大阪・関西万博「未来の都市」における展示内容を発表
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、8月28日(水)に行われた2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)未来社会ショーケース事業フューチャーライフ万博「未来都市」パビリオン(註1)メディア向け発表会において、協賛者として、当社の展示内容を発表しました。
当社は「未来の都市」パビリオンの「交通・モビリティ」ゾーンにおいて、『WIND VISION』を展示コンセプトに掲げ、究極の自然エネルギーである“風”を捉えて水素を製造、運搬する次世代のゼロエミッション船「ウインドハンター(註2)」を展示します。可動式の大型模型を中心に、大型スクリーンを用いたオリジナル映像を組み合わせ、暮らし・産業・エネルギー、社会変化の根底に流れる、船が生み出すムーブメント=“風”を表現します。
【イメージパース】実展示ではより現実性を備えた最新のウインドハンター模型をご覧いただきます。
当社展示は来場者参加型の体験演出、多様な映像、展示エリアを共に運営する川崎重工業株式会社(以下、「川崎重工」、註3)との特別演出、で構成されています。万博ならではの体験型展示を通じて、従来の「船」や「海運」の概念や常識を覆す、新しいモビリティの可能性を感じていただくとともに、来場者の方々の海や地球環境全体に対する興味・関心を引き出し、未来を共創するきっかけを提供します。
【大阪・関西万博 当社出展概要】
■会期:2025年4月13日(日)→10月13日(月・祝)
■出展エリア:「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオン 「交通・モビリティ」ゾーン
■展示コンセプト:「WIND VISION」
■展示ティザー動画:https://www.youtube.com/watch?v=vjicPWN81Fg
■展示の内容:
①"Wind Vision attraction"…全長3m以上×全高2m以上のウインドハンター模型を配置、来場者がウインドハンターに向かって起こす風に合わせて帆が拡縮、回転。その風を使って航行し、水素を製造、供給していく仕組みを、大型スクリーンの映像と模型を連動させ、楽しく直感的に学んでいただく、来場者参加型のアトラクションです。
②多様なオリジナル映像…大型スクリーンを用いて、テーマに沿った5つの映像をそれぞれ全く異なった演出で放映します。海運の今とこれからの船が果たす役割、人と船の進化と可能性などを分かりやすくお伝えします。
③川崎重工業とのコラボ企画…1日に数回、川崎重工と当社の展示エリアとスクリーンを一体的に使った特別演出を行います。ウインドハンターが製造、運搬した水素を川崎重工業が展示する水素モビリティに供給し、活用するシーンを表現。両社で描くダイナミックな水素サプライチェーンを迫力ある映像と演出で体感いただきます。
※展示内容は予告なく変更となる場合があります。
当社グループは、2023年8月に大阪・関西万博への協賛を発表しました。経営計画「BLUE ACTION 2035」において、環境戦略を主要戦略の一つとして位置付け、2050年までのネットゼロ・エミッション達成と、人・社会・地球のサステナブルな発展を実現するための取り組みを進めていきます。
註1) 「未来の都市」は、未来社会ショーケースの基幹事業で、博覧会協会と協賛12者の企業・団体に よる共同出展事業であり、大阪・関西万博の中でも大規模なパビリオンです。博覧会協会と協賛12者が共創した「15のアトラクションによる未来体験」が魅力のひとつです。詳細は以下のプレスリリースをご参照ください。
2024年7月17日付 「未来の都市」パビリオンの展示内容の第1弾を発表
2024年8月28日付 未来社会ショーケース事業・フューチャーライフ万博「未来の都市」パビリオンの展示内容(個者展示)を発表~15アトラクションによる未来体験、全貌を公開~
(註2) 硬翼帆式風力推進装置「ウインドチャレンジャー」の技術と、洋上風力で航行しながら水素を創る・貯める・運ぶを兼ね備えたグリーン水素生産船「ウインドハンター号」のノウハウを活かし、完全ゼロエミッションを達成するプロジェクトです。
風と水素で、未来を創る。WIND HUNTER(ウインドハンター)
(註3) 川崎重工HP:https://www.khi.co.jp/expo2025/index.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像