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株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
会社概要

Z世代の部活動に関する意識調査

チームの実績よりも部活動内の調和を重視!?求められるのは「寄り添い型」リーダーシップ

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川 あゆみ)が運営する若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキュウラボ)』は、Z世代である現役高校生を対象に、外部調査パネルによるWEB調査とSHIBUYA109 lab.独自ネットワーク(SHIBUYA109 lab.MATE)によるインタビューから「Z世代の部活動に関する意識調査」を行いました。

  SHIBUYA109 lab./https://shibuya109lab.jp

  • 【Z世代の部活動に関する意識調査トピックス】

【1】7割の現役高校生が経験する部活動! 彼らが考える “憧れの部活” とは?

所属部活動ランキングは1位吹奏楽、2位陸上、3位テニス、4位バドミントン、5位がバレーボール。部活動に入る理由の1位は「放課後の時間を充実させたかったから(30.3%)」で、練習頻度は「週5~6回(37.4%)」が最も多く、練習頻度に対しては「適切だと思う」が約7割となっています。


【2】約半数が部活選びで“部員同士の仲が良いこと”を重視! Z世代が部活動に求めるモノ

「部活内に仲がいい友達がいる(48.3%)」が部活動のモチベーションになっているようです。「厳しい」と感じる基準については「怒鳴られることがある・多い(46.0%)」などが挙がり、一方で「ゆるい」と感じる基準としては「自由な時間が多い・部活に関係ない話がしやすい(52.4%)」などが挙がりました。


【3】約7割が「実績<チームの雰囲気」!? 求めるのは 「寄り添い型」リーダーシップ!

「チーム実績よりもチームの調和や仲の良さを重視したい」と回答したのは、67.9%となりました。理想の先輩像は、「気軽に相談しやすい(59.2%)」「丁寧に教えてくれる(58.1%)」などが上位となり、「寄り添い型」のリーダーシップを求めていることがわかります。


【4】SHIBUYA109 lab.所長が分析!「部活の伝統」は受け継がれるものの、SNS外交で変化する?Z世代高校生と社会人「寄り添い型」リーダシップに共通点!

全体的に「伝統的なしきたり」がカルチャーとして残っている様子が見られましたが、SNSでの緩い繋がりにより今後変化する可能性も考えられます。また 高校生にとっての「理想の先輩像」は、Z世代社会人を対象にした「理想の上司像」の調査結果と同様、「寄り添い型」リーダーシップへの変換が求められます。


※公開データの引用・転載の際は、『SHIBUYA109 lab.調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。

※本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。


  • 【1】7割の現役高校生が経験する部活動! 彼らが考える “憧れの部活” とは?

Z世代の部活動について※図1調査したところ、現役高校生の部活動加入率は男性は75.3%、女性は74.1%となり、男性は文化部が約2割、運動部が約5割、女性の場合は文化部が約3割、運動部が約4割という結果となりました。

図1 Q.高校時代の部活動としてあなたにあてはまるものを教えてください。

[単一回答]n=942(男性:283/女性:659)

図1図1

実際に所属していた部活動※図2で多かったのは、文化部では「吹奏楽(19.8%)」「料理(9.6%)」「書道(6.8%)」「パソコン・プログラミング(6.2%)」「写真(5.6%)」、運動部では「陸上(12.2%)」「テニス(11.5%)」「バドミントン(11.5%)」「バレーボール(11.1%)」「サッカー・フットサル(10.7%)」となりました。男女で分けてみてみると、男性は「サッカー・フットサル(12.0%)」「陸上(9.0%)」「卓球(7.0%)」が多くなっており、女性は「吹奏楽(10.5%)」「ダンス(9.6%)」「バドミントン(8.4%)」が多くなっています。

図2図2

憧れの部活動※図3は、男性が「サッカー・フットサル(20.5%)」「野球(16.0%)」「バスケットボール(15.5%)」、女性が「ダンス(41.8%)」「チアリーディング(28.5%)」「吹奏楽(18.4%)」となり、人気だと思う部活動※図4については、男性が「サッカー・フットサル(45.0%)」「バスケットボール(36.5%)」「吹奏楽(32.0%)」、女性が「サッカー・フットサル(47.3%)」「ダンス(46.4%)」「バスケットボール(44.8%)」が上位になりました。

図3図4図3図4

部活動に入る理由※図5について聞いてみると、「放課後の時間を充実させたかったから(30.3%)」「過去同じ部活動をしていたから(28.2%)」「仲が良い友達が欲しいから(26.9%)」などの理由が挙げられています。


図5 Q.あなたが部活動に入る理由を教えてください。

[単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図5図5

平均的な活動頻度※図6を聞いてみると、全体では「週5~6回(37.4%)」が最も多くなりましたが、運動部と文化部で分けてみてみると、運動部は「週5~6回(49.2%)」、文化部では、「週1~2回(36.2%)」という回答が圧倒的に多くなりました。


図6 Q.あなたの部活動の平均的な活動頻度を教えてください。

   [単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239

図6図6

部活動の頻度※図7について、「適切だ」と考えるのは68.6%(運動部66.1%、文化部72.4%)となり、過半数が部活動の頻度について満足しながら活動しているようです。


図7 Q.あなたの所属する部活動に関して、あなたにあてはまるものを教えてください。

[単一回答] n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図7図7

また、SNSアカウントがある部活動に55.6%の回答者が所属※図8していますが、運用目的として「校外の生徒にも活動を知ってもらうため(23.5%)」「活動の内容や思い出を記録するため(21.9%)」「校内の生徒に情報を発信するため(21.4%)」と回答しています。


図8 Q.部活動のSNSアカウントの運用目的を教えてください。

[単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図8図8

  • 【2】約半数が部活選びで“部員同士の仲が良いこと”を重視! Z世代が部活動に求めるモノ

部活動を選択する上で重視していたこと※図9を聞いてみると、全体では「部員同士の仲が良い(47.2%)」「自分の好きな競技や活動内容である(46.0%)」「先輩後輩の仲が良い(37.1%)」という回答が多く、運動部では「部員同士の中が良い(50.4%)」ことが最も重視されており、文化部では「『ゆるい』部活である(49.2%)」が最も重視されていました。


図9 Q.あなたが部活動を選択するうえで重視していた点をそれぞれ教えてください。

 [単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図9図9

実際に所属する部活動の特徴※図10も聞いてみると、「自由な雰囲気である(53.3%)」「人間関係が良好である(51.3%)」「先輩後輩の仲が良い(51.0%)」などが挙げられています。

部活動をするモチベーション※図11としては、「部活内に仲がいい友達がいる(48.3%)」「自分の成長を感じられる(37.6%)」「その競技を極めたい・競技が好き(31.9%)」などが挙げられ、活動内容はもちろん、部活動に関しては人間関係がとても重要であることがわかります。


図10 Q.あなたが所属する部活動の特徴を教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図10図10

図11 Q.あなたが部活動をするモチベーションを教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図11図11

実際にグループインタビューでも、「部活が終わった後に、全員でお菓子を食べながらおしゃべりする時間が毎日あるが、それを楽しみに部活に行っていた」という声がありました。

部活動にもう少し『ゆるさ』がほしい」※図12という質問に対し「あてはまらない」と回答したのは64.4%、「部活動にもう少し『厳しさ』がほしい」という質問に対し「あてはまらない」と回答したのは75.1%とともに過半数を超えており、多くの現役高校生は今の部活動の環境に満足していると考えられます。


図12 Q.あなたの所属する部活動に関して、あなたにあてはまるものを教えてください。

[単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図12図12

Z世代にとって、どのような部活を「厳しい」と感じるのか※図13についても聞いてみると、「怒鳴られることがある・多い(46.0%)」「顧問やコーチが主導権を握っている(41.5%)」「練習頻度が高い(39.9%)」などが挙げられていました。

実際にグループインタビューでは「自分の学校で『厳しい部活』と言われている部活は、顧問がすごく怖い部活のことだと思う」「自分の部活は『厳しい』部活だと思うが、後輩がさぼらないように出席状況や練習姿勢をみていて、気を抜いていたら先輩が注意する」といった声がありました。


図13 Q.あなたはどのような部活を「厳しい」と感じますか。あてはまるものをすべて教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図13図13

逆にどのような部活を「ゆるい」と感じるのか※図14については「自由な時間が多い・部活に関係ない話がしやすい(52.4%)」「練習頻度が低い(45.8%)」「練習時間が短い(42.1%)」と考えているようです。


図14 Q.あなたはどのような部活を「ゆるい」と感じますか。あてはまるものをすべて教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図14図14

  • 【3】約7割が「実績<チームの雰囲気」!?求めるのは “寄り添う” リーダーシップ!

部活動の雰囲気と実績について※図15も聞いたところ「たとえチームに亀裂が入ったとしても実績を残す努力をすべきだと思う」と回答したのは39.1%、「チーム実績よりもチームの調和や仲の良さを重視したい」と回答したのは、67.9%となり、チームの成果よりもやや雰囲気を重視する傾向があることがうかがえます。さらに、組織の在り方として理想的だと思う状態※図16については「皆の仲が良い(57.9%)」「仲間同士で信頼・安心し合える(53.5%)」「団結力がある(51.3%)」といった回答が多く、「実績を残している(37.6%)」といった項目よりも高い数値になっており、ここでも部活に求められているのは良質な人間関係であることがわかりました。


図15 Q.あなたの所属する部活動に関して、あなたにあてはまるものを教えてください。

[単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図15図15

インタビューでも理想の組織について聞いてみると「(強いチームにも憧れはあるものの)仲は悪いけど全国1位!みたいなのはいいとは思わない」「同じ目標に向かってモチベーションを高め合っていけるチームがいい。強いのも大事だと思うが、後で思い返して楽しかったなと思えるのが一番」といった声が聞かれました。


図16 Q.部活動や組織の在り方としてあなたの理想的だと思う状態を教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図16図16

また、理想の先輩像※図17に関しては「気軽に相談しやすい(59.2%)」「丁寧に教えてくれる(58.1%)」「分かりやすい言葉で説明してくれる(48.1%)」などの項目が上位に挙がっており、後輩に寄り添うリーダーシップが求められていることがわかります。この傾向は、過去に行った仕事に関する調査(※1)でも同様の傾向が出ており、Z世代は「寄り添い型」のリーダーシップを求めていることがわかります。


図17 Q.あなたにとって理想の先輩像を教えてください。

[複数回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図17図17

実際にグループインタビューでも、「理想の先輩は、性格が良くて何でも相談に乗ってくれる人」「練習できついことがあった時に、『自分もそういうことがあった』と言って理解してくれると結構救われる。結果を出すとか練習に出るとかは当然だが、後輩の理解者になってくれる先輩がかっこいい」などの声が聞かれました。

最後に、「自分の部活は『ブラック部活』だと思う※図18」について「あてはまる」と回答したのは約3割でした。


図18 Q.あなたの所属する部活動に関して、あなたにあてはまるものを教えてください。

[単一回答]n= 439(文化部:177/運動部:262/男性:200/女性:239)

図18図18

実際にグループインタビューや定量調査で得られた自由回答では、不満を感じるルールとして「水分補給のタイミングが決まっていて、全員同じタイミングで飲む。それ以外は飲めない」「軽い楽器の人はエレベーターを使ってはいけない」などの声があったほか、男性は坊主、女性はショートカットなど、厳しい身だしなみの制限が設けられているケースがありました。

  • 【4】SHIBUYA109 lab.所長が分析!「部活の伝統」は受け継がれるものの、SNS外交で変化する?

      Z世代高校生と社会人「寄り添い型」リーダシップに共通点!

グループインタビューでは、運動部・文化部、強豪校であるかなどによって部活動の実態に違いが見られましたが、 全体的に「伝統的なしきたり」が代々受け継がれ、カルチャーとして残っている様子が見られました。 高校生のコミュニティは学校を中心に構成されていて、大学生・社会人と比較してクローズドで拡散性が低いことから、 ルールの刷新等に関する視点が生まれにくい状況が見受けられます。 そんな中でも、部活のSNSアカウントを運営し、他校の部員や学生との緩いつながりを作るケースも増えていることから、 部活動の在り方が変化するきっかけになるかもしれません。 そして、高校生にとっての「理想の先輩像」は、1月に実施したZ世代社会人を対象にした調査(※1)の「理想の上司像」と ほぼ同じ結果となりました。「周囲を引っ張っていく」リーダーシップから「寄り添い型」リーダーシップへの変換が求められます。

※1 Z世代の仕事に関する意識調査 https://shibuya109lab.jp/article/230222.html


■アンケート調査概要

①WEB調査

調査期間:2023年8月

調査パネル:外部調査会社のアンケートパネルを使用(SHIBUYA109 lab.調べ GMOリサーチ プラットフォーム利用の調査)

居住地:一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)

性別:男女

年齢:15~18歳

対象:高校生

回答者数:439名(男性200名/女性239名)

※文化部または運動部のどちらかに所属している方が本調査対象者

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。

※SC回答はn=942(男性283名/女性659名)


②SHIBUYA109 lab.による定性調査

グループインタビュー

対象者条件:男子4名、女子4名 2G 合計8名

※その他過去定性調査をもとに考察


■SHIBUYA109 lab.概要

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する新しい世代に特化した若者マーケティング機関。SHIBUYA109のターゲットである「around20(15~24歳)」を中心に彼らの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。

設立:2018年5月17日

所長:長田麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント所属)

ホームページ:https://shibuya109lab.jp


■株式会社SHIBUYA109エンタテイメント概要

SHIBUYA109渋谷店(東京都・渋谷区)を中心とした4つの施設を展開。「Making You SHINE!-新しい世代の“今”を輝かせ、夢や願いを叶える-」の企業理念を掲げ、これからを担う新しい世代の今を輝かせ、夢や願いを叶えるため、商業施設運営に留まらないエンタテイメント事業展開を行う。

設立:2017年4月3日

代表取締役社長:石川 あゆみ

ホームページ:https://www.shibuya109.co.jp/

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URL
http://www.shibuya109.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル4階
電話番号
-
代表者名
石川あゆみ
上場
-
資本金
-
設立
1978年01月
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