【相模原市】“弁当容器→堆肥→じゃがいも→弁当” SDGsなリサイクルループが完成!
市とパートナー企業がタッグを組んだ、循環型社会に向けた新たな取組が「SDGs弁当」としてカタチになりました
この度、その成果物である「SDGs弁当」を8月22日(火)限定で、相模原市職員生協にて販売します。
バイオマスが含まれるなどの環境配慮型容器は、脱プラスチックという視点では環境に良い反面リサイクルができず、使用済み容器は廃棄せざるを得ない現状があります。
市では循環型社会に向けての取組として、さがみはらSDGsパートナー企業と連携し、上記のような素材とは異なる植物素材由来の容器を回収、堆肥化し、その堆肥で育った農産物を使ってお弁当を作るといったプロジェクトによるリサイクルループを完成。この度その成果物である弁当を限定販売する運びとなりました。
実証実験~商品化への道のり
STEP1:容器の回収
令和4年5月、Ecoinino Japan株式会社が提供する、プラスチックコーディングやラミネート加工が一切無い100%植物由来素材の容器を使ったSDGs弁当を、相模原市職員生協やサイクルイベントの会場で販売し、原料となる容器の回収を行いました。
STEP2:堆肥化
回収した容器は、造園業のかたわら剪定枝等の堆肥化事業を展開している株式会社ワコーグリーンに堆肥化を依頼しました。2か月半程度で容器は跡形もなくなり、成分も通常の堆肥と変わらないものができました。
STEP3:じゃがいも作りに活用
完成した堆肥は、市内の生産農家「相模原大ちゃん野菜」の畑に散布。令和5年3月に畑にじゃがいもを作付けし、6月~7月にかけて無事に収穫されました。
STEP4:じゃがいもはSDGs弁当の具材へ
収穫されたじゃがいもはSTEP1でもご協力いただいた株式会社セラム・グループに渡り、SDGs弁当の具材に生まれ変わります。弁当の容器はその後同様にリサイクルの旅へと出発していきます。
いよいよ完成したSDGs弁当を限定販売
当該堆肥で育ったジャガイモを使ったお弁当(じゃがいもづくしSDGs弁当2種:各800円・限定50食)を特別に販売します。
販売日時:令和5年8月22日(火)11時~13時 ※無くなり次第終了
販売場所:相模原市職員生協(相模原市役所隣接 職員会館1F)
相模原市中央区中央2ー10ー8
https://goo.gl/maps/BMtKsdLadTVg4pfp6
* 一般の方もご購入いただけます。
販売者 :株式会社セラム・グループ
本事業については、回収スキームの構築など、本格的な社会実装に向けてまだまだ課題がありますが、相模原市では様々なパートナーシップにより脱プラスチックや循環型社会の実現を目指します。
※プロジェクトの詳細は相模原市SDGs特設サイトをご覧ください。
https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/circulareconomiy/
※プロジェクト発足時(令和4年5月)のPR TIMES記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000072959.html
さがみはらSDGsパートナーについて
相模原市は、SDGsの理念を踏まえ、地域課題の解決や「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりに共に取り組んでいただける企業・団体等を「さがみはらSDGsパートナー」に認定しています。
今回当プロジェクトで連携しているEcoinno Japan株式会社、株式会社セラム・グループ、株式会社ワコーグリーン、相模原大ちゃんの野菜、相模原市職員生活協同組合は、さがみはらSDGsパートナーに登録しています。
さがみはらSDGsパートナーについての詳しい情報はこちら
https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/sdgs-partner/
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