「みんなが喜ぶ京都にする」を掲げてリブランディング「おみやげの店」から「おなじみの店」へ
60年前に誕生したロゴマークを刷新・あぶらとり紙の表紙「よじこ」をコーポレートキャラクターに

よーじやグループ(京都府京都市下京区、代表取締役・國枝 昂)は、「みんなが喜ぶ京都にする」をコーポレートスローガンに、リブランディングを実施します。リブランディングに伴い、1965年にあぶらとり紙の表紙として誕生し国内外問わず多くのお客様に親しまれてきたロゴマークを60年ぶりに刷新いたします。
このたび、より親しみをもっていただきたいという思いを込めて、「よじこ」がコーポレートキャラクターとして誕生いたします。あぶらとり紙の表紙である手鏡に映る京美人のデザインをベースに、Suicaのペンギンなどで知られる人気イラストレーター【坂崎 千春】氏が制作。また、新しい「よじこ」デザインの文房具や雑貨アイテムの発売や、リブランディングを記念して作成したコーポレートムービーも公開いたします。
店頭サインなどは、順次変更してまいります。
■STATEMENT


■CORPORATE LOGO

曲線を用いた、「やさしさ」を感じるデザインへ。同時に、しなやかで凛とした印象も与えます。王道感と現代的な雰囲気を兼ね備え、よーじやの歴史を大切にしながら、新たな挑戦に取り組む姿勢を表現しています。
■BRAND LOGO

よーじやのシンボルとして長年愛されてきた、手鏡に映る女性の像をシルエット化したデザインです。
■特設サイト
■コーポレートムービー(60秒)

■よーじやグループ代表取締役 國枝 昂より
1904年に國枝商店として創業したよーじやは、2024年に120年の節目を迎えました。「よーじや」という屋号は、創業当初の主力商品のひとつである楊枝(現在の歯ブラシ)から「ようじやさん」と地元の方々に呼ばれていたことに由来します。しかし、1990年代にあぶらとり紙ブームが起きてからは“あぶらとり紙のよーじや”に。地元の方々に親しまれていたよーじやは、観光の定番として以前とは異なるブランドとなっていきました。時代とともにあぶらとり紙がおみやげものの定番になる一方で、京都に住む人々にとって近くて遠い存在となっていったのです。
京都の観光業を取り巻く環境もまた、急激に変化しました。観光客の種類も変化し、インバウンドも大幅に増えました。京都自体が日本人にとって気軽に訪れることができる場所ではなくなりつつあり、またその影響は京都に住む人々にも及んでいます。こうした責任の一端は我々にもあると思っています。京都みやげの定番であるよーじやが、今までどおりの商いを続けることは果たして京都のためになるのか、葛藤の日々が続きました。
育ててもらった京都に貢献する。住む人も訪れる人もみんなが喜ぶ京都にする。それこそが、よーじやの代表としてやるべきことだと考えるようになりました。
これまで培ったよーじやブランドを、観光のお客さまだけでなく、地域のみなさまにとってもおなじみのブランドにしていくことはもちろん、本業以外でも京都に貢献できる企業でありたい。そのような想いを持って活動する企業であることをみなさまに知っていただきたく、今回のリブランディングを実施する運びとなりました。
長年使用してきたロゴマークの変更、新たなキャラクターの誕生は大きなチャレンジだと自負しておりますが、よーじやは本気で「おみやげの店」から「おなじみの店」へと変化しようとしていること。京都への想いを持ち活動しているということをみなさまに知って欲しい。そのように思うが故です。
長く愛される企業、ブランドになるようぶれずに活動して参ります。
今後とも、よーじやと「よじこ」をよろしくお願い申し上げます。

◇代表取締役 國枝 昂
1989年京都市生まれ。大阪大学経済学部卒業後に公認会計士試験合格、大手監査法人へ入社。2019年によーじやグループに入社、代表取締役に就任。
■ロゴマーク変更経緯
1904年(明治37年)に「國枝商店」として創業し、舞台化粧道具や、現在の屋号の由来ともなった楊枝などの販売をおこなってきたよーじや。女性の身だしなみに欠かせない手鏡に、美しい京女性が映り込んだ印象的なロゴマークは1965年に誕生しました。それ以来、あぶらとり紙をはじめ、国内外問わず多くのお客さまにこのロゴマークで親しまれてまいりました。
コーポレート、ブランドともに京都みやげの“あぶらとり紙屋さん”を想起されるロゴマークを使用しつづけることは、多くの方々に認識していただけるという強みがある一方で、「おみやげの店」から「おなじみの店」への大きなイメージ転換をおこなうことが難しいと感じロゴマークの変更を決定いたしました。

手鏡に映る女性のデザインは、あぶらとり紙を中心とした商品や店頭など、よーじやブランドの象徴として、引き続き大切に使用します。
■60年前に誕生した「よじこ」がリニューアル!人気イラストレーター【坂崎 千春】氏がデザイン

1965年に誕生し、これまでよーじやの顔として活躍してきた、手鏡に映る女性。
よーじやグループ創業120周年を機に「よじこ」と命名され、社内外問わずたくさんの方々に愛していただいております。
より親しみをもっていただきたいという思いを込めて、このたびキャラクターをリニューアルします。デザインを手掛けるのは人気イラストレーター【坂崎 千春】氏。
おでかけもしたいし、京都をもっと知りたい、という思いから、ときどき手鏡から抜け出してみることにした「よじこ」。よーじやグループが目指す「みんなが喜ぶ京都にする」ために、親しみやすく身近な存在に感じていただけるコーポレートキャラクターとして育ててまいります。
新「よじこ」キャラクターは、今後よーじやグループの顔として、キャラクターグッズの販売や販促物、公式SNSなどで活用して参ります。

◇坂崎 千春氏コメント
昨年の秋に、よーじやの女性のロゴマークをキャラクター化したいという連絡をいただきました。よーじやと聞いてすぐにあぶらとり紙が思い浮かびました。表紙に京美人の顔が印刷された、真四角の小さな紙。京都のお土産といえばこれ。そんな昔から馴染みのある女性のロゴマークをキャラクター化する?それはちょっと難しいけれど挑戦しがいのあるクイズのようで興味をひかれました。
キャラクター化するならば、元のイメージを最大限に生かしながら、新しい魅力を付け加えたい!特徴的な切長の目と横分けの前髪は残して、鼻の形、輪郭を変え、シンプルなワンピース姿に。
古風でおすましをした京美人から、現代の京都に暮らす、やさしくて元気で凛とした「よじこ」が誕生しました。
「よじこ」を皆さんにたくさん知っていただいて、京都で共に暮らしていく仲間になれるといいなと願っています。
◇坂崎 千春(さかざきちはる)
千葉県生まれ。イラストレーター・絵本作家。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。1998年よりフリーのイラストレーターとして活動。
JR東日本「Suicaのペンギン」、千葉県のマスコット「チーバくん」、ヤマトホールディングスの「クロネコ・シロネコ」、東宝の「ちびゴジラ」などのキャラクターデザインを手がける。
著書に『ペンギンゴコロ』『ペンギンのおかいもの』『がんばれ ちびゴジラ』『ぴーちゃんと私』などの絵本や、『イラストのこと、キャラクターデザインのこと。』『いきものとイラスト』『ペンギンアパートメント』などの作品集がある。2024年春に、佐賀県嬉野温泉の和多屋別荘内に、さかざきちはる常設美術館「Penguin Museum 」がオープンした。
■リブランディング記念!「よじこ」グッズ(全16点)が誕生!

発売日:2025年3月27日(木)
販売店舗:祇園本店/四条河原町店/嵯峨野嵐山店/清水店/清水産寧坂店/金閣寺店/大丸京都店/ジェイアール京都伊勢丹店/京都駅烏丸中央口コーナー/京都駅八条口コーナー/札幌ステラプレイス店/北千住マルイ店/ルクア イーレ店/羽田空港第1ターミナル店/羽田空港第2ターミナル店/オンラインショップ/期間限定ショップ
【左上から】
よじこのクリアファイル(全2種)/よじこのエコバッグ(全3種)/よじこの巾着/よじこのネックストラップ/よじこのアクリルクリップスタンド/よじこのステッカー(全3種)/よじこのマスキングテープ/よじこのボールペン(全3種)/よじこのクリアボトル
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