Spectee、「成田国際空港株式会社」へのAIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』導入事例を公開

〜今後起こりうる事象を予測し、プロアクティブな対応を取ることでリスクを低減〜

株式会社Spectee

防災テックスタートアップの株式会社Spectee(東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、読み:スペクティ、以下Spectee)は、提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』の成田国際空港株式会社(本社: 千葉県成田市、代表取締役社長 田村 明比古、以下成田国際空港)の導入事例を、公式サイトにて公開したことをお知らせいたします。

導入事例URL: https://spectee.co.jp/case/narita-airport/

※下記、成田国際空港様への導入事例インタビューの内容を一部抜粋しています。

■『Spectee Pro』導入前の課題、導入のきっかけ

オペレーションセンターの役割拡大、周辺情報収集が重要に

成田国際空港株式会社オペレーションセンターは、平時緊急時問わず成田空港に関する情報を迅速に収集し、関係機関と連携して対応を行う重要な役割を担っています。

空港内に設置された多数のカメラや関係者からの連絡などにより、リスク情報やトラブルを把握し、安全な空港運営を支えています。

近年、空港運用に影響を及ぼす要素は多様化しており、オペレーションセンターに求められる役割の拡大と対応範囲の増大に伴い、空港周辺、特にアクセス関連情報の重要性が高まっていました。

SNSは、これらの情報を得る上で非常に有効な手段である一方で、手作業での情報収集やその正確性の確認は、時間と労力を要する大きな課題でした。

そんな中『Spectee Pro』なら迅速に正確な情報を取得できると知り、導入に至りました。

■『Spectee Pro』活用例(シーン)

実際の映像で現場状況を的確に把握

昨年、東関東自動車道で車両事故が発生し、二車線が塞がれるという情報が入りました。しかし、言葉だけでは現場の状況を十分に把握できませんでした。

そこで、『Spectee Pro』で実際の映像を確認したところ、瞬時に状況を把握し、関係各所へ迅速な情報共有ができました。映像や画像による確認は、事象を的確かつ迅速に把握するために 非常に有効だと実感しました。

■Spectee Pro 導入後の効果

プロアクティブな対応でリスクを最小限に

『Spectee Pro』の導入により、これまで把握できなかった情報も取得できるようになりました。

例えば、鉄道情報において、空港近隣の路線情報は従前から関係各所との連携で迅速に得られますが、近年は相互乗り入れの増加に伴い、遠方で発生した事象が空港アクセスに影響を及ぼすケースが増えています。

従来は、このような間接的な情報を取得することが難しく、どこまで情報を収集すべきかの判断も困難でしたが、『Spectee Pro』を活用することで、広範囲な情報を効率的に把握できるようになりました。

このように、すぐ先の事象だけでなく「今後起こりうる事象」を予測し、プロアクティブな対応をとることで、リスクを最小限にできる可能性があると考えます。

メンバーのリスク対応力向上で人材育成の効果も

さらに、現場では『Spectee Pro』で得た情報をもとにどうすべきか話し合う機会が増え、メンバーのリスク対応力も向上してきました。

人員や業務負荷を増やすことなく必要な情報が得られ、またリスク対応の人材育成につながることも、『Spectee Pro』導入の大きなメリットです。

導入事例全文を読む

■『Spectee Pro』について

 『Spectee Pro』は、SNSや気象情報、自動車のプローブデータ、全国1万台以上の道路・河川カメラなどを解析し、世界で発生する災害や危機を、迅速に収集、可視化、予測できるAIリアルタイム防災・危機管理サービスです。お客様が必要な情報をリアルタイムに通知、独自開発のAI技術やマップ機能などを活用して、正確かつ整理された情報を瞬時に入手することができ、災害対応やBCPを目的に民間企業・自治体などのお客様にご利用いただいています。なお、地方自治体では、全国の自治体で導入されており、都道府県庁では約7割導入されています。

■株式会社Specteeについて

「”危機”を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報、道路・河川カメラなどのデータから災害やリスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。AIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』は、世界で発生する災害や危機を、迅速に収集、可視化、予測することができ、災害対応や危機管理などを目的に、全国の自治体、報道機関、インフラ会社、メーカー、物流、商社などに導入いただいています。契約数は2024年7月に1000を突破しました。

また、製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービス『Spectee Supply Chain Resilience』は、サプライチェーンを見える化するとともに、サプライヤー周辺で起こる危機を瞬時に覚知し、被害状況や製品への影響、納期の遅れなどを迅速に把握することが可能になります。

<会社概要>

本社:〒102-0076 東京都千代田区五番町 12-3 五番町YSビル 3階

代表者:代表取締役 CEO 村上 建治郎

設立:2011年11月11日

公式サイト:https://spectee.co.jp

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会社概要

株式会社Spectee

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URL
https://spectee.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区五番町 12-3 住友不動産 五番町YSビル 3階
電話番号
03-6261-3655
代表者名
村上 建治郎
上場
未上場
資本金
7億円
設立
2014年02月