DLE制作の最先端AI活用ショートアニメ『小泉八雲のKWAIDANの世界』がTSKで10月2日(木)放送開始
八雲ゆかりの松江市・月照寺で開催FROGMAN監督ら登壇イベントで発表

株式会社ディー・エル・イー(東京都千代田区、代表取締役社長CEO・CCO 小野亮、以下DLE)と山陰中央テレビジョン放送(代表取締役社長:田部長右衛門、島根県松江市、以下TSK)は、島根ゆかりの作家・小泉八雲の怪談作品を原作としたAIショートアニメーション番組『小泉八雲のKWAIDANの世界』を共同制作し、2025年10月2日(木)より地上波で放送開始いたします。
https://youtu.be/5XsMXL1O3HA?si=IRR5uLCtWT8iFKt7
■『小泉八雲のKWAIDANの世界』とは
本番組は、島根県松江市に居住し、日本の怪談文学に大きな足跡を残した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品を原作に、全編にAIを活用した制作手法を取り入れアニメーション化しました。地域の貴重な文化的遺産を、革新的な映像技術で新たな世代に届けます。
オリジナルのキャラクターを自社で描き起こしした上で、同一のシナリオを一般的な2Dアニメ調で制作した「アニメルック版」とAIによるフォトリアルな表現で怪談の恐怖感を強調した「実写ルック版」の二つの異なるアプローチで制作し、それぞれ別の放送枠で同時期に展開するという革新的な施策を業界に先駆けて行い、視聴者は二つの異なる映像美で小泉八雲の幻想的な世界観を楽しむことができる画期的な取り組みとなります。






監督は「秘密結社 鷹の爪」など独創的な映像作品で知られるFROGMANが務め、アニメーションはディー・エル・イーのOBETA AI STUDIOが制作しました。
番組のナビゲーションキャラクターとして登場する「紺霞」(こんか)のデザインは、松江市出身の漫画家・いずみせら氏が担当し、声の出演には、松江観光大使でもある茶風林氏(『名探偵コナン』目暮警部役ほか)、伊藤美紀氏(『ドラゴンボールZ』人造人間18号役ほか)などの実力派声優陣が参加します。

■月照寺で制作発表会を開催
放送に先駆けて9月6日(土)に小泉八雲ゆかりの島根県松江市の月照寺で制作発表会が開催され、TSK代表取締役社長の田部長右衛門、DLE代表取締役社長で本作の監督を務めるFROGMANこと小野亮が登壇しました。本作の制作と放送決定を発表し、ティザーPVが公開されました。また、本作で声優を務める茶風林さんによるビデオメッセージも公開されました。
さらに、月照寺ライトアップイベント~夜に描くKWAIDAN と灯り(あかり)~が2025年11/8(土)~12/14(日) で実施されることも同時に発表されました。



■TSK 代表取締役 田部社長 コメント

TSK代表取締役 田部社長は、「NHKで放送される朝ドラ『ばけばけ』がある中で、TSKでも何かやりたいという中から始まった企画。最初にアニメルック版と実写ルック版を見せて頂いた時にそれぞれの良さがあり、どちらも見て欲しいと思った。スピード感を持ってできた企画でもあり、これまではできなかったこと。AIを使うことで地方局でもこんなチャレンジができるのはあらたな扉が開いた印象だ。」と語りました。
■声優・茶風林氏 ビデオメッセージ

声優を務める茶風林氏は、「松江観光大使を拝命し、小泉八雲の怪談を語る会を実施していますが、そういったご縁もあり、今回、小泉八雲の作品のアニメ化、さらに同じシナリオで実写風でも表現するという斬新な企画に参加させて頂き、とても光栄で楽しみです。どうかご期待ください。」と語りました。
■DLE代表取締役社長・監督 FROGMAN(小野亮)コメント

監督を務めるFROGMANは、「小泉八雲は日本の文化を大切にし、物語を書いた。今の日本では薄れてきたと感じられる日本の文化をこの作品で感じてほしいという思いを込めて作っている。AIでは今まで簡単には作ることができなかった実写風など様々なルックを試すことができ、海外向けに多言語化なども容易にできる。こういった地方との取り組みも今後増えると思っているし、地方から世界に発信できるところを証明したい。」と述べました。
記者からの「AIと怪談表現について」の質問に対しては、「AIには魂が感じられず不気味と言われるが、ホラーや怪談にはそれが逆に向いているかもと感じた」と語りました。
<番組概要>

タイトル:『小泉八雲のKWAIDANの世界』
放送開始:2025年10月2日(木)より
放送局:TSKさんいん中央テレビ
【アニメルック版】: 毎週木曜日 20:54~21:00(2025年10月2日スタート)
【実写ルック版】 : 毎週金曜日 24:45~24:51(2025年10月3日スタート)
スタッフ・キャスト
監督・脚本・編集:FROGMAN
キャラクターデザインナビゲーションキャラクター「紺霞」:いずみせら(漫画家)
声の出演:
茶風林(声優/松江観光大使/島根県ふるさと親善大使『遣島使』/酒林堂主宰
主な出演作品『名探偵コナン』目暮警部、『サザエさん』磯野波平ほか
伊藤美紀(声優)
主な出演作品『ドラゴンボールZ』人造人間18号、『夏目友人帳』藤原塔子ほか
制作: DLE | OBETA AI STUDIO
製作・著作: 山陰中央テレビジョン放送/ディー・エル・イー
<イベント概要>
タイトル:月照寺ライトアップイベント~夜に描く KWAIDAN と灯り(あかり)~
開催日時:2025年11/8(土)~12/14(日)
定休日:火曜日
開催場所:月照寺境内(松江市外中原町179)
イベント内容:あじさい寺として古くから親しまれる月照寺。松江藩主松平家の菩堤寺で、小泉八雲、セツ夫妻が足繁く訪れた古刹でもある月照寺とTSKが協力し、紅葉時期のリアルイベントとして夜間のライティングイベントを開催。紅葉に色づく境内の美しい木々を照らす一方、八雲の怪談でも登場する月照寺の「大亀」を中心に、怪談さながら怪しく照らします。
山陰中央テレビジョン放送株式会社(TSKさんいん中央テレビ)

フジテレビ系列の民間放送局。島根県・鳥取県を放送エリアとし、メディア事業にとどまらず、地域創造カンパニーとして多角的に事業を展開。“テレビもやってる企業”として新たな挑戦を続けています。
株式会社ディー・エル・イー

所在地:東京都千代田区麹町3-3-4 KDX 麹町ビル7階
証券コード:3686(東証スタンダード)
代表者:代表取締役社長CEO・CCO 小野 亮
創立日:2001年12月27日
秘密結社 鷹の爪をはじめとする IP(著作権等の知的財産権)の企画開発やアニメやキャラクター等のコンテンツ制作事業を軸に2014 年に東証に上場。現在は、アジアの二大エンターテイメントであるアニメとK-POPビジネスをメインの事業を中心に展開する。2025年には、既存IPのAI Vtuber化や、AIスタジオの開設を発表するなどAIとIPを掛け合わせさらに事業を加速させている。
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