DATAFLUCT、東芝と共同開発するAI OCR読み取り→データ分析をワンストップで実現するソリューションについて、業界別ユースケースを解説するホワイトペーパーを公開
《業界別のAI OCR導入状況も調査》製造・金融・保険・医療・介護業界でとくに需要が拡大中。業種特有のフォーマットの読み取りや、その先のデータ活用には課題も
データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)は、東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社所在地:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下「東芝デジタルソリューションズ」)と共同で開発した、AI OCRによる読み取りとデータ活用をワンストップで実現するソリューションを展開しています。
この度、AI OCRの国内導入状況や業界別のユースケースをまとめた資料「AI OCRとデータプラットフォーム連携で加速する現場データの活用アプローチ」を公開しました。
■日本企業におけるAI OCR活用の実態を解説
東芝デジタルソリューションズによる調査(※1)では、紙を中心とした保険業、不動産業を筆頭に約半数の企業でAI OCRを導入済みとの回答が得られました。一方、介護・社会インフラ・医療では、導入が進んでいるのは30%にも満たず、まだまだOCRを含むデータ活用に取り組めていない実態がうかがえます。
また「製造記録」「設計資料」「検査結果」「介護記録」など、業種特有のフォーマットの読み取りに課題があり、その先のデータ活用にはまだ至っていない企業が多いことが明らかになりました。
■AI OCR導入の課題解決に役立つ「業界別ユースケース」を掲載
本資料では、調査でAI OCRのニーズが大きかった業界を中心に、AI OCRのユースケースをまとめました。活用できるデータの例と、読み取ったデータの分析方法、業務への活用方法を掲載しています。これまでAI OCRによる読み取りや活用が難しかったフォーマットのデータにも焦点を当て、本ソリューションを用いた新たな活用アプローチを解説します。
<掲載例>製造業でのAI OCR活用
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読み取るデータ:紙でしか存在しない手書きの点検表・記録表
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分析方法:傾向分析
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得られるアウトプットの例
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本ソリューションのポイント:人によって表現が異なる手書きへの柔軟な対応が可能。取り消し線や訂正印、複数行記載などの様々な記載方法への対応力
掲載されている業界:製造、金融、医療、社会インフラ、保険、介護
■業界最高水準の認識精度と、非構造化データ活用に強いデータ基盤で「現場データ」の有効活用を支援
本ソリューションは、業界最高水準の高い認識精度(※2)をもつ東芝デジタルソリューションズのAI OCR技術と、ノーコードで非構造化データを変換するDATAFLUCTのデータ基盤「AirLake」の連携により、紙書類のデジタル化に留まらず、データ活用までシームレスに実現します。
東芝デジタルソリューションズの「AI OCR文字認識サービス」について
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最新のAI技術を活用した認識エンジンで、さまざまな書式の帳票に対して高い認識精度を実現
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「接触文字」「枠線にかかった文字」「つづけ字」など、手書きの文書で見られる様々な文字も高精度で認識可能。取り消し線や訂正印の読み飛ばし、イメージスキャンの際の画像劣化にも対応
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「定型読取」「非定型読取」「プリセット読取」など業務用途に応じた4つの読取モードと帳票識別
DATAFLUCTの「AirLake」について
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高精度なデータの意味付けや、既存システム連携、BI連携を実現
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データ活用に必要なプロセスをプラットフォームサービスとしてトータル提供し、マルチモーダルなデータの取扱いを容易に
東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役常務 月野 浩 氏のコメント
東芝デジタルソリューションズはDATAFLUCTによる「AI OCRによる読み取りからデータ分析までを網羅したワンストップソリューション」の展開とホワイトペーパーの公開を歓迎します。
データ活用の重要性がいっそう高まる中、これまで読み取りや活用が難しかったデータの活用アプローチが詳述された本ホワイトペーパーは、製造、社会インフラをはじめ、幅広い業種のお客様のデータ活用を促進するものと確信しています。 今後もDATAFLUCTの持つ製品・サービスとの連携を拡充し、お客様の幅広いデータ活用ニーズにお応えして参ります。
■本資料に関するお問い合わせ
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「AirLake」サービスサイト https://service.datafluct.com/
東芝デジタルソリューションズの「AI OCR文字認識サービス」についてのお問い合わせは下記までお送りください。
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東芝デジタルソリューションズWebサイト https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/mojigazou.html
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メールアドレス tdsl-OCR-cloud@ml.toshiba.co.jp
■本資料をわかりやすく解説する、無料ウェビナーを開催
セミナー名:読み取り→データ分析・AI活用をワンストップでできる! 東芝×DATAFLUCTのAI OCRのメリット・活用事例を解説
開催日時:7月24日(水) 12:00〜13:00
参加条件:無料・事前申込制
参加方法:お申込後にご登録のメールアドレスに視聴URLをお送りいたします。
セミナー内容
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日本の企業におけるAI OCR導入状況と課題
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業界最高水準の精度を実現した「AI OCR文字認識サービス」でできること
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AI OCR読み取り・データ化から、データ活用・AI分析までを連動させる方法
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【業界別】AI OCR×データ活用・AI分析のメリット、できること
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質疑応答
こんな方におすすめ
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社内のAI活用・DX推進に携わっている
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紙でしか存在しない手書きの点検表・記録表などをデータ化して分析したい
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非定型帳票(申込書、与信審査書など)を データ化し社内システムへ連携したい
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手書きの情報を自動で読み込むことで、ミスや作業時間を減らしたい
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社内の情報を一元管理し、検索やナレッジ共有ができるようにしたい
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現場で記載を行う読みづらい手書き文字でも、正確に読み取りたい
■東芝デジタルソリューションズ株式会社について
東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝の幅広い事業領域の知見とIoTや人工知能(AI)などのデジタル技術や量子関連技術を生かし、お客さまや社会と共に新しいサービスや価値を創造していきます。
本社所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34
代表者:取締役社長 島田 太郎
設立:2003年10月1日
資本金:235億円(東芝100%)
事業内容 :システムインテグレーションおよびIoT/AI、量子技術を活用したICTソリューションの開発・製造・販売
Webサイト:https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html
■株式会社DATAFLUCTについて
株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。
需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金:14億9,712万円(資本準備金含む)
事業内容 :データプラットフォーム構築・運用支援事業、DX推進支援・運用支援事業、サステナブルデータビジネス事業
Webサイト:https://datafluct.com/
公式X:https://x.com/datafluct
Facebook:https://www.facebook.com/datafluct/
※1 東芝デジタルソリューションズによるエキスパートインタビュー調査結果。OCRを含むデータ活用ニーズのある企業がヒアリング対象。(ただし、単純な帳票の読み取りのみを希望する企業は除外。)
※2 P6813704(座標推定)、P7043670(近接文字抽出)、P2022-121020(重複読み、読み飛ばしの抑制)など多数の特許、複数の国際学会発表実績といった先進的な技術を保有
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