環境に配慮した循環型建材「新・PANECO®」、日本最大級の建築総合展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」に出展
量産化によって新たな建材としての社会実装を目指す「新・PANECO®」を発表
モリリン株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:森 俊輔)は、株式会社ワークスタジオ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:原 和広)が開発し、ホクシン株式会社(本社:大阪府岸和田市、代表取締役:高橋 英明)が製造技術協力を行う、廃棄衣類繊維を原料とした環境配慮型建材「新・PANECO®(パネコ)」を、2025年11月19日(水)〜21日(金)に東京ビッグサイト 西展示棟で開催される「第47回 Japan Home Show & Building Show 2025」に出展します(ブースNo.:1-T20)。

■ PANECO®について
「未来は、ゴミで作る。」
廃棄衣料から空間建材へ。
廃棄衣料は世界で年間約9200万トンにのぼり、そのうち約82%が埋め立てや償却によって処分されています。こうした深刻な問題にデザインの視点から挑むのが「PANECO®(パネコ)」です。繊維を美しく再資源化した革新的なリサイクル素材であり、ファッションロス削減を通じて環境負荷を抑え、循環型社会の実現に貢献する素材として注目されています。繊維そのものの色や質感が生み出す独特のテクスチャは豊かな表情を持ち、木材に近い強度と加工性を備えています。使用後は再び新しいボードとして再生できるため、家具や什器、ディスプレイなど多様な場面での活用が広がってきました。
■「新・PANECO®」とは
【今回の展示内容】
今回の展示では、社会実装に向けた次のステップとして量産ラインで製造される「新・PANECO®」を発表します。
新しいPANECO®は、廃棄衣料に木チップを配合することで、より強度と品質安定性を実現。さらに価格を抑え、大判サイズを展開することで、大型家具や内装の仕上げ材・下地材として幅広く利用することが可能になりました。また、仕上げ材と下地材を兼ねることで施工に必要な資材や工数を削減し、コスト面でも大きなメリットを生み出します。
役目を終えた衣料が空間建材として生まれ変わり、再び暮らしを支える存在へと循環していく。
「新・PANECO®」によって紡がれるライフスタイルをぜひ本展示でご体感ください。
「新・PANECO®」の特長
①表層材と下地材の両用が可能
②木チップ配合により建材としての素材強度アップ↗
③量産化体制の設備により、従来より価格ダウン↘
④空間建材として活用できる大判サイズ展開

■ PANECO®のVISION
量産ラインによる生産体制の確立により、スケールアップが可能となりました。
「新・PANECO®」は、実現可能で持続可能な社会の構築に向けて、本格的な社会実装を目指します。

■展示会概要
「Japan Home Show & Building Show 2025」は、建材やインテリア製品、構造材・部材、設備、サービスなど住宅から商業施設、まちづくりにおける建築に関する幅広い製品が出展する展示会です。
建築・インテリア業界のプロフェッショナルが多数来場し、最新の建材・空間設計・技術を通して、建築の未来を体感できる場として開催されます。
<開催概要>
主 催:一般社団法人 日本能率協会(JMA)
会 場:東京ビッグサイト 西展示棟
会 期:2025年11月19日(水)~21日(金)
時 間:10:00~17:00
当社ブース:西1ホール 1-T20
公式サイト:https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo
■ 本件に関するお問い合わせ
担当:モリリン株式会社 産業資材グループ
TEL:03-3863-9331
E-mail:info.moririn-paneco@moririn.co.jp
Web site|https://paneco.tokyo/
EC store|https://paneco-atelier.com/
※「PANECO®︎」は、株式会社ワークスタジオが開発した資源循環の技術と思想から生まれたブランドであり、同社の登録商標です。

モリリン株式会社
~イトからはじまる、すべてのコトへ~
https://www.moririn.co.jp/
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