【公民連携のまちづくり】広島県竹原市の指定重要文化財「旧森川家住宅」を観光資源として活用へ

分散型ホテルNIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町のチェックインスペースおよびロビーラウンジとして11/13(日)までの期間限定にて運用開始

バリューマネジメント株式会社(本社:大阪府大阪市、代表:他力野 淳、以下当社とする。)は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている広島県竹原市に位置する重要文化財「旧森川家住宅」の活用を期間限定で開始することとなりましたので、お知らせいたします。

提供:竹原市教育委員会提供:竹原市教育委員会

この度、広島県竹原市が実施した歴史的建造物の活用を目的とした民間運営事業者の募集・選定において、当社が選出されました。つきましては、社会実験の一環として、竹原市の重要文化財「旧森川家住宅」を9/1(木)~11/13(日)の期間限定で運用いたします。

広島県竹原市は、江戸時代に塩田が開かれ、経済的にも文化的にも栄えた商家町です。今なお残る当時のまちなみは、その風情から”安芸の小京都”とも呼ばれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。塩田(浜)を営むオーナーは「浜旦那」と呼ばれ、塩で財を成した浜旦那は酒宴や会合の場として書院造や数寄屋造を取り入れた大きな屋敷を持つのが常でした。

今回、社会実験の対象となる「旧森川家住宅」も浜旦那屋敷のひとつで、竹原のまちなみの玄関口に位置しています。大正13年から昭和11年まで竹原町長を務めた森川八郎氏の邸宅で、平成16年に市の重要文化財に指定されて以降、長年市による管理、また一般公開がなされてきました。

そんな大正期の姿を保つ希少な建物「旧森川家住宅」を、この度、当社が期間限定にて運用いたします。11月13日(日)まで、同じく竹原にて当社が運営を手掛ける分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」のチェックインスペースおよびロビーラウンジとして活用いたします。チェックインの前後に、縁側に腰かけて美しい庭園を眺めていただいたり、ブックラウンジとしてご利用いただけます。

竹原の旅の始まりを過ごす印象的な空間として、貴重な文化財「旧森川家住宅」の現代における新たな活用をご提案いたします。

竹原のまちなみ竹原のまちなみ

 

  • 当社について
当社は、日本の文化を紡ぐことを目的に、これまで78棟にも及ぶ歴史的建造物を全国各地で利活用してまいりました。なかには国指定の重要文化財をはじめとする希少かつ貴重な施設の運営も多く手掛けております。

日本ならではの歴史的な街並みや建物を残していきたいという思いは、多くの人が抱くものですが、長期にわたる維持・保存には多大なるリソースが必要です。当社は単に建物を維持するだけでなく、利用する価値を生み出し、その建物やまちの必要性を生み出すことを目指し、歴史的建造物に特化した経営ノウハウをもとに、地域資源・文化財の活用を進めています。

広島県竹原市においては、重要伝統的建造物群保存地区の歴史的建造物3棟を分散型ホテルとして活用した「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」を2019年に開業し、まちに息づく文化や歴史を体感できる生きた文化財として再生、運営しております。

 

NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町

  • 旧森川家住宅について
元竹原町長、森川八郎氏の邸宅で、大正初期(1916年頃)、造成した敷地に8棟を配する屋敷です。主家は、江戸末期から明治前期に塩田経営で財を成した富豪・山路家を大正時代に移築したものです。その際に増築した座敷・茶室・土蔵などがあり、離れ座敷はやや遅れて新築されました。茶室は江戸時代末期から明治初期にかけて竹原を中心に活躍した不二庵の作となっています。

座敷・離れ・表門に使用されている材木は吟味されたもので、意匠的にも優れ、高い大工技術の結晶ともいえます。また後世の改造が少なく、大正期の姿をよく保っているほか、主屋や離れ座敷だけではく、風呂場や便所などの付属屋までもが完全に存在している点も大変希少な点となっています。

竹原塩田の1番浜跡地に立地しており、製塩業が営まれたこの歴史を色濃く反映しています。観光でこの地を訪れた人にとって、製塩業で栄えた当時を彷彿とさせ、竹原を印象付けるには十分なポテンシャルを備えている歴史的建造物です。

住所:広島県竹原市中央3-16-33

 

提供:竹原市教育委員会提供:竹原市教育委員会

提供:竹原市教育委員会提供:竹原市教育委員会

提供:竹原市教育委員会提供:竹原市教育委員会

 
  • NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町について
『NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町』は、竹原の価値ある歴史的建造物を、地域の職人たちの手で生まれ変わらせた、レストラン・分散型ブティックホテルです。元銀行・元料亭など建物それぞれの歴史背景を尊重しながら、快適にお過ごしいただけるようリノベーションを施し、時を超えた豊かさに触れる非日常空間となっています。この場に息づく歴史・文化に思いを馳せながら、今も大切に紡がれている塩、日本酒、瀬戸内の幸を存分にお楽しみください。

■NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町の詳細はこちら
https://www.nipponia-takehara.com/

■NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町のInstagramはこちら
https://www.instagram.com/vmg_takehara_saltwork/?hl=ja

 

  •  VMG HOTELS & UNIQUE VENUESについて
「まだ見ぬ時と出会う場所」をコンセプトに、当社が運営する歴史的建造物を利活用したホテルとユニークべニューの新しいブランドとして位置づけ、地域に息づく歴史や文化に触れる体験と、究極の個別化されたおもてなしの提供により、心の豊かさに気づける機会の提供を目指します。

ブランドサイト:https://vmg.co.jp/

■当社について
「日本の文化を紡ぐ」をテーマに、文化財などの歴史的建造物やまち並みを宿泊施設・レストラン・結婚式などの事業で施設再生し、後世に残す取り組みを行っています。現在、関西を中心に24の施設を運営しており、これまで再生させた施設は30か所を超えました。
会社名  : バリューマネジメント株式会社
設立   : 2005年2月14日
代表取締役: 他力野 淳        
資本金  : 3,000万円
所在地  : 大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA 17階
事業内容 : 事業再生コンサルティング事業・新規事業開発支援・事業運営(ウエディング会場、宿泊施設の経営・運営)
売上       : 59.5億(2021年12月期)
従業員数   : 881名(パート・アルバイト含む)

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旅行・観光ホテル・旅館
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会社概要

URL
https://vmc.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA17F
電話番号
06-6371-2700
代表者名
他力野 淳
上場
未上場
資本金
-
設立
2005年02月