全社員によるDXを目指して「CSDX戦略」をアップデート
これまでのCSDX戦略における取り組みについて
2021年に掲げたCSDX VISION 「デジタル技術を活用することで、ビジネスを変革・転換し、デジタル時代を先導する企業を目指す」のもと、スマートフォンアプリの内製開発から開始し、社内公募によるデジタル人材の育成拡大や、内製開発による開発コストの削減、ソフトウェア活用による業務効率化、デジタル活用による顧客体験の向上など、取り組みを進めてまいりました。
全社員によるDX実現に向けて
これまでのシステム開発においては、戦略的重要性の高さや開発規模などを考慮し、内製開発もしくはITベンダーとのハイブリッド開発にて、デジタル化を推進してまいりましたが、内製開発のリソースには限りがあるため、優先順位の高い案件から着手している状況となっておりました。
今後は、より多くのビジネス課題をデジタル技術で解決していくため、定例的に発生する個人の業務や、短期間での実装が必要な単純作業など、事業ごとの特性や解決したい課題内容に合わせて、専門的な知識やスキルが不要な「ノーコード・ローコード開発」で解決していく体制の構築を目指し、以下取り組みを推進しています。
1.課題解決に適したノーコード・ローコードツールの選定
事業ごとの特性や解決したい課題内容に合わせた適切なツールをデジタル部門が選定するため、「ノーコード・ローコードツール標準ガイド」を設けており、事業部門の知識習得や技術活用を目指してまいります。
2.デジタル認定制度の開講による知識習得と活用機会の拡大
2023年10月より社員が自ら手挙げで参加でき、データ活用などのデジタル技術に関する知識を習得するデジタル認定制度を開講しました。e-learningや、独自の自主学習コンテンツを用意しており、業務の隙間時間に学習できる環境を整えています。
3.業務時間の4割を開発業務と兼務するプロジェクトの推進
ノーコード・ローコード開発担当者が自部門の課題を解決することを目的として、プロジェクトを推進しています。事業部門の開発担当者はデジタル部門の伴走者とチームを組成し、業務時間の4割(週2日)をノーコード・ローコードツールの知識学習の時間にあて、事業部門の課題解決に取り組むプロジェクトを推進しています。
また、生成AIを活用した各種システムを導入することで、全社員の生産性向上に向け、業務プロセスの抜本的な改革に向けて取り組んでまいります。
※生成AIに関する取り組みについては、本日発表のリリースの「生成AIを軸とした業務プロセスの見直しを推進-全社員が活用できるAIツールを内製開発」をご参照ください。
CSDX推進目標と進捗について
「CSDX TARGET 2024」として、2024年度中に、以下4つの推進指標の定量・定性目標の達成を 目指しています。
<参考:詳細資料について>
■クレディセゾンのCSDX(企業サイト):
https://corporate.saisoncard.co.jp/business/csdx/
■CSDX戦略 詳細資料(PDF):
https://corporate.saisoncard.co.jp/business/csdx/pdf/csdx_231220.pdf
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