松尾スズキ氏が京都芸術大学 舞台芸術研究センターの教授に就任。学生と共に舞台芸術作品を創作するプロジェクトがスタート!来年2月に作品を春秋座で発表します。
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)舞台芸術研究センターの教授に作家、演出家、俳優の松尾スズキ氏が就任いたしました(2023年4月1日付)。松尾スズキ教授と学生が共に舞台芸術作品を創作するプロジェクトがスタートし、来年2月に京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内)で作品を発表します。
- 松尾スズキ教授の就任について(舞台芸術研究センター所長より)
京都芸術劇場という「場」をもつ本学からしか生まれない芸術表現を「今、ここ」でこそ可能な出会いから生まれることを期待しています。
舞台芸術研究センター所長・教授 安藤善隆
- 松尾スズキ・リアルワークプロジェクトとは
作家・演出家・俳優・大人計画主宰・シアターコクーン芸術監督である松尾スズキ教授と共に舞台芸術作品を創作するプロジェクトです。全学科の学生に対して募集・選抜を行い、最終成果として作品を京都芸術劇場 春秋座で発表します。
作品は読売文学賞受賞作でもある「命、ギガ長ス」(作:松尾スズキ)。場面ごとに演者を入れ替える形で上演を目指します。演劇創作における発想の仕方や身体論まで舞台芸術のみならず芸術全般を考察し、その特性について理解した上で、舞台芸術作品公演を行う実践的なプロジェクトです。
- スケジュール(概要・予定)
5月〜1月:授業内では学生と舞台芸術全般にわたる最新の知見も共有。「命、ギガ長ス」(2019年)「命、ギガ長スW」(2022年)の公演映像も活用しながら安藤、林氏が授業を進め、松尾教授が直接指導にあたります。
2月下旬:京都芸術劇場 春秋座で公演を予定しています。
- 松尾スズキ教授
作家、演出家、俳優。1988年大人計画を旗揚げ。
多数の作品で作・演出・出演を務める。
97年「ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~」で第41回岸田國士戯曲賞受賞。
08年映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。
小説「クワイエットルームにようこそ」「老人賭博」「もう『はい』としか言えない」は芥川賞候補に、主演したテレビドラマ「ちかえもん」は第71回文化庁芸術祭優秀賞ほか受賞。
19年には正式部員は自身一人という「東京成人演劇部」を立ち上げ、「命、ギガ長ス」を上演、同作で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。
20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任。
- 舞台芸術研究センターとは https://k-pac.org/
■ 京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
13学科23コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。
芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:13学科23コース(美術工芸学科、マンガ学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)
在籍者数:3,926名(芸術学部 正科生、2022年5月現在)
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