【投資経験者550名に調査】約8割が“なんとなく”で投資をスタート、その結果6割が後悔の経験も。 ― ボーナス時期に高まる投資意識とリスクの実態

プロパティエージェント株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中西 聖)は、投資経験者かつボーナス支給のある会社員・会社役員、公務員、経営者550名を対象に、投資行動に関するアンケート調査を実施しました。
NISAやiDeCoの利用拡大が進むなか、初めての投資を「とりあえず」「なんとなく」で始めたと回答した人は80.7%にのぼり、約6割がその後「損をした」「後悔した」と答えました。ボーナスをきっかけに投資を始める人も6割を超え、“まとまった資金”が意思決定を早める一方で、準備不足による失敗も見受けられることが明らかになりました。
調査背景
近年、資産形成への関心は高まりを見せていますが、投資リテラシーの浸透は十分とは言えません。
特にボーナス時期は、多くの人にとって「まとまった資金を投資に回す好機」となりますが、その一方で準備や検討が不十分なまま“思考停止型の投資”に踏み切ってしまうケースも少なくありません。
今回の調査では、こうした実態を可視化するとともに、正しい情報に基づいた意思決定の重要性を改めて示す結果となりました。
調査サマリ
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初めて投資を行う際に十分な準備をしなかった人は全体の約6割(65.5%)
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投資判断において「とりあえず」「なんとなく」の経験があると答えた人は約8割(80.7%)にのぼり、その内約6割(62.0%)がそれによって「損をした」「後悔した」と回答
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後悔の要因について、直近1年以内の経済イベントを要因とした人が約3割(31.9%)、過去3年以内の市況変化を挙げた人が約4割(43.2%)と「経済イベントの影響」を多くの人が実感しており、予測できない外部要因に左右されやすい投資の現実が浮き彫りとなった
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最初の投資を通じて情報収集の必要性を実感した人は半数を超える(52.7%)
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ボーナスを活用して投資を行った経験がある人は全体の約6割(59.1%)
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次回のボーナスで何らかの投資を検討している人も約6割(64.3%)と多数を占める
調査結果 投資の入口 ― 判断軸と準備不足の傾向
◾️ 投資開始時の準備不足、約6割が「十分に調べずに開始」

投資を始める前の情報収集・リサーチの有無について尋ねたところ、「ほとんどせず、すぐに始めた」「少しだけ調べて始めた」と回答した人が全体の65.5%にのぼりました。十分な準備を行わないまま投資に踏み出している実態が明らかとなり、初期段階での知識不足がリスクにつながる可能性が示唆されています。
◾️ 投資判断について、約8割が“とりあえず・なんとなく”の経験があると回答

投資を始めた当初の判断について尋ねたところ、「とりあえず」「なんとなく」で投資を始めたと回答した人が全体の80.7%にのぼりました。
最初の一歩を踏み出す場面においても、明確な根拠や十分な準備に基づかずに投資を決めていた実態があることが見えてきます。
◾️ “なんとなく投資”で損失を経験 ― 約6割が後悔を実感

「とりあえず」「なんとなく」で始めた経験について尋ねたところ、62.0%が「損をした・後悔したことがある」と回答しました。半数以上の人が初期段階で十分な準備を行わず、結果的に損失や後悔につながっています。
◾️ 変動する経済環境 ― “後悔の背景”は想定外の経済イベント

なんとなく投資で後悔したと回答した人の背景について、直近1年以内の経済イベントを要因とした人が31.9%、過去3年以内の市況変化を挙げた人が43.2%と、合わせて7割以上が3年以内での経済イベントの影響を受けていることが分かりました。
予測できない経済変動に左右されやすい現実を示しており、単なる勢いや“なんとなく”ではなく、様々なリスクを想定した準備と情報リテラシーの向上が不可欠であることを示唆しています。
◾️ 最初の投資から得た学び ― 情報収集と長期目線の重要性が浮き彫りに

初めての投資経験を通じて「学んだこと」「今後気をつけたいこと」を尋ねたところ、最も多かった回答は 「長期目線を持つ」(54.7%) と 「情報収集の必要性」(52.7%) でした。初期の投資体験は“なんとなく投資”から始めた反省を経て、 「情報を得て長期的に向き合う姿勢」 を培う契機になっています。
ボーナスと投資の関係 ― 活用実態と今後の意向
◾️ 投資経験者の6割が「ボーナスを活用した投資」を実践

「これまでにボーナスを投資に充てた経験があるか」を尋ねたところ、59.1%が『ある』と回答しました。半数を超える投資経験者が、ボーナスを投資資金として活用している実態が明らかに。
◾️ ボーナスを活用した投資の背景にあるのは「心理的ハードルの低下」

ボーナスを投資に充てた理由について尋ねたところ、最も多かった回答は「まとまった資金があると始めやすいから」で、全体の6割超(61.5%)を占めました。臨時収入であるボーナスは、まとまった金額を一度に投じられる点で投資への心理的ハードルを下げる役割を果たしていると考えられます。
◾️ 次回ボーナスでの投資検討、6割超が「はい」と回答

次回のボーナスに際して「具体的に投資を考えている」「漠然と考えている」とした人は合わせて64.3%が投資に前向きな姿勢を示していることが明らかに。
ボーナスという臨時収入が投資を始める心理的な後押しとなっている実態を示すとともに、投資意欲が着実に広がりを見せていることを物語っています。
調査から見えてきた課題と展望
本調査を通じて、多くの人がボーナスを投資資金として活用している実態が確認されました。しかしその裏側では、投資開始時の判断基準が曖昧であったり、十分な準備を欠いていたりする傾向も明らかになっています。
資産形成を持続的に行うためには、「正しい情報に基づく意思決定」と「長期的な視点に立った計画性」が不可欠です。プロパティエージェントでは、今回の調査結果をもとに、投資リテラシー向上のための啓発活動をさらに推進してまいります。
投資セミナー開催のお知らせ

今回の調査結果を踏まえ、プロパティエージェントは、社会全体の投資リテラシーの向上に寄与し、「後悔しない資産形成」を増やす取り組みの一環として、「冬のボーナスの使い方セミナー」を開催する運びとなりました。
本セミナーでは、投資家であり実業家として活躍する元ゴールドマン・サックスの田中渓氏を講師に迎え、今回の調査で明らかになった“投資リテラシーの課題”をもとに、賢いボーナス活用法や投資判断の考え方について深掘りします。田中氏の経験と知見を通じて、投資初心者が抱える不安や疑問を解消し、経験者にとっても一歩先の投資戦略を考えるきっかけを得られる内容です。
また本セミナーは、金融教育の推進を行う 株式会社ABCash Technologiesの後援を受けて実施いたします。第三者の後援により、より中立的かつ信頼性の高い情報をお届けすることが可能になりました。
投資初心者から経験者まで幅広く参加いただける内容で、調査で明らかになった課題を共有しつつ、資産形成に役立つ具体的な知見をお届けします。
イベント詳細:
【日 時】2025年10月3日(金)11:00~
【場 所】プロパティエージェント株式会社 オフィス
(東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階)
【参加費】無料
【主 催】プロパティエージェント株式会社(後援:株式会社ABCash Technologies)
田中渓氏プロフィール:
1982年横浜市出身。上智大学理工学部物理学科を卒業後、学科首席として同大学院に進学。米国でのビジネスセミナーで表彰を受けたのち、2007年にゴールドマン・サックス証券へ新卒入社。在籍17年間で上場・未上場株式、不良債権、不動産など多岐にわたる投資に従事。累計約1.2兆円規模の投資に携わり、同部門の日本共同統括を務める。2024年に同社を退社後、現在は少数精鋭の投資会社にて不動産投資の責任者を務める。
申し込みフォーム:
https://www.propertyagent.co.jp/contents/event1003
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:投資経験があり、ボーナス支給経験のある男女
調査人数:550名
調査期間:2025年8月19日〜2025年8月20日
調査エリア:全国
【プロパティエージェント株式会社 会社概要】
所在地 :東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階
代表者 :代表取締役社長 中西 聖
設立 :2004年2月6日
事業内容 :DX不動産事業
不動産クラウドファンディング事業、不動産開発販売事業およびプロパティマネジメント
事業(賃貸管理サービス、建物管理サービス)
企業サイト:https://www.propertyagent.co.jp/
SNS情報 :お好きなSNSでフォロー・ご登録ください!!
Facebook https://www.facebook.com/Propertyagent.Official/
情報サイト https://www.propertyagent.co.jp/contents/pro/
X https://x.com/propertyagent_o?s=21&t=H95x9fZ8LI1HWTCyuFWRtw
【株式会社ABCash Technologies 会社概要】
株式会社ABCash Technologiesは、「お金の不安に終止符を打つ。」をミッションに掲げ、2018年に創業しました。
当社は金融教育サービスを通じて、お金の情報格差のない世界を実現する新しいビジネスを追求しています。
主要事業の『ABCash(エービーキャッシュ)』では、専属のファイナンシャルコンサルタントが金融知識・ノウハウ提供、資産管理・運用サポートなどのお金のトレーニングを提供しており、2025年8月には累計受講者数が8万人を突破しました。
社名 株式会社ABCash Technologies
設立 2018年2月2日
代表取締役社長 辻 侑吾
本社 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト 15階
大阪支店 大阪府大阪市中央区難波五丁目1番60号 なんばスカイオ 14階
HP https://company.abcash.co.jp/
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