島根県江津市で2拠点目の「保育園留学」スタート。留学先納税・企業版ふるさと納税を活用し、持続的なまちづくりへ
〜江津市あさり地区「あさりこども園」来年度(26年4月〜)の申込開始〜

株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、代表取締役:山本雅也)は、島根県江津市と連携し、1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」を2025年8月より「あさりこども園」にて受け入れ開始しました。江津市での「保育園留学」の拠点は、今回で2拠点目となります。また、あわせて来年度(2026年4月以降)の予約受付も開始いたしました。
▼江津市あさりこども園の「保育園留学」予約・詳細ページ
https://reserve.hoikuen-ryugaku.com/destination/shimane/gotsu/asari
江津市での保育園留学の実績とあさり地区での受け入れ開始背景
島根県江津市では、2023年に江津市跡市・有福温泉エリアにある「里山子ども園わたぼうし」で、森や川などのフィールド活動を中心とする「保育園留学」を開始しました。これまでに、約150家族、500名以上が江津市の保育園留学を体験しています。
江津市では、より子育て家族が江津市を訪れやすくするため、萩・石見空港利用者への航空券助成や留学家族向けのレンタカー事業、さらにふるさと納税を活用した「留学先納税」のなど、地域事業者との連携を通じて、家族と地域が中長期的な関係を築ける仕組みづくりを進めてきました。
このたび、江津市で進める二地域居住や多文化共生の取り組みを拡充するため、新たに、江津市あさり地区でのご家族の受け入れを開始いたしました。

保育園留学とは
保育園留学は、1〜2週間こどもが保育園にのびのび通えて、親は働きながら多様な地域に家族で滞在できる、こども主役の暮らし体験です。こどもには、幼少期に大自然に触れて心身ともに健やかに育つ環境を。ご家族には、仕事も子育てもしながら多様な選択肢を。地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらします。留学先は60地域以上に拡大し、大人こども合わせて約10,000人以上・3,000家族以上にご利用いただきました。(2025年/11月現在)。
江津市あさりこども園 保育園留学の特徴
特徴① :海と森に囲まれた「生活を遊びに変える」園庭環境
あさりこども園の園庭は、海沿いの浜風が抜けるロケーションと、森の緑が交差する自然豊かな立地にあります。園児約40名規模の異年齢保育の中、園庭では、砂山を中心に「登る・隠れる・焚き火を囲む」といった多様な動きを引き出す遊具・空間が配置されており、こどもたちは“遊び”を通じて、挑戦・選択・身体操作・リスクコントロールといった成長の要素を日々身体で体験します。


特徴② 地域の文化が日常に息づく——「暮らしの中で文化と出会う」体験
園では、地域に根づく文化がこどもたちの園生活に自然と溶け込んでいます。例えば、一年を通じて園には太鼓の音が響き、こどもたちはミルク缶や段ボール箱を使って、地元の伝統芸能「石見神楽(いわみかぐら)」の囃子を楽しそうに奏でます。文化は特別なイベントではなく、日常の延長にあるものとして体感できる環境です。また、地域の季節行事や収穫体験、カフェでの交流などを通して、家族全体で地域の営みに寄り添う時間を過ごせます。
遊びと学び、暮らしと文化が一体となった環境で、こどもも大人も「地域とともに生きる実感」を得られます。


特徴③ 暮らしに合わせて選べる滞在先——「自然と共に暮らす」体験
滞在先には、2つの個性豊かな宿泊施設を用意しています。
① オープンホーム「ひとっ風」
緑に囲まれた古民家の1フロア全体を贅沢に貸切。レストランシェフであるオーナー夫妻がこだわったキッチンで、自炊もしやすい環境です。徒歩圏内にはカフェや牧場もあり、ペット同伴もOK。自然と動物が好きな家族にぴったりです。


② 貸別荘「カーサ・マーレ」
まるでプライベートビーチのような海を望む絶景に建つ別荘。サウナやBBQなどアウトドア体験が充実し、夏は眼下の海で海水浴や釣りも満喫できます。


特徴④ふるさと納税・企業版ふるさと納税を活用
江津市では、ご家族の負担を軽減し、地域経済への還元を目指す取り組みとして「保育園留学」の費用の一部をふるさと納税の返礼品で充当できる仕組み「留学先納税®」※1を導入しています。また、市内での保育園留学事業に対し、民間企業からの企業版ふるさと納税による寄付金を充てる仕組みも整備されています。
(※1) 留学先納税®︎は、株式会社ギフティの登録商標です(2022年10月商標登録済み)。
「あさりこども園」理事長 相山慈 様のメッセージ

こどもたち一人ひとりの声に耳を傾け、日々の遊びや食事の中から“自分で選び、挑戦し、発見する”時間を大切にしています。うまくいった喜びも、思いどおりにいかなかった経験も、すべてが学びになるように。異年齢が交わる環境の中で、こどもたちが互いに育ち合い、自分の居場所を見つけていく。そんな毎日を、私たちは丁寧に見守り、支えています。
江津市「あさりこども園」の保育園留学概要
保育園 : 社会福祉法人 花の村「あさりこども園」(島根県江津市浅利町336-4)
宿泊施設 :①オープンホーム ひとっ風(島根県江津市後地町2401)
②貸別荘カーサ・マーレ(島根県江津市黒松町3)
対象年齢 :0歳2ヶ月〜5歳児クラス
留学費用 :233,300円〜(大人2名・こども1名/1週間)
予約・詳細:https://reserve.hoikuen-ryugaku.com/destination/shimane/gotsu/asari
江津市「あさりこども園」留学ご家族の体験談のご紹介
こどもの「やりたい!」を尊重し、手をかけるのではなくまずは見守るという姿勢に、自分自身の普段の関わり方を見直させられました。地域の方にご協力いただいて、魚釣りや乗馬体験、石見焼体験もさせてもらいました。石見神楽鑑賞や石見銀山を散策したりと島根県の文化にも触れてのあっという間の一週間で、息子にとってはもちろんですが、私たち親にとっても刺激的な毎日でした。(2025年10月滞在/4歳9ヶ月)
1日目こそなかなか離れられずでしたが、2日目にはお友達の名前を呼び、3日目には帰り際に大きな声で「みんなばいばーい!」と叫び、4日目には苦手だったヤモリを手で掴み、5日目には偏食の長男が3回おかわりしたとの報告が。最後の日、帰るときには「〇〇くんとばいばいするのさみしい」と言っていました。道を歩いていると自然に「おはようございます」等の挨拶を交わして頂き、暖かい町だなと思いました。(2025年10月滞在/5歳6か月、3歳7か月)
▼その他の「あさりこども園」の体験談はこちら
https://reserve.hoikuen-ryugaku.com/destination/shimane/gotsu/asari/reviews
株式会社キッチハイク会社概要
株式会社キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、関係人口経済圏を創出・拡大する地域創生事業を展開しています。
1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」は人気育児雑誌が選ぶ2023年の日本の子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード」、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例、内閣府「2023年度地方創生テレワークアワード・地域課題解決プロジェクト参画部門」、国土交通省「令和5年度地域づくり表彰」国土交通大臣賞(最高賞)など多数受賞。
本 社:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
代表取締役CEO:山本雅也(内閣府地方創生SDGs課題解決モデル都市 専門家)
事業一覧
◎1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」:https://hoikuen-ryugaku.com/
◎地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」:https://kitchhike.jp/studio
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