特別運行「DL大樹」栃木から会津西街道を北上 ―会津おもてなしの旅― 好評発売中!
日本の心が今も根づく、未知の街道へ⋯ 「会津ごころガイド」と歩く、初めての会津深堀り体験

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株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:澤田博之)は、会津の人が大切に守り続ける「会津ごころ」と出会う1泊2日の旅行商品を発売いたしました。
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「会津ごころ」とは、会津人が歴史とともに育んできた代表的な気質です。過去を未来につなぐ継承力、何度でも立ち上がるしなやかさ、心を込めたおもてなしを感じていただけます。
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本ツアーでは「DL大樹」で会津西街道を北上し、会津地方の観光・食・農業・歴史文化など、多彩な魅力をご案内します。
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現地の生産者や酒蔵の蔵人との触れ合いを楽しめるほか、「DL大樹」車内では専門ガイドが車内放送より「会津ごころ」が育まれた背景とともに、魅力ある会津をたっぷりとご案内いたします。
1 旅行商品の概要

商品名:特別運行「DL大樹」栃木から会津西街道を北上 ―会津おもてなしの旅―
出発日:2025年10月25日(土)
旅行代金:大人(小学生)76,000円(71,000円)/1室2名利用・首都圏発着
募集人員:40名(最少催行人員 30名)
2 ツアーポイント
(1)会津3市町を巡る

【会津若松市】
会津若松市は福島県西部に位置し、藩政時代から城下町として栄えてきました。シンボルである「鶴ヶ城」は難攻不落の名城として知られ、幕末の戊辰戦争では会津藩の舞台となりました。現在も白亜の天守閣が市街を見守り、歴史を肌で感じられるまちです。行程1日目は、以下のいずれかのコンテンツをお楽しみいただけます。
① 戊辰戦争から復興した会津人の逞しさ
城下町・七日町に残る歴史資源やまちづくりを通じて、幕末の動乱を乗り越えた会津人の精神とその逞しさに触れていただきます。
【ご案内人】庄司 裕 氏
1947年会津若松市生まれ。テレビCM制作会社、地方新聞社の記者などを経て、現在(有)企画キャップ代表取締役。約30年前から七日町通りまちなみ協議会やいにしえ夢街道協議会の立ち上げに参画するなど会津若松市のまちづくりに関わる。会津史学会会長。著書『会津人の誇り』(共著・歴史春秋社)。
② 地域に根付く会津文化
衣食住に息づく暮らしの知恵や伝統、サムライシティ会津としての誇り、茶の湯に象徴される心の豊かさ、多彩な文化が織りなす会津の魅力をわかりやすい解説とともにお楽しみいただけます。
【ご案内人】関 昌邦 氏
伝統工芸「会津塗」を未来に繋げる商品開発や地域活性化に取り組む関美工堂。2022年にはカフェやセレクトショップを併設したヒューマンハブ天寧寺倉庫をオープン。この土地が記憶する「命を繋ぐ暮らしの文化」や「精神を養う心の文化」は世界に知って欲しい魅力に溢れています。今までの会津観光にはない新しくて面白い解説講話。

また、行程2日目は会津の歴史や鶴ヶ城、そして城下町を深く研究し、発掘調査にも携わる専門家ならではの解説をお楽しみいただけます。通常の観光では訪れることのない特別な景色や、なかなか聞けない貴重なお話に触れる、まさに一期一会の体験です。
【ご案内人】近藤 真佐夫 氏
1957年会津若松市生まれ。1992年に会津若松市役所に入庁し、若松城跡、神指城跡、御薬園、松平家墓所、城下の武家屋敷など数多くの発掘調査を担当。 歴史ある建築物の保存活動や、郷土の誇りが学べる施設『会津若松市歴史資料センター まなべこ』での歴史散策の講座の講師も行う。また、2016年に放送された『ブラタモリ』では、城下町の痕跡を探し求めるタモリさんのガイド役を務める。論文等として「若松城跡」・「神指城跡」『織豊系城郭とは何か』、「黒川城」・ 「神指城」『東北の名城を歩く 南東北編』、「会津藩の思想と儒教・神道の実践」『近世大名墓の考古学』、「近世の瓦」『考古学調査ハンドブック18 古瓦の考古学』など。
【下郷町】
江戸時代、会津若松と日光を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた大内宿。今もなお、茅葺屋根の家並みが続き、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。住民一丸となって守られてきたこの美しい景観の中で、タイムスリップしたような世界観を体感いただけます。
ツアーでは大内宿町並み、展示館を専門家によるガイドのもと、 江戸時代の宿場町の歴史と文化をわかりやすくご案内する他、普段は公開されない「茅葺技術の継承場」を特別に見学。茅葺職人の田沼一俊 氏による解説を聞きながら実際に茅に触れ、伝統技術の重みを体感できます。


【ご案内人】田沼 一俊 氏
会津若松市と日光市を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた大内宿。重要伝統的建造物群保存地区にも選定され、住民一丸となり景観保全に取り組んでいる。その中で茅葺職人として、茅葺の伝統や技術の伝承に取り組んでいる。

【南会津町】
行程2日目の南会津町では江戸時代から続く革新を続ける酒造「会津酒造」の蔵人 渡部 裕高 氏による酒造の解説をお楽しみいただけます。
酒造内では酒造りの思いや伝統技術についてガイディング 、普段公開されていない離れにある大広間にて、日本酒のテイスティングをお楽しみいただけます。
※ノンアルコールの甘酒、仕込み水への変更も可能です。
※イベント内容は急遽変更となる場合があります。
【ご案内人】渡部 裕高 氏
330年以上の歴史を持ち、南会津の水と米にこだわった酒造りを続けている会津酒造。伝統を守りながらも革新を恐れず、地域とともに歩む蔵人。南会津の風土と思いが詰まった日本酒を提供している。
(2)特別運行「DL大樹」
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普段は下今市~東武日光・鬼怒川温泉間で運転されている「DL大樹」を下今市駅→会津若松駅間で特別運行いたします。東武鉄道・野岩鉄道・会津若松・JR只見線の4社直通運転で会津西街道を北上する列車旅をお楽しみいただけます。
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車内では宿場町「大内宿」や白虎隊・会津藩士で有名な武士の街「会津若松」の歴史や文化に関する説明や体験を楽しめます。かつて会津西街道が果たした役割、雪深い環境で育まれた会津人の心に触れることで「しなやかさ」と「継承力」を実感できるひとときをお過ごしください。
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DL大樹が途中停車する会津田島駅では、酒蔵のご紹介や生産者のご説明付きのランチもございます。歴史ある祭りと地元の恵みを体験しながら、会津ならではの「おもてなしの心」を感じていただけます。
(3)宿泊は東山温泉「御宿東鳳」

約1,300年の歴史を持つ会津の名湯「東山温泉」は、江戸時代には会津藩主・松平家の“御用湯”としても愛された由緒ある温泉です。その高台に佇むのが、会津若松を一望する温泉旅館「御宿東鳳」です。会津の城下町と鶴ヶ城を眼下に望み、最上階に広がる展望露天風呂「宙(そら)の湯」からは、会津の街並みと山々が一面に広がる絶景をご堪能いただけます。
3 申込方法
「日本の旅、鉄道の旅」サイトにてインターネット限定で発売中です。
※画像はイメージです。
※記載の時刻は変更となる場合がございます。
※記載の内容は、規模な輸送障害や天候不良等により、予告なく変更、中止となる場合がございます。
※掲載コースは、当書面からのお申込みは承っておりません。
※その他、当ツアーに関する留意事項につきましては、上記ホームページでご確認ください。
企画・実施 株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールス
当社ビジョンについて
『観光流動創造を通じて人々の人生を豊かにする 地域と共に新たな価値と持続可能な社会を創る』
旅はリアルに人が動き、まだ見ぬ風景や人々と出会い、新たな発見と驚きがそれぞれの人生を豊かにするきっかけとなるものです。私たちはお客さまとのリアルな顧客接点と、JR東日本グループのネットワークを活用した地域との接点という、唯一無二のユニークなスタイルを持つ観光流動創造会社として、これからも強い信念と情熱を持って、私たちにしかできないことや新しいビジネスモデルをつくり、企業としての個性を磨き続けることで旅の素晴らしさと感動をお客さまと地域へお届けしていきます。

びゅうサステナブルツーリズムプロジェクト
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