<働く主婦に聞く、子どもの就活への関わり方についてのアンケート>「就活アドバイスしたい」81.7%/オヤカク(親確)への印象「良い」18.4%、「悪い」45.5%
~しゅふJOB総研調査~
主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『就活アドバイスとオヤカク』をテーマに、働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数712件)
■調査結果概要
<オヤカクに「良い」または「どちらかと言えば良い」印象を持つと答えた人>
・丁寧かなと思う(50代:いる)
・親も子供の進路について、把握していることが大切だと思うので(50代:いる)
・本人と違う視点から、その会社なりを見られて良いのではないかと思います(40代:いる)
・内定取り消しの泣き寝入りが減る。親が堂々と口出し出来る(50代:いる)
・隠れブラック企業は、子供には判断出来ないでしょう(40代:いる)
・最近の新人は辞める時の辞め方が酷いことがあるので、働くということに責任を持つんだよと認識してほしいから(30代:いない)
・入社することに、親にも了解は必要かもしれない(50代:いる)
・誠実さを感じて良い(40代:いる)
・子どもが働くことに親も責任を持てるため(50代:いる)
・勝手な理由で内定辞退しないように、親にも承諾を取るのは悪いことではないと思うから(50代:いる)
<オヤカクに「悪い」または「どちらかと言えば悪い」印象を持つと答えた人>
・子供が仕事を始めたら、親は関係ないでしょう?いつまでたっても構うのはどうかと思う(50代:いない)
・単に考えられない。親、親、親って…(50代:いない)
・成人年齢を下げようとしている昨今で、個人として扱うようにしてほしい。内定後、親確の必要性に疑問です(50代:いる)
・社会人となるのに、親も関わるのは過保護すぎると思う(40代:いる)
・内定者を信頼していない印象を受けるから(40代:いる)
・成人した本人が決めていることに本来親の同意は必要ない。そこまでしなければ、繋ぎ止めておけないような印象を受ける(40代:いる)
・何かあれば、家族の責任問題にする(50代:いる)
・親が悪くて仕事が決まらなければ子供に申し訳ない。親子関係にもヒビがはいりそうです(30代:いる)
・それだけ内定後の辞退が多く、同業の中で魅力のない会社なんだと思う(30代:いない)
・バカバカしいにもほどがある(50代:いる)
<オヤカクに良い悪いどちらとも言えないと答えた人>
・就職するということは一人前になるということなのだから、親の意見に振り回されるべきではないと思うが、身近な先輩として親の意見は大きいので仕方ないかなと感じるところもある(50代:いる)
・親確の意味がわからないので(50代:いる)
・いろんな事態にそなえてのことかと、今はそうゆうんだ~と思うだけ(30代:いる)
・就職は、本人の問題だと思います ただ、保証人と言う意味では、しかたのないことかな、と思うこともあります(50代:いる)
・無責任な学生も多いと聞くので、しょうがないのでは?本来は就職には親は関係ないと思うが(40代:いる)
・意図がよくわかりません(40代:いる)
・親確の趣旨が記載されている文面の有無、その内容で印象が変わる(40代:いる)
・親など確認を取れない環境の子もいるので(50代:いる)
・自分の就職活動の頃にはなかったシステムなのでよくわからない。親確についてちゃんと(メリット・デメリットなど)知りたいと思った(50代:いる)
・良い悪いというより企業側が大変そうだと思っているから(30代:いない)
■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
一方、企業が内定者だけではなく親にも入社承諾の確認をとる「親確:オヤカク」の印象について尋ねたところ、「良い悪いどちらとも言えない」との回答が一番多く36.1%。「良い」「悪い」どちらかを選んだ人の比率を比較すると、悪い印象を持つ人の方が良い印象を持つ人の2倍以上という結果となりました。この傾向は、2017年に取得した同じアンケートの結果に近いものです。興味深いのは、子どもへの就活アドバイスに対するスタンスとのクロス集計結果。子どもの就活に積極的にアドバイスしたいと考える人ほどオヤカクへの印象は良く、アドバイスしない方針の人ほどオヤカクへの印象は悪い、という傾向がみられます。特に、「よほど困っている時以外はアドバイスしない」または「一切アドバイスはしない」と回答した人で、オヤカクに「良い印象を持つ」と回答した人がゼロだったのは印象的です。
ブラック企業の存在や会社でのパワハラ・セクハラなど新入社員を取り巻く環境が複雑化する一方で、就活は親離れ子離れのタイミングでもあります。子育てに対するスタンスは人それぞれ。だからこそ、この複雑化する社会環境の中で就活に向き合う親子の一筋縄では行かない葛藤が垣間見えるように感じます。
1.就職活動中の子どもに「アドバイスしたい」81.7% 2.オヤカク(親確)への印象「良い」18.4%、「悪い」45.5% 3.フリーコメントより |
1.就職活動中の子どもに「アドバイスしたい」81.7%
2.オヤカク(親確)への印象「良い」18.4%、「悪い」45.5%
3.フリーコメントより
<オヤカクに「良い」または「どちらかと言えば良い」印象を持つと答えた人>
・丁寧かなと思う(50代:いる)
・親も子供の進路について、把握していることが大切だと思うので(50代:いる)
・本人と違う視点から、その会社なりを見られて良いのではないかと思います(40代:いる)
・内定取り消しの泣き寝入りが減る。親が堂々と口出し出来る(50代:いる)
・隠れブラック企業は、子供には判断出来ないでしょう(40代:いる)
・最近の新人は辞める時の辞め方が酷いことがあるので、働くということに責任を持つんだよと認識してほしいから(30代:いない)
・入社することに、親にも了解は必要かもしれない(50代:いる)
・誠実さを感じて良い(40代:いる)
・子どもが働くことに親も責任を持てるため(50代:いる)
・勝手な理由で内定辞退しないように、親にも承諾を取るのは悪いことではないと思うから(50代:いる)
<オヤカクに「悪い」または「どちらかと言えば悪い」印象を持つと答えた人>
・子供が仕事を始めたら、親は関係ないでしょう?いつまでたっても構うのはどうかと思う(50代:いない)
・単に考えられない。親、親、親って…(50代:いない)
・成人年齢を下げようとしている昨今で、個人として扱うようにしてほしい。内定後、親確の必要性に疑問です(50代:いる)
・社会人となるのに、親も関わるのは過保護すぎると思う(40代:いる)
・内定者を信頼していない印象を受けるから(40代:いる)
・成人した本人が決めていることに本来親の同意は必要ない。そこまでしなければ、繋ぎ止めておけないような印象を受ける(40代:いる)
・何かあれば、家族の責任問題にする(50代:いる)
・親が悪くて仕事が決まらなければ子供に申し訳ない。親子関係にもヒビがはいりそうです(30代:いる)
・それだけ内定後の辞退が多く、同業の中で魅力のない会社なんだと思う(30代:いない)
・バカバカしいにもほどがある(50代:いる)
<オヤカクに良い悪いどちらとも言えないと答えた人>
・就職するということは一人前になるということなのだから、親の意見に振り回されるべきではないと思うが、身近な先輩として親の意見は大きいので仕方ないかなと感じるところもある(50代:いる)
・親確の意味がわからないので(50代:いる)
・いろんな事態にそなえてのことかと、今はそうゆうんだ~と思うだけ(30代:いる)
・就職は、本人の問題だと思います ただ、保証人と言う意味では、しかたのないことかな、と思うこともあります(50代:いる)
・無責任な学生も多いと聞くので、しょうがないのでは?本来は就職には親は関係ないと思うが(40代:いる)
・意図がよくわかりません(40代:いる)
・親確の趣旨が記載されている文面の有無、その内容で印象が変わる(40代:いる)
・親など確認を取れない環境の子もいるので(50代:いる)
・自分の就職活動の頃にはなかったシステムなのでよくわからない。親確についてちゃんと(メリット・デメリットなど)知りたいと思った(50代:いる)
・良い悪いというより企業側が大変そうだと思っているから(30代:いない)
■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より
選考解禁を6月に控え、新卒学生の就職活動は大詰めを迎えています。就活の行く末は学生本人はもちろんのこと、親にとっても大きな関心事のはず。働く主婦層に親として就活のアドバイスを行うかを尋ねたところ、「積極的にアドバイスしたい」「求められたらアドバイスしたい」合わせて8割以上の人がアドバイスしたいと回答しました。
一方、企業が内定者だけではなく親にも入社承諾の確認をとる「親確:オヤカク」の印象について尋ねたところ、「良い悪いどちらとも言えない」との回答が一番多く36.1%。「良い」「悪い」どちらかを選んだ人の比率を比較すると、悪い印象を持つ人の方が良い印象を持つ人の2倍以上という結果となりました。この傾向は、2017年に取得した同じアンケートの結果に近いものです。興味深いのは、子どもへの就活アドバイスに対するスタンスとのクロス集計結果。子どもの就活に積極的にアドバイスしたいと考える人ほどオヤカクへの印象は良く、アドバイスしない方針の人ほどオヤカクへの印象は悪い、という傾向がみられます。特に、「よほど困っている時以外はアドバイスしない」または「一切アドバイスはしない」と回答した人で、オヤカクに「良い印象を持つ」と回答した人がゼロだったのは印象的です。
ブラック企業の存在や会社でのパワハラ・セクハラなど新入社員を取り巻く環境が複雑化する一方で、就活は親離れ子離れのタイミングでもあります。子育てに対するスタンスは人それぞれ。だからこそ、この複雑化する社会環境の中で就活に向き合う親子の一筋縄では行かない葛藤が垣間見えるように感じます。
しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー 1997年愛知大学文学部卒業。テンプスタッフ株式会社(現パーソルホールディングス)に入社し新規事業責任者等を歴任。転職後、執行役員としてキャリアカウンセリングやマーケティング部門を統括するなど、営業・経営企画・人事といった人材サービス事業のほぼ全てのセクションに携わる。業界専門誌『月刊人材ビジネス』では営業推進部部長 兼 編集委員を務め、人材ビジネス企業の経営者に向けた勉強会を企画運営。2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職。 人材サービス業界の『声なき声』を社会に届けるインタラクティブメディア『ヒトラボ https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/』及びフェイスブックグループ『人材サービスの公益的発展を考える会 https://www.facebook.com/groups/jinzai.koueki/』主宰。有識者として内閣府 規制改革会議 雇用ワーキンググループ勉強会への参加、男女共同参画センターでの講演など、主婦人材の活躍推進や人材サービス業界のあり方について積極的な意見提言を行う。 ◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会 ・平成29年度:民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」委員 ・平成29~31年度:労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」委員 ・一般社団法人 日本人材派遣協会 ・派遣事業運営支援委員会委員(平成20~21年)、派遣事業運営支援部会員(平成24年) ◇メディア出演歴 NHK あさイチ 解説/フジテレビ みんなのニュース『ふかぼり』 解説/テレビ朝日 ビートたけしのTVタックル パネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数 ◇寄稿・連載歴 日本経済新聞:私見卓見『日雇い派遣は主婦を助ける』(寄稿)/時事通信『働くデキる女性たち』(連載)など ▼ヒトラボ資料館 『是々非々』 http://zezehihi.wix.com/jinzai |
■調査概要 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式) 有効回答者数:712名 調査実施日:2018年3月14日(水)~2018年3月28日(水)まで 調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者 |
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約16年間で生み出した主婦の雇用数はのべ10万人以上。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働くことができる社会の実現に向け、派遣・在宅・ハイキャリアなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。
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