無学年式 AI×アダプティブラーニング「すらら」東海大学付属相模高等学校・中等部に導入
~コロナ休校期間中も自宅学習で活用中~
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)が提供するAI×アダプティブラーニング「すらら」が、2020年度4月より東海大学付属相模高等学校・中等部(神奈川県相模原市 校長:土井 崇司先生)において導入されました。
中高大一貫教育で文武両道を実現する東海大学付属相模高等学校・中等部
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。
東海大学は幼稚園から大学院までを擁する非常に大きな教育機関です。東海大学付属相模高等学校・中等部は、東海大学の建学の精神のもとに中等部・高等学校・大学と一貫した教育を推進しています。全員現役で大学進学を目指しつつ、文系理系に偏らない基本的な学習をすることで総合力を身につけながらも、運動部も文化部も心ゆくまで活動し、常に全国レベルでの活動ができる点が特長です。
東海大学では、全人教育を掲げ、中等部・高等学校・大学と一貫した教育により、受験をなくすことで、偏差値教育ではなく社会で通用する学びの提供を目指しています。東海大学付属相模高等学校・中等部では、文系・理系という枠にとらわれないカリキュラムを編成しており、基礎学力の定着や生徒参加型の学びを実現するために、2017年度からBYOD (Bring Your Own Device:自分のデバイスを持ち込むこと)によるiPadの導入を始め、中等部1年生から高校2年生までの生徒の約1,700名がiPadを学習の様々な場面で活用しています。従来の知識偏重の教育ではなく、問題発見・解決型の授業を展開し、生徒主体・生徒参加型の学びの中で知能を磨き、高い学力を身につけていきます。問題発見・解決に向け、アクティブラーニングを取り入れ、また、グループワークや体験を通じた学習に力を入れています。一方、さまざまな学部に進学していく多様な生徒が同じクラスで学習を進めるという状況では、クラス内の学力差が大きく、授業進度や学びの深さに差が出てしまう点が課題となっていました。
このような状況を受け同校では、一人一台のiPadを利用した学習環境を整備し、一人ひとりの学力に応じた学習機会の創出に取り組むこととし、今回「すらら」を導入することとなりました。「すらら」を活用することにより、一人ひとりに必要な課題を見つけ、取り組むことができるようになります。導入初年度となる2020年4月から、中等部全員、468名が「すらら」での学習を開始しました。授業やHRの時間を活用して学力確認のための小テストを行い、各自できなかった部分を家庭学習として取り組むことにより、基礎学力の定着につなげます。一部教科では、「すらら」を使った予習も行い、反転学習に活用することによって授業の中で、これまで以上にアクティブラーニングの取り組みを充実させていく予定です。
新型コロナウイルス感染の拡大により2020年2月末に学校休校が決定した際、東海大学付属相模高等学校・中等部ではまさに「すらら」導入の準備中でした。教員に「すらら」ならびに学習管理画面の活用方法について、また生徒に向けにも「すらら」説明を実施したタイミングで学校の休校が決まったため、休校中の学習課題としても「すらら」をフル活用しました。2月28日に多くの学校において教員が急いで大量の宿題プリントを印刷し、慌ただしく配布した中で、同校においては「すらら」学習管理画面から生徒一人ひとりに課題を配信することにより休校中の学習課題を伝達できました。また、休校中に生徒が学習を進められているかどうかについても学習管理画面から一目で確認することができました。休校という予測不能な事態発生時にも、「すらら」の活用により休校時の家庭学習への移行をスムーズに行うことができました。
担当教諭のコメント
犬塚孝一先生(ICT教育推進委員)
犬塚孝一先生(ICT教育推進委員)
教師は、学習の進捗管理や生徒の解答内容などを確認することができます。課題チェックが軽減され、ワークブックを回収したときの生徒の学習機会がなくなったりもしません。
すららで学習した知識を、授業でアダプティブな学習時間を増やし、「学んだ知識を生かす」教育になるように取り組みたいと考えています。
内田泰平先生(英語科教諭)
内田泰平先生(英語科教諭)
すららネットは今後も、コンテンツの拡充や新サービスの拡大を図り、多様化する教育業界をサポートするとともに、学習者に新しい学習体験を届け、「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していきます。
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