ガリレイグループ研修・開発拠点「バリューアップセンター」新設に向け地鎮祭を開催
ガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長 福島 豪)は、2027年3月に大阪府大阪市に、研修と開発の拠点となる「バリューアップセンター」を設立します。それに先立ち、2025年10月7日(火)に地鎮祭を執り行いました。

バリューアップセンター建設の目的
当社は、2022年よりガリレイアカデミーと称し、若手社員を中心とした人材力強化と早期活躍支援に取り組んでいます。ガリレイアカデミーでは約1.5か月間で製品の基礎知識から、修理やメンテナンス、施工技術などを学びます。同年12月には大阪府の短期職業訓練校に認定され、ガリレイグループの人材育成の場として、2025年9月末までに195名が卒業し、全国で活躍しています。
この活動をより活性化し、人材育成の強化を図るため、2027年3月に研修・開発拠点「バリューアップセンター」を新設します。バリューアップセンターは、現在のガリレイアカデミーの研修施設としての機能に加え、開発の試験室や宿泊施設、社員寮なども設ける予定です。「人とともに技術を育て、食といのちの未来を拓く育成・開発拠点」をコンセプトとし、次世代のコールドチェーンを担う技術者の人材育成拠点となることを目指しています。将来的には、社外の方にも利用していただけるようにし、業界全体の技術者不足や技術力の底上げに貢献します。
■バリューアップセンターの概要
所在地:〒555-0012 大阪府大阪市西淀川区御幣島2-13-23
敷地面積:2,148㎡
延床面積:4,675㎡ 構造:鉄筋コンクリート造 地上7階建
投資額(見込み):約36億円
施設:研修所、事務所、宿泊、共同住宅
建物着工:2025年10月
建物竣工:2027年3月(予定)
地鎮祭の様子
2025年10月7日に地鎮祭を執り行いました。
当日はガリレイ株式会社の代表取締役社長 福島豪らが参加し、地鎮の儀などを執り行いました。




ガリレイアカデミーの目的
日本では、当社のみならず多くの業界・会社で技術者の高齢化、若年層の離職率の高さなどにより後継者育成の困難さという社会問題を抱えています。その中でも冷凍冷蔵技術は、食のインフラを支えていくうえでなくてはならない技術です。そこで、ベテラン技術者による若年層育成、それによる技術力向上と技術サービスの安定供給を目指し、ガリレイアカデミーの設立に至りました。
ガリレイアカデミーでは、約1.5か月間で製品の基礎知識から修理・メンテナンス、施工技術など、座
学や実機を用いた実習を通じて、即戦力となる人材を育成しています。さらに、国家資格である第三種冷凍機械責任者、第二種電気工事士の資格取得を支援しています。また、将来的には海外にもアカデミーを開校し、アジア各国のバリューチェーンにおける食のインフラを支える人材の育成を目指します。
授業内容例
・実機研修
実際の機器を触りながら、構造・操作方法・メンテナンス・トラブルシューティング・エラー内容の確認方法などを学びます。また、グループに分かれて故障箇所の特定や、診断方法の討議、電気配線制作なども行います。
業務用冷蔵庫やショーケース、製氷機、医療理化学機器など、フクシマガリレイの多様な製品を用意し、より現場に近い状態で作業することが可能です。

・溶接(ろう付け)
公的な資格とは別に、当社独自の認定制度を設けています。配管のサイズや溶接の難易度によって1級と2級がありアカデミーでは、2級の合格を必須としています。

<ガリレイ株式会社 会社概要>
代表者:代表取締役社長 福島 豪
本社所在地:大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18
資本金:2,760百万円
事業内容:持株会社、グループ全体の経営方針策定および経営管理
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