイモの葉とカカオの葉が描かれております。
大阪樟蔭女子大学では、学生主体の活動「ecoプロジェクト」において、プラスチック問題に目を向け、使い捨てコンタクトケースやエコキャップの回収活動、マイボトル運動を展開しており、学生一人ひとりが環境配慮とエコへの意識向上を図ることを目指しています。この活動を後押しするため、大学より2024年度新入生にボトルが贈られました。ボトルに刻印された樟蔭学園のコミュニケーションマークは、樟蔭に集うすべての人たちが、輝かしい未来にむかって力強くはばたく姿を表しています。
●参考資料|タイガー魔法瓶が構築した再資源化モデル
ご家庭で不要になったステンレス製ボトルを地域の学校や企業の場において回収し、リサイクル専門業者へ集約。集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生PP(ポリプロピレン)樹脂製品を生産します。
再生ステンレス材は新たな製品へと生まれ変わり再びお客様の元へ、再生樹脂製品は当社の各生産工場にて活用するといった再資源化モデルを構築します。
モノを消費・使い捨てにするのではなく、再資源化することで、環境負荷低減と持続可能な経済成長を両立させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指します。(再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。)
サーキュラーエコノミー特設ページはこちら
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/
●タイガー真空断熱ボトルのご紹介
タイガー真空断熱ボトル(ステンレス製ボトル)の4つの約束
健康配慮、人権配慮、環境配慮を実現するためにタイガー真空断熱ボトルでは、「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」の4つの約束を掲げています。
「4つの約束」について詳しくはこちら:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/about-us/sustainability/
タイガー真空断熱炭酸ボトル MKB-T型
当社独自の炭酸対応せん構造「BubbleLogic(バブルロジック)」を搭載。冷たい飲み物や、ホット飲料、炭酸飲料も入れられるので、学生生活のあらゆるシーンでご活用いただけます。
お手入れの楽な「スーパークリーンPlus(プラス)」加工で、食器洗い乾燥機にも対応しているため、毎日使いやすい工夫の詰まったボトルです。
・サイズ: MKB-T036(0.36L)/MKB-T048(0.48L)/MKB-T060(0.6L) ※写真はMKB-T048(0.48L)
・色柄: ストーンブラック<KK>、レイクブルー<AL> 、イーグレットホワイト<WK>
タイガー真空断熱ボトル 一覧WEBページ:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/list/vacuum-insulated-products/
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