【27卒就活速報】上位校・優秀層が選ぶ志望業界は? 文系は「官公庁」が急浮上、理系は「大手メーカー」への人気が集中
文系は安定、理系はスキルを追求する傾向が鮮明に。旧帝大・早慶ら学生約800名の“企業選びの軸”を調査
株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役 出谷昌裕)は、旧帝大・早慶・GMARCH等の上位校を中心とした2027年卒業予定学生827名を対象に「志望業界ランキング」を実施しました。本調査は、一般的なランキングでは見えにくい「優秀層」に特化した志向の変化を明らかにし、企業の戦略的な母集団形成を支援することを目的としています。
調査背景
新卒採用の早期化・二極化が進む中、多くの企業が「優秀な学生との接点が持てない」という課題を抱えています。一般的な就職人気ランキングは学生全体の傾向を示す一方、上位校学生の動きはそれとは異なります。優秀層をターゲットとする企業にとって、彼らが「どの業界を」「どのような理由で」志望しているのか、文理別の解像度を高めることが、母集団形成の精度を左右する極めて重要な局面を迎えています。
調査結果
本調査では、上位校学生の志望業界を文系・理系に分けて調査。それぞれに特有の傾向と、採用担当者が注目すべきインサイトが浮き彫りになりました。
【文系優秀層】「金融」が不動の1位。一方で「官公庁」が急浮上し、「外資コンサル」は大幅下落
「金融」が17.4%で3年連続1位(前年比+3.4pt)。「官公庁・公社」が前年から順位を8つ上げ4位(8.1%)にランクインした一方で、「外資コンサルティング」は14位へと大きく後退しました。


「金融」「官公庁」の志望度が上昇していることから、「社会インフラとしての盤石さ」や「福利厚生」をより求める傾向が見られ、26卒以上に「安定した職を選びたい」という志向が強まっていると言えるでしょう。しかしこれは単なる保守化ではなく、「安定した基盤の上でこそ、DXやグローバルといった付加価値に注力でき、結果として自身の市場価値を最大化できる」という、戦略的なリスクヘッジ志向の表れです。そのため、企業は「安定」だけを謳うのではなく、その裏側にある「変革のスピード」を提示することが、優秀層を惹きつける鍵となります。
【理系優秀層】「大手メーカー」への人気集中。上位2業種で35%を占める独占状態
「機械・電機系メーカー」と「化学・素材系メーカー」が17.5%で同率1位。特に機械・電機系は前年比で6.1ptも増加し、3位以下の「食品メーカー(11.1%)」等に6pt以上の大差をつけています。


理系優秀層は、自身の専門性を実社会で直接活かせる「ものづくり」への回帰を強めています。特にメーカー人気が再燃している背景には、「確実な技術基盤を持ち、世界と戦える専門スキルを武器にしたい」という意欲があると考えられるでしょう。彼らに対しては、研究内容をビジネスにどう繋げるかという「具体的なキャリアの解像度」を早期に提示することが、他業界への流出を防ぐ決定打となります。
RECCOOからの提言
1.「業界」の先入観を書き換え、個別のインサイトに深く刺す
RECCOOの過去の調査では、学生の4割以上がまず「業界」で企業を絞り込むというデータもあり、人気業界以外の企業はそもそも優秀層の視界に入りにくくなっているのが現状です。これまで多用されてきた「上位校だからこのメッセージを送る」といった、学群で一括りにしてスカウト文を作成する手法は、もはや通用しにくくなっていると言えます。
母集団形成を成功させる鍵は、自社の業界イメージをそのまま伝えるのではなく、学生の動機を逆手にとった「情報の見せ方」にあります。文系の「堅実な安定の中で成長したい」、理系の「専門スキルを武器にしたい」といった、今回の調査で判明した異なるインサイトに合わせ、スカウト文面や説明会のスライドを個別に設計し直すとよいでしょう。
自社がランキング上位業界でなくとも、「実はこの業界こそ、金融より堅実にスキルが身につく」「メーカーより裁量を持って技術を形にできる」といった、学生一人ひとりの「業界選びの軸」に合わせたメッセージへと最適化することが、開封率や参加率を高める最短ルートとなります。

2. 具体的な「働き方のイメージ」を届ける社員を登壇させる
「外資コンサル」への関心が低下し、「官公庁」や「大手メーカー」といった盤石な組織が選ばれている背景には、「地に足のついたキャリア」へのニーズがあると言えます。しかし、優秀層は「安定した組織に入って、自分の成長が止まってしまわないか」「大きな組織の歯車になってしまわないか」という、漠然とした不安を抱えながら志望先を選んでいます。
だからこそ、インターンシップや面談の場において、「この会社で具体的にどんな力を身につけられるのか」を等身大で語れる若手社員との接点を設けることが重要です。単に社員を紹介するだけでなく、その社員が「入社後、具体的にどんな壁にぶつかり、どんなスキルを磨いてきたか」を自分の言葉で話せる場を設計してください。
憧れの対象としてではなく、数年後の自分の姿としてリアルにイメージできる社員をフロントに立てることで、学生の「ここなら自分らしく成長できる」という納得感が、最終的な入社意欲へとつながります。
株式会社RECCOOでは、企業の採用活動を支援するため、定期的に学生へのアンケート調査を実施し、その結果をもとにレポートを作成しております。
27卒学生の志望業界ランキングについて、より詳細なデータをご覧いただける『27卒800名調査レポート』をご用意しましたので、ぜひダウンロードして、貴社の採用戦略にお役立てください。
▼【27卒800名調査レポート】27卒志望業界ランキングと全19業界別業界イメージ 編
調査概要
調査対象:27卒学生
実施日:2025年10月1日〜11月16日
有効回答者数:827名
調査方法:インターネットによるアンケート(株式会社RECCOOが提携する学生団体等にて実施)
調査結果詳細:

株式会社RECCOO
「社会の核となりうる人材を育み、ともに戦い続けられる社会を創ることで、日本の産業競争力を高める。」をミッションに、2014年の設立以来、クライアント企業の皆様の課題と向き合い、ご支援してまいりました。
今の日本のビジネスの現場には、素晴らしい才能に恵まれた知的生産性の高い人材が、必ずしも「創造的な仕事」に活躍の場を見出せていない現状があります。
私たちは、一人ひとりの才能が、真に日本の経済を強くすること、日本の社会を豊かにすることに活かされるよう全力で貢献してまいります。
会社名:株式会社RECCOO
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア3F
電話番号:03-5725-0406
コーポレートサイトURL: https://reccoo.com/
事業内容:
■新卒採用支援事業
・母集団形成支援
・新卒採用コンサルティング/採用コンテンツ制作
・採用実行支援(RPO)
・AIクラウド型適性検査
■組織変革/経営変革支援サービス
・変革リーダーの輩出 / 変革体制の構築
・持続的な収益をもたらす事業体への変革
・収益を最大化する事業組織の構築
【お問い合わせ窓口】
メールアドレス:info@reccoo.com
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