マンダム、ミドル男性の「若々しい印象」は、「ほほ」を見て判断されていることを明らかに
マンダム 男の印象肌研究
株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延 以下マンダム)は、見た目の印象を向上させるスキンケア製品の提供を目指し、印象肌研究に取り組んでいます。今回、ミドル男性の「若々しい印象」は、「ほほ」を見て判断されていることを見出しました。
マンダムでは、これまでの研究でミドル男性の「若々しい印象」は肌の明るさに左右されることを明らかにしており、また、「若々しい印象」はスキンケアによって改善されることも確認しています。
今回、第三者がミドル男性の顔を見て「若々しい」という印象を判断する際に、「顔のどの部位を見ているのか」について、アイトラッキング(視線計測)という手法を用いて調べた結果、「目の周辺」に次いで、「ほほ」を最も見ていることが分かりました。しかし、「目の周辺」は、第三者が相手の顔を認識する際にまず見られる部位であることがすでに知られていることから、今回の研究では、第三者が、「若々しい印象」を判断する際には、「ほほ」を見て判断していることが明らかとなりました。
本研究成果は、2017 年9 月9 日~10 日に開催された第22 回日本顔学会大会(フォーラム顔学2017)において発表しました。
【試験概要】
1.第三者によるミドル男性の顔画像の印象評価法
男性(35~49 歳)を対象に3 次元画像カメラ(※1)による撮影を行い、正面の顔画像を2 次元で出力した計40 枚の顔画像について、第三者である評価者(20 代、40 代の男女計19 名)が「若々しい」という印象を判断する際に、顔のどの部位を見ているのかを、アイトラッカー(※2)を用いて視線計測しました(図1)。ひとりの評価者に対し、1 枚の顔画像を5 秒間呈示し、その後、「若々しい印象」について5 段階で評価する試験を、計40 枚の顔画像に対して実施しました。また、顔画像の表示順による順序効果を考慮し、顔画像はランダムに呈示しました。
2.顔の各部位の注視時間を解析
顔画像において部位を10 分割し(図2)、各部位の注視割合を下記手順にて算出しました。
①ひとつの顔画像ごとに、評価者全体の、10部位それぞれの平均注視時間(各部位が平均して何秒見られているのか)を算出。
② ①を元に、10部位それぞれの注視時間について、40枚の顔画像における平均値を算出。
③ ②を元に、10部位における注視割合を算出。
その結果、「若々しい」という印象を判断する際には、「目の周辺」を約30%、「ほほ」を約20%注視していることが分かりました(図3)。
しかし、「目の周辺」は、第三者が相手の顔を認識する際にまず見られる部位であることがすでに知られていることから、第三者がミドル男性の「若々しい印象」を判断する際は、「目の周辺」の次に注視割合の高い「ほほ」を見て判断していることが示唆されました(図4)。
マンダムでは、これらの知見と今後の更なる印象肌研究を、ミドル男性向けのスキンケア製品の開発に応用していきます。
※1 3次元画像カメラ:VECTRA H1(Canfield Scientific社製)
※2 アイトラッカー:Tobii Pro X2-60(Tobii Technology社製)
<参照ニュースリリース>
同一男性の肌を約10年前と比較分析。40代男性の「若々しい印象」は、「肌の明るさ」に左右されることを発見(2017年9月26日ニュースリリース)
https://www.mandom.co.jp/release/2017/src/2017092601.pdf
今回、第三者がミドル男性の顔を見て「若々しい」という印象を判断する際に、「顔のどの部位を見ているのか」について、アイトラッキング(視線計測)という手法を用いて調べた結果、「目の周辺」に次いで、「ほほ」を最も見ていることが分かりました。しかし、「目の周辺」は、第三者が相手の顔を認識する際にまず見られる部位であることがすでに知られていることから、今回の研究では、第三者が、「若々しい印象」を判断する際には、「ほほ」を見て判断していることが明らかとなりました。
本研究成果は、2017 年9 月9 日~10 日に開催された第22 回日本顔学会大会(フォーラム顔学2017)において発表しました。
【試験概要】
1.第三者によるミドル男性の顔画像の印象評価法
男性(35~49 歳)を対象に3 次元画像カメラ(※1)による撮影を行い、正面の顔画像を2 次元で出力した計40 枚の顔画像について、第三者である評価者(20 代、40 代の男女計19 名)が「若々しい」という印象を判断する際に、顔のどの部位を見ているのかを、アイトラッカー(※2)を用いて視線計測しました(図1)。ひとりの評価者に対し、1 枚の顔画像を5 秒間呈示し、その後、「若々しい印象」について5 段階で評価する試験を、計40 枚の顔画像に対して実施しました。また、顔画像の表示順による順序効果を考慮し、顔画像はランダムに呈示しました。
2.顔の各部位の注視時間を解析
顔画像において部位を10 分割し(図2)、各部位の注視割合を下記手順にて算出しました。
①ひとつの顔画像ごとに、評価者全体の、10部位それぞれの平均注視時間(各部位が平均して何秒見られているのか)を算出。
② ①を元に、10部位それぞれの注視時間について、40枚の顔画像における平均値を算出。
③ ②を元に、10部位における注視割合を算出。
その結果、「若々しい」という印象を判断する際には、「目の周辺」を約30%、「ほほ」を約20%注視していることが分かりました(図3)。
しかし、「目の周辺」は、第三者が相手の顔を認識する際にまず見られる部位であることがすでに知られていることから、第三者がミドル男性の「若々しい印象」を判断する際は、「目の周辺」の次に注視割合の高い「ほほ」を見て判断していることが示唆されました(図4)。
マンダムでは、これらの知見と今後の更なる印象肌研究を、ミドル男性向けのスキンケア製品の開発に応用していきます。
※1 3次元画像カメラ:VECTRA H1(Canfield Scientific社製)
※2 アイトラッカー:Tobii Pro X2-60(Tobii Technology社製)
<参照ニュースリリース>
同一男性の肌を約10年前と比較分析。40代男性の「若々しい印象」は、「肌の明るさ」に左右されることを発見(2017年9月26日ニュースリリース)
https://www.mandom.co.jp/release/2017/src/2017092601.pdf
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