象印マホービンが「2025年度グッドデザイン賞」を6件受賞

象印マホービン株式会社

象印マホービン株式会社は、炊飯ジャーやオーブンレンジなど、「2025年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を6件受賞しました。

【グッドデザイン賞とは】

グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれています。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

https://www.g-mark.org/

【受賞製品概要と評価コメント】

●ステンレスマグ SU-BA36・48

<受賞製品概要>

片手で簡単に操作できるワンタッチタイプのステンレスマグ。“せん”と“パッキン”が一体化した「シームレスせん」を採用しており、お手入れ手数は「せんセット」と「本体」のたった2点で、丸ごと食洗機で洗うことができます。容量は360mLと480mLの2サイズ、カラーもそれぞれ4色と6色で展開し、子供から大人まで幅広い方に向けています。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/bottle_tumbler/bottle/su-ba/

<審査委員の評価コメント>

せんとパッキンが一体になった「シームレスせん」が特徴的なステンレスマグシリーズの、片手で開閉できるワンタッチタイプのアップデートモデル。他社とは異なりロック機能が開閉ボタンと別にある点は、大きく差別化ができているといえる。使用者の好みに分かれるところではあるが、開閉ボタンとロック機能を明らかに分けて誤動作を防いでいる点は、ユーザーに対しひとつの選択肢を提示できているといえる。新しいモデルは、前モデルよりもすっきりとしたフォルムになっている。大きな進化は構造の見直しにより全高を9mm抑えることができている点で、ユーザーにメリットのある進化といえる。

●電気ケトル CK-PA08

<受賞製品概要>

機能性と使いやすさ、日常生活に溶け込むシンプルなデザインでご好評いただいている「STAN.」シリーズから登場した電気ケトル。子育て・共働き世帯の用途に合わせた給湯ができるように「注ぎやすさ」「安全性」「インテリア性」にこだわりました。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/stan/product/electric_kettle/ck-pa.html

<審査委員の評価コメント>

徹底した安全性と求められる機能性にこだわり、シリーズのアイデンティティと共に美しいプロダクトとしてまとめられている。ベーシックでありながら親しみやすさを感じるスタイリングに、日々の道具としてのちょうどよい心地良さを感じる。機能表現は直感的でわかりやすく、かつ製品全体のまとまりを損ねずに実現されており、デザインとエンジニアリング双方の研鑽を感じる。

●炊飯ジャー NL-EAH10C・18C ※海外モデルのため日本では販売しておりません。

<受賞製品概要>

海外向けマイコン式炊飯ジャー。機能性とスタイリングを心地よく調和させ、グローバルに広く親しまれる製品を目指しました。使いやすさにこだわり、操作性を高めるトップパネルを採用。また、蒸気口セット不要によるお手入れ性の向上も図りました。デザイン面ではたおやかな丸みのある造形で、空間に穏やかに馴染み、おいしさややさしさを感じられる道具としての佇まいを目指しました。

<審査委員の評価コメント>

一般的な家庭において、炊飯器はしまわれずキッチンやダイニングの使い勝手の良い場所に置かれることが多い。道具として無くてはならないが控えめな佇まいは、そうした普通の生活に静かに調和するだろう。形状やディテールに丁寧に作り上げられたプロセスが見え、ベーシックながら良質で、機能や仕様とデザインに一貫性を感じる。図面から作られた工業製品というより、土から作られた食器などに通じる雰囲気を持っている。

●炊飯ジャー NX-AA10・18

<受賞製品概要>

圧力IH炊飯ジャーのフラグシップモデル。象印独自のIHコイルによる“集中加熱”が生み出す「炎舞炊き」のごはんのおいしさをさらに進化。象印史上最高火力の1400Wで部分的に集中加熱することで、お米一粒一粒に伝わる熱を今までよりも強化しました。象印初のカラー液晶採用で、より直感的な操作を可能にします。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/rice/ricecooker/nx-aa/#container

<審査委員の評価コメント>

ブランドのフラッグシップモデルとして、製品群の造形イメージの踏襲をしながら正当で心地良いデザインの進化が実現されている。家電製品において液晶部の刷新は容易なことではないが、この製品に搭載されたブランド初のカラー液晶には、モノクロ液晶では叶わない操作のしやすさとほどよい楽しさがある。製品としての精度感、全体的な仕上がりに美しさを感じる。

●オーブンレンジ ES-LA30

<受賞製品概要>

日常の料理から特別な日の料理まで、“本当に使ってもらえるレンジ”を目指して開発した「EVERINO」シリーズから登場の30Lサイズのオーブンレンジ。レンジの熱源であるマグネトロンを2つ採用した業界初の「ツインエンジン構造」で、時短でおいしく調理ができ、あたためムラを抑えられる、市場にない新規性の高い機能を搭載しました。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/microwave_oven/es-la/

<審査委員の評価コメント>

オーブンレンジのような箱型のキッチン家電はミニマルな表現にまとめたものが多い中、この製品には造形のディテールからくる親しみやすいやさしさがあり、独創的な趣がある。製品シリーズとしてのデザインの在り方に誠実な姿勢と、新しい使い方への挑戦と実現にも開発チームの創意を感じる。

●スチーム式加湿器 EE-FA50

<受賞製品概要>

機能性と使いやすさ、日常生活に溶け込むシンプルなデザインでご好評いただいている「STAN.」シリーズから登場したスチーム式加湿器。子育て・共働き世帯の「静音」「安全性」「インテリア性」のニーズに応えました。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/stan/product/humidifier/ee-fa.html

<審査委員の評価コメント>

スチーム式の良さを最大限に生かし、安全性やお手入れ性に配慮した誠実な製品づくりがなされている。透過性のタッチスイッチにより実現した閑かな佇まいは、合理的でありながらおだやかさを感じる本体の造形を美しく引き立てている。使用時に点灯する操作系は、ユーザーの使うことへの高揚感にも繋がるであろう。機能的な要素を端正にまとめたスタイリング、仕上げの素材感に心地よい落ち着きを感じる。

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会社概要

象印マホービン株式会社

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URL
https://www.zojirushi.co.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号
電話番号
-
代表者名
市川典男
上場
東証プライム
資本金
40億2295万円
設立
1918年05月