文京学院大学女子高等学校、高校3年生2名が日本大会に続き科学研究の国際大会でも快挙 “リジェネロン国際学生科学技術フェア”「優秀賞4等」を受賞

~伝統的な化粧品「小町紅」に着目した研究で、小町紅特有の緑色光沢の仕組みの謎を解析~

文京学院大学

 文京学院大学女子高等学校(校長:清水直樹)は、高校3年生2名が、5月14日から19日(米国時間)アメリカ・テキサス州ダラスで開催された「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2023」にて「材料科学部門 優秀賞4等」を受賞したことをお知らせします。本大会は、世界約400か所、約700万人の高校生が参加する提携コンテストのファイナリストが出場する、科学研究の国際大会です。今年は、64の国と地域から1,638人の高校生が出場した中で、本校生徒2名がチーム研究として輝かしい成績を残しました。生徒2名は「文部科学大臣表彰」(チーム研究)の授与が決定しています。
  • リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2023での受賞について
 今年は、「高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社・テレビ朝日主催)と「日本学生科学賞」(読売新聞社主催)で特に優れた賞を受賞した11チーム18名が日本代表として本大会へ出場し、4つの研究が賞を受賞しました。
 本校からは、JSEC2022にて「協賛社賞(ソニー賞)」を受賞した3年の箕浦 祐璃さんと光吉 音葉さんが出場し、“Analyzing a 400-year-old mystery: producing green makeup from ink and Beni”という研究タイトルで、「材料科学部門 優秀賞4等」を受賞しました。

 
  • 研究内容と受賞生徒コメント
≪受賞内容≫
研究タイトル:Analyzing a 400-year-old mystery: producing green makeup from ink and Beni
研究概要  :江戸時代に使われた伝統的な化粧品「小町紅」に着目した研究を行いました。小町紅は非常に
       純度の高い紅から得られる高級化粧品であり、唇に塗ると紅の上に緑色光沢が現れる不思議な
       紅です。昔、庶民の間では高級化粧品である小町紅や紅の下地に墨を用いることで緑色光沢を
       再現していたとされていました。二人は研究において、墨と紅を様々な条件下で比較すること
       で、この庶民の工夫は実際に効果があったこと、そして紅と墨を用いた際になぜそのようなこ
       とが起きるかのメカニズムを世界で初めて明らかにしました。
≪受賞コメント≫
箕浦 祐璃さん:ここまで大変なときもありましたが「優秀賞4等」という素晴らしい賞を権威ある国際大会で
        受賞することができたことで努力を認められたように感じ、非常に嬉しいです。
光吉 音葉さん:本大会で、受賞できなかったとしても精一杯全力で楽しんで発表を行うことができたので悔いは
        なかったのですが、結果、このような素晴らしい賞をいただくことができ、幸せです。

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会社概要

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都文京区向丘1-19-1
電話番号
03-3814-1661
代表者名
福井勉
上場
未上場
資本金
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設立
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