エース社員の約8割が、離職・転職につながる「不満」あり!半数以上が対策の遅れを認識 〜約8割が今後3年以内の転職を検討している実態〜
株式会社リーディングマーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯田 悠司)は、現在の会社からの離職・転職を検討したことのある企業のエース社員(入社3年以上~10年未満)106名を対象に、エース社員の離職に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
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01|エース社員の約8割が、離職/転職につながる不満あり、その理由、「過剰な期待や責任が集中し、プレッシャーが大きい」(50.6%)など
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02|55.4%が、自身の悩みに対して、「会社は適切な対策を講じていない」と回答
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03|約8割が、今後3年以内の転職を検討、転職先選びでは、「報酬や待遇」(25.4%)や「ワークライフバランス」(20.8%)を重視
本調査のダウンロードはこちら:https://mikiwame.com/resources/wp026.html
■調査概要
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調査名称:エース社員の離職に関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2025年1月6日〜同年1月7日
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有効回答:現在の会社からの離職・転職を検討したことのある企業のエース社員(入社3年以上~10年未満)106名
※1|合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
※2|本調査では、「過去3年間の目標達成率が90%以上を安定的に維持している社員」をエース社員として定義しています。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ミキワメ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■エース社員の41.5%が、「後輩や同僚の相談役として頼られている」と実感
「Q1.あなたが社内で期待される存在として経験したことがあることを、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「後輩や同僚の相談役として頼られている」が41.5%、「会社の成長に貢献できていると評価されている」が37.7%、「目標達成のためのアイデアを求められることが多い」が34.9%という回答となりました。
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後輩や同僚の相談役として頼られている:41.5%
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会社の成長に貢献できていると評価されている:37.7%
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目標達成のためのアイデアを求められることが多い:34.9%
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他メンバーと比較して突出した数値成果を出している:33.0%
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重要なプロジェクトを任されることが多い:28.3%
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部署や組織の課題解決を期待されている:28.3%
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チームの成果を牽引する役割を担っている:28.3%
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経営層から直接期待を伝えられることがある:8.5%
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その他:0.0%
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特にない:7.5%
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わからない/答えられない:2.8%
■現在の会社に入社した決め手、「働き方の柔軟性があった」が43.4%で最多
「Q2.あなたが、現在の会社に入社する決め手となった要素はどれですか。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「働き方の柔軟性があった」が43.4%、「収入や福利厚生が他社と比較して魅力的だった」が33.0%、「自分の市場価値を高められると考えた」が32.1%という回答となりました。
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働き方の柔軟性があった:43.4%
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収入や福利厚生が他社と比較して魅力的だった:33.0%
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自分の市場価値を高められると考えた:32.1%
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会社の事業や成長戦略に可能性を感じた:31.1%
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経営理念やビジョンに共感できた:29.2%
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通勤のしやすさや勤務地の利便性があった:29.2%
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企業の安定性やブランド力を重視した:25.5%
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応募時に面接官や採用担当者に好印象を持った:12.3%
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その他:1.9%
ーワークライフバランスがとりやすそう
ー家から近かった
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わからない/答えられない:0.0%
■入社時に重視した会社の風土や組織文化、「成果に対して公平に評価される仕組みがある」が上位
「Q3.あなたが、入社時に重視した会社の風土や組織文化はどのようなものですか。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「成果に対して公平に評価される仕組みがある」が36.8%、「失敗を恐れず挑戦できる風土がある」が34.0%、「社員が自律的に仕事を進められる自由度が高い環境」が34.0%という回答となりました。
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成果に対して公平に評価される仕組みがある:36.8%
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失敗を恐れず挑戦できる風土がある:34.0%
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社員が自律的に仕事を進められる自由度が高い環境:34.0%
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社員同士が互いに助け合う協力的な文化がある:33.0%
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多様性を尊重する企業文化:29.2%
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社会的意義のある事業を推進している:19.8%
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グローバルな視点を持ち、国際的な事業展開を目指している:19.8%
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顧客第一主義を徹底している:12.3%
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イノベーションを生み出すための制度や文化がある:10.4%
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その他:0.0%
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特にない:7.5%
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わからない/答えられない:1.9%
■約8割が、離職・転職につながる「エース社員ならではの不満がある」と回答
「Q4.自身の離職・転職につながる、エース社員ならではの不満を過去に感じたことがありますか。」(n=106)と質問したところ、「とてもある」が36.9%、「ややある」が41.4%という回答となりました。
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・とてもある:36.9%
・ややある:41.4%
・あまりない:18.9%
・全くない:2.8%
■具体的な悩み、「過剰な期待や責任が集中し、プレッシャーが大きい」「成果を出しても十分に評価されない」など
Q4で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q5.エース社員として過去に感じたお悩みを教えてください。(複数回答)」(n=83)と質問したところ、「過剰な期待や責任が集中し、プレッシャーが大きい」が50.6%、「成果を出しても十分に評価されない」が48.2%、「ワークライフバランスが取りづらい」が42.2%という回答となりました。
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過剰な期待や責任が集中し、プレッシャーが大きい:50.6%
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成果を出しても十分に評価されない:48.2%
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ワークライフバランスが取りづらい:42.2%
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メンタルや身体的な負担が大きい:37.3%
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同僚や上司との関係で孤立を感じることがある:31.3%
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他の社員との公平感に対する不満がある:25.3%
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新しい挑戦の機会が少ない(役割が固定化されている):19.3%
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評価基準が高くなりすぎている(常に高い成果を求められる):19.3%
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チームや部下の育成の負担を強く感じる:14.5%
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その他:0.0%
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わからない/答えられない:0.0%
■55.4%が、自身の悩みに対して「会社は適切な対策を講じていない」と回答
Q4で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q6.あなたが悩んでいる、または悩んだことがあることに対して、会社は適切な対策を講じていると感じますか。」(n=83)と質問したところ、「全く感じない」が15.6%、「あまり感じない」が39.8%という回答となりました。
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全く感じない:15.6%
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あまり感じない:39.8%
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やや感じる:25.3%
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とても感じる:19.3%
■54.3%から、自身の悩みに対して「上司や経営層の理解が不十分」との声
Q4で「とてもある」「ややある」と回答した方に、「Q7.あなたが悩んでいる、または悩んだことがあることに対して、上司や経営層は十分理解していると思いますか。」(n=83)と質問したところ、「全くそう思わない」が14.6%、「あまりそう思わない」が39.7%という回答となりました。
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全くそう思わない:14.6%
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あまりそう思わない:39.7%
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ややそう思う:33.7%
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非常にそう思う:12.0%
■今後3年以内の転職を検討しているエース社員は、約8割にのぼる
「Q8.今後3年以内に、別の会社への転職を検討する可能性はどの程度ありますか。」(n=106)と質問したところ、「非常に高い」が40.6%、「やや高い」が38.7%という回答となりました。
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非常に高い:40.6%
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やや高い:38.7%
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あまりない:19.8%
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全くない:0.9%
■転職先選びで妥協したくないポイント、「報酬や待遇」や「ワークライフバランス」が上位。転職先で求める要素は多岐にわたる
「Q9.転職先で「ここだけは妥協したくない」と感じる点を1つ選んでください。」(n=106)と質問したところ、「報酬や待遇」が25.4%、「ワークライフバランス」が20.8%、「働き方の柔軟性」が14.2%という回答となりました。
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報酬や待遇:25.4%
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ワークライフバランス:20.8%
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働き方の柔軟性:14.2%
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キャリア成長:9.4%
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組織文化や風土:8.5%
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良好な人間関係やサポート:6.6%
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事業の将来性:5.7%
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公平な評価制度:5.7%
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社会的意義のある事業:0.9%
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挑戦的な仕事やイノベーションへの関与:0.0%
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その他:0.0%
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わからない/答えられない:2.8%
■まとめ
今回は、現在の会社からの離職・転職を検討したことのある企業のエース社員(入社3年以上~10年未満)106名を対象に、エース社員の離職に関する実態調査を実施しました。
まず、エース社員が現在の会社に入社した決め手では、「働き方の柔軟性があった」(43.4%)、入社時に重視した会社の風土・組織文化では、「成果に対して公平に評価される仕組みがある」(36.8%)が最多となりました。一方で、約8割が、離職・転職につながる「エース社員ならではの不満」を感じており、具体的な悩みとして、「過剰な期待や責任が集中し、プレッシャーが大きい」(50.6%)や「成果を出しても十分に評価されない」(48.2%)を挙げています。また、55.4%が、自身の悩みに対して「会社は適切な対策を講じていない」、54.3%が、自身の悩みに対して「上司や経営層の理解が不十分」と回答しました。さらに、今後3年以内の転職を検討しているエース社員は約8割にのぼり、転職先選びで妥協したくないポイントでは、「報酬や待遇」(25.4%)や「ワークライフバランス」(20.8%)が上位に挙がっています。
今回の調査では、エース社員の多くが、離職や転職に直結する悩みを抱えている実態が明らかになりました。特に、エース社員の転職意向が高まる一方で、転職先で求める要素が多岐にわたることから、採用市場での優秀人材の確保が一層困難になっている現状が浮かび上がっています。慢性的な人材不足が続く中、企業は新規採用に注力するだけでなく、エース社員の離職リスクを低減し、既存人材の定着に向けた取り組みを強化する必要があります。心理的安全性の確保とサポート体制の充実により、エース社員が安心して活躍できる環境を整備することが、企業の持続可能な成長の鍵となるでしょう。
本調査のダウンロードはこちら:https://mikiwame.com/resources/wp026.html
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■会社概要
会社名:株式会社リーディングマーク
所在地:東京都港区虎ノ門3丁目8番21号 虎ノ門33森ビル10階
代表者:代表取締役社⻑ 飯⽥ 悠司
設⽴:2008年1⽉
URL:https://www.leadingmark.jp/
事業内容:「Personality Tech」を通じたHR事業
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