観光需要回復元年!特に人気の高まったアクティビティは? アソビュー!、体験者数が増えた遊びランキング TOP10を発表
~トレンドは「ディープ&ユニーク」「タイパ非日常」へ~
サマリー
昨年比180%以上まで、体験者数を1番伸ばしたのは「グラスボート」。沖縄県を中心に本格マリンレジャーの体験者数が増加しました。
「観光案内」や「ガイドツアー」「バスツアー」も昨年比150%以上の人気に。観光地に足を運ぶだけでなく、地元の人からより深いストーリーを聞くユニークな体験が注目されています。
都市部では「脱出ゲーム」「VR体験」など、非日常の世界を堪能する遊びを楽しむ人が増加傾向です。気軽に非日常を楽しむ「タイパ非日常」が遊びのトレンドとなってきています。
調査背景
新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、観光復活元年となった2023年。観光庁の調査*によれば、9月には日本人延べ宿泊者数が2019年同月と同水準、10月には+3.9%となるなどし、国内旅行需要は回復傾向にあります。当社が運営する遊びの予約サービス「アソビュー!」でも昨年を上回る遊びの機会を創出してまいりました。
観光需要が変化した今年、特に人気が集まったアクティビティは何だったのか?体験者数の伸び率が高かった順にアクティビティをランキング形式で発表し、今年と来年の遊びのトレンドを分析します。
*観光庁「宿泊旅行統計調査」(2023年11月30日発表)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001709441.pdf
体験者が増えた遊びランキング
1位 グラスボート(昨年比186%)
2位 観光案内・ガイドツアー(昨年比180%)
3位 日帰りバスツアー(昨年比152%)
4位 沖縄文化・沖縄体験(昨年比142%)
5位 VR体験・VRゲーム(昨年比135%)
水圧で空を飛ぶ・フライボード(昨年比135%)
7位 日本の伝統文化(昨年比128%)
8位 脱出ゲーム(昨年比123%)
9位 パラセーリング(昨年比 121%)
10位 雪遊び・冬遊び(昨年比 116%)
1位 グラスボート
船底がガラス張りになった船に乗り、海中観察が楽しめる「グラスボート」が昨年比186%の体験者数を記録し1位となりました。なかでも沖縄県石垣島での体験がジャンル全体の人気をけん引し、ある事業者では昨年比160%以上の体験予約数を獲得。「ガイドの説明がよかった」「ウミガメに会うことができた」と満足度の高い口コミを集めました。
2位 観光案内・ガイドツアー
昨年比約180%で「観光案内・ガイドツアー」が2位となりました。今年、特に注目を集めたのは京都市観光協会(催行運営:株式会社らくたび)の二条城公式ガイドツアー。現在大河ドラマ放映中の徳川家康にゆかりのある場所で、ガイドブックには載らない話が聞けるとして予約数を大幅に伸ばしました。
3位 日帰りバスツアー
各地の観光名所を効率よく巡ることのできる「日帰りバスツアー」が昨年比150%を越え、3位となりました。沖縄県の各観光地を巡る半日ツアーは施設の入館チケット込みで、「移動効率もコストパフォーマンスも良い」と昨年比約200%の人数が体験しました。また、金沢出発で世界遺産の白川郷、飛騨高山高山を巡る昼食付の1日ツアーも昨年比約200%の体験者数を記録しました。
4位 沖縄文化・沖縄体験
4位は、昨年比142%の体験者数を記録した「沖縄文化・沖縄体験」。琉球衣装レンタルなど、沖縄ならではの文化・歴史を体験できるジャンルのなかでも、シーサー作り体験が人気をけん引しました。粘土から作り上げる本格的なプランや、好きなシーサーと色を選んで絵付けができるライトなプランなどが楽しまれ、事業者のなかには約150%の体験者数を記録しています。
5位 VR(バーチャルリアリティ/仮想現実)体験・VRゲーム
バーチャルな世界に自分が存在するかのような体験が楽しめる「VR体験・VRゲーム」の体験者数が昨年比135%となり、5位にランクインしました。なかでも1番人気を伸ばしたのは、地上300mからの絶景が楽しめる大阪府の展望台「ハルカス300」にある「ハルカスバンジーVR」です。大阪の街へダイブをするかのような疑似体験ができると人気を集め、大幅に体験者数を伸ばしました。
同率5位 水圧で空を飛ぶ・フライボート
「VR体験・VRゲーム」と同じく、昨年比35%増の体験者数を記録したのは水圧を利用して、空中を自由に飛ぶことができる「水圧で空を飛ぶ・フライボート」体験。なかでも沖縄県の事業者では、昨年比約350%もの体験者数を記録。「一度はやってみたかったことをようやく体験できた」等、満足度の高い口コミを集めました。
7位 日本の伝統文化
そば打ちや茶道、着物レンタルなど、日本ならではの伝統文化体験を取り扱う「日本の伝統文化」が昨年比128%で7位となりました。特に人気を伸ばしたのは、東京都にある体験型和カフェ「抹茶カフェ 茶禅」に代表される、和菓子作り体験。美しい見た目を誇る和菓子を作り、自分で点てた抹茶とともにいただく体験は、特に子ども連れのファミリーから支持を集めました。
8位 脱出ゲーム
物語の登場人物となって謎を解き、制限時間内に特定の空間から脱出する「脱出ゲーム」が体験者数23%増で8位となりました。特に、東京都内各地にある事業者全体で体験者数を増やしています。歌舞伎町にある「超密室リアル体験型脱出ゲーム」はレーザートラップなど、映画のようなギミックや仕掛けが楽しめるとして今年は特に多くの体験者数を記録しました。
9位 パラセーリング
海の上を走るモーターボートに引かれ、海や空を見下ろしながら滑空する「パラセーリング」が昨年比121%で9位となりました。特に沖縄県での体験が主流で、なかには昨年比260%を上回る体験者数を記録した事業者もあります。「記念日旅行の思い出として申し込んだ」「旅の思い出になる経験ができた」といった口コミが多く寄せられ、沖縄旅行の思い出を彩る体験として注目を集めたことが分かりました。
10位 雪遊び・冬遊び
スノーシュートレッキングや流氷ウォークなど、冬ならではの体験を楽しめる「雪遊び・冬遊び」が昨年比116%で第10位となりました。冬の野生動物と出会えるナイトサファリ「ピッキオ知床」など、北海道の事業者が多数を占めるなか、昨年比500%以上まで体験者数を伸ばしたのは兵庫県の「たじま高原植物園」です。雪で出来たかまくらのなかで但馬牛のBBQが楽しめるプランが特に好評で、高い人気を集めました。
【総評】
2023年は、沖縄県を中心に海で楽しむマリンレジャーが体験者数を大きく伸ばしました。行動制限解除の一方、物価高などにより海外旅行需要が停滞するなか、リゾート環境を満喫できる「グラスボード」「水圧で空を飛ぶ・フライボード」「パラセーリング」などの本格的なマリンアクティビティに人気が集中したと考えられます。記録的な猛暑に加え、例年に比べて台風が少なかったことも、人気を後押ししたと分析しています。
同時に、地元のガイドや人と交流し、話を聞けるユニークな体験が上位に多くランクインしていることから、地域の魅力を発見するアクティビティの人気も高まりを見せています。観光地を訪れるだけでなく、より深くストーリーを知りたいというニーズがあったと捉えられます。
観光地では現地ならではのディープな体験が重視される一方で、都市圏ではVR体験など脱出ゲームなど、手軽に非日常を味わうアクティビティも人気です。観光地では地域の魅力を味わうディープ&ユニークな体験、都市圏ではタイムパフォーマンスよく非日常が味わえる体験、が2024年以降も好まれていくものと予想しています。
調査概要
【集計期間】2023年1月1日~12月3日
【集計対象】遊びの予約サービス「アソビュー!」掲載事業者
★ランキングは催行実績を基に集計
アソビュー!とは
全国約10,000店舗の事業者と提携し、国内の遊び・体験プログラムを約620ジャンル・約28,000プランを紹介している、週末の便利でお得な遊び予約サービスです。
「パラグライダー」や「ラフティング」など地の利を活かしたアウトドアレジャーのほか、「陶芸体験」や「そば打ち体験」など地域に根ざす文化を活かした魅力的な体験、「遊園地」や「水族館」などのレジャー施設、日帰り温泉など、様々な遊びを掲載しています。
WEBサイト:https://www.asoview.com/
アプリDLはこちら:https://app.adjust.com/138x1dst
アソビュー株式会社について
「生きるに、遊びを」をミッションとし、“遊び”が衣食住に並ぶ人生を豊かに彩るものとして、Well-Beingな社会の実現を目指しています。
休日の便利でお得な遊びの予約サイト「アソビュー!」、大切な人に思い出を送る体験ギフト「アソビュー!ギフト」、レジャー観光・文化施設向けDXソリューション事業を提供しています。
設立年月:2011年3月14日
資本金:10億円
代表者名:代表執行役員CEO 山野 智久
本社所在地:東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー8F
事業内容:遊びやレジャーアクティビティの予約マーケットプレイス事業、レジャー業界向けDX推進事業など
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