UNICORN、アテンション計測ソリューションを提供するLumenと連携し、プラットフォーム全体に適用。DSPとしてアジア初、アテンション傾向データの提供を開始
株式会社アドウェイズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山田 翔、以下アドウェイズ)の子会社であるUNICORN株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山田 翔、以下UNICORN)は、広告配信におけるユーザーのアテンション(※1)を計測可能なソリューションを提供する、Lumen Research Ltd.(本社:英国ロンドン、以下Lumen)と連携を開始し、全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」に適用(※2)いたしました。
※1:「ユーザーに見られた時間(秒数)」や「注目が集まった割合(アテンション率)」など、ユーザーが広告や情報にどれだけ意識を向けたかを示す指標
※2:「UNICORN」で発生するインプレッションをサンプリングし、Lumenを適用

望ましくない広告が増え続けている今、注目が集まる「アテンション計測」
デジタル広告市場は拡大を続けていますが、その一方で「広告が本当に商品・サービスを必要とするユーザーのもとに届いているのかわからない」という根本的な課題は残ったままです。
従来の広告指標であるインプレッション数(広告表示回数)やビューアブル率(広告がユーザーの画面上で実際に視認可能な状態で表示された割合)だけでは、ユーザーが広告に注目しているか否かを判断することが難しく、実際には、ユーザーが興味を持って広告を見たわけではないにも関わらず、それらのデータを基準とした広告配信が行われてしまっているケースが数多く存在します。
これにより、ユーザー体験の悪化やブランドイメージの毀損に繋がるリスクも無視できず、効果が不透明な広告枠に多額の広告費が投じられている悪循環も指摘されています。
こうした状況を背景に、広告がユーザーに「どれだけ注目されているか」をデータで可視化する「アテンション計測」が、グローバル市場を中心に注目されはじめ、日本国内でも導入が加速しています。

アテンション計測の重要性に関する詳細は、下記をご一読ください。
https://story.unicorn.inc/n/ndfa0b136cf57
Lumenについて
2013年に設立されたLumenは、監査、税務、コンサルティングなどを提供する世界最大級のプロフェッショナルサービスファーム「PwC(PricewaterhouseCoopers)」による独立監査を受けた唯一のアテンションテクノロジー企業です。世界最大のアイトラッキングのデータセット(30か国以上で75万件以上のセッションと数十億件のインプレッション)を保有し、スケーラブルなインプレッション単位のアテンション計測を提供しています。これにより広告主は、ユーザーに実際に見られ、本質的な成果を生み出すメディアや広告枠を計測し、広告配信を行うことが可能になります。
Lumenとの連携によって、UNICORNが新たに提供できる価値
この度の連携により、UNICORNは、Lumenのアテンション計測を導入し、以下の価値を提供してまいります。
・アジア初、プラットフォーム全体のアテンション傾向を分析
プラットフォーム「UNICORN」で発生するインプレッションをサンプリングし、アテンションを計測。全体の広告枠やクリエイティブフォーマットごとにアテンション傾向を可視化します。本取り組みはDSP(Demand-Side Platform)事業者として、アジア初となります。
・メディア事業者への知見の提供による広告枠の価値向上
上記分析から得られたアテンションに関する知見・ノウハウを、メディア事業者に対して積極的に情報提供し、広告枠の価値向上に貢献します。
・広告主への計測環境の提供
Lumenを利用する広告主は、UNICORNで配信を行う広告キャンペーンにおいて、アテンション計測を利用いただけるようになります。この場合は、インプレッションの制限なく計測を行うことが可能です。
今後の展望
今後UNICORNは、Lumenとの連携を通じて、メディアやデバイス別のアテンション傾向のデータ化、アテンションデータを活用した効果予測モデルの開発など、広告主の費用対効果(ROI)向上に直結する新しいアプローチを展開してまいります。また、蓄積されたアテンションデータを活用し、ユーザーの広告体験を向上させるソリューション開発を行い、分析から得られた知見をメディア事業者に積極的に提供していくことで、「価値ある広告の創出」を推進し、デジタル広告市場全体の健全化に貢献してまいります。
アドウェイズグループでは、今後も市場のニーズにいち早く対応し、全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、当社に関わるすべての方々の可能性をひろげる「人儲け」の実現に向け、尽力してまいります。
Lumen Research Ltd. CEO マイク・フォレット氏からのコメント
日本を代表するDSPの一つであるUNICORNとパートナーシップを組めることを大変嬉しく思います。Lumenでは、ブランドや広告代理店がビジネス目標の達成に向けて、アテンション(視認・注目)を軸に、より賢明な意思決定を行えるよう支援しています。広告業界のエコシステムをより良くしていくという共通の想いに加え、日本で初めて、プラットフォーム全体のアテンション傾向を分析するDSPを実現できた、今回のUNICORNとの協業には非常に大きな期待を寄せています。
Lumen Researchについて https://lumen-research.com/
Lumenは、アテンションテクノロジーの分野で世界をリードする企業であり、米国と英国に大規模なアテンションパネルを有し、その他多くの国や地域でも期間限定のパネルを展開しています。Lumenのアイトラッキング技術は、ユーザーがスマートフォンやデスクトップのウェブカメラで「どこを見ているか」だけでなく、「実際に何を視認しているか」までを正確に捉えます。同社のアイトラッキングパネルはGDPR(一般データ保護規則)に準拠しており、リサーチ、クリエイティブテスト、アテンションの予測計測、Prebidソリューションなど、幅広いサービスを提供しています。Lumenは、オンラインおよびオフラインの両チャネルにおいて、世界45以上の市場で事業を展開しています。
UNICORNについて https://uni-corn.net/
デジタルマーケティング業界の指標となるべくして生まれた、月間買い付け可能トラフィック数1.2兆impを超える、国内最大級の全自動マーケティングプラットフォーム。リアルタイムにインプレッションの価値を予測し、各キャンペーンにとって最適な価格での自動入札を実現、かつ独自の不正検出アルゴリズムにより、不正な広告を排除。3DやAR、ボリュメトリックビデオを活用したリッチクリエイティブや、ゲームの世界に溶け込むネイティブ広告であるゲーム内広告「UNICORN In-Game Ad」など、デジタル広告の可能性を広げる配信メニューも提供している。
UNICORN株式会社について https://uni-corn.net/
2013年、アドウェイズの100%子会社として、アドテク領域における新サービスの開発をミッションに設立。国内最大級の全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」の提供を行っている。2024年、モバイル計測プラットフォーム「MetricWorks」を提供するMetricWorks Inc.との合弁会社を設立。
株式会社アドウェイズについて https://www.adways.net/
2001年設立。2006年に東証マザーズ、2020年に東証一部に上場。2022年に東証プライム市場に移行。パーパスに、“全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、すべての人の可能性をひろげる「人儲け」を実現する。”を掲げ、アプリ・Webの包括的なマーケティングを支援する広告事業、テクノロジーを駆使し新しい広告表現や広告効果最大化を実現するアドプラットフォーム事業、ライフスタイル事業、DX事業など、領域をまたいだ事業を展開。日本を始め、アジアを中心とした海外への事業展開も行っている。
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