ALSOKが、全社のDX基盤としてInsuiteXとSmartDBの本格運用を開始 -16,000以上のユーザーが活用する新業務プラットフォームでDX推進を加速-

株式会社ドリーム・アーツ

 

 大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、このたびALSOK株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 :栢木 伊久二、以下 ALSOK)が、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(R)(インスイートエックス)」および大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)(スマートデービー)」を導入し、本格的な運用を開始したことをお知らせします。

 ALSOKでは、企業ポータルとして「InsuiteX(R)」、業務デジタル化基盤として「SmartDB(R)」を採用。 2024年7月に構築プロジェクトを始動し、試行期間を経て2025年4月より国内グループ会社71社を含む16,000以上のユーザーによる本格利用を開始しました。 現在では、DXを支える基盤としての成果が現れ始めています。

 今後は両製品の活用を通じて、BPR(業務改革)やデータ駆動型のビジネス推進を加速し、現場の業務負担軽減と運用の最適化を図るとともに、企業全体のDX戦略のさらなる推進を目指します。

■DX推進の背景とInsuiteX・SmartDB導入の狙い

 ALSOKは、警備・ビル管理・介護など多様な事業を展開するなか、2025年7月16日の創業60周年を機に社名を「綜合警備保障株式会社」から「ALSOK株式会社」へ変更。 ブランドスローガンも「ALways Security OK」から「ALwayS OK」へ刷新し、セキュリティを軸に多様なリスクへ対応する企業グループへの進化を目指しています。

 2021年策定の中期経営計画「GD2025」においてDXを重要戦略として位置づけ、その後、「DX戦略部」を新設。 全社的なDX推進体制を整備し、コミュニケーションおよび業務デジタル化基盤の刷新に着手しました。 従来のオンプレミス環境から脱却し、柔軟なSaaS型業務プラットフォームの導入を検討した背景には、グループ全体の連携強化や業務効率化に加え、急速に変化する社会環境への対応力を高めるという狙いがあります。

 ALSOKグループでは、全国に2,600以上の拠点と36,000名以上の従業員を擁する大規模な組織体制のもと、本社や拠点からの明確な業務指示と現場からの正確な報告を日々回すことが業務の根幹にあります。 その情報流通量は膨大であり、かつ「災害発生時(地震・台風など)における現場対応に関する緊急指示」など重要な内容も含まれるため、確実で迅速な伝達が不可欠です。

 こうした課題に対応するため、さらなる業務効率化と情報伝達の精度向上を目指し、柔軟なクラウド型基盤への刷新に着手。 企業ポータルのInsuiteX(R)と文書管理をはじめとする業務デジタル化基盤のSmartDB(R)を連携させ、全社的なDX戦略基盤として導入することを決定しました。

                                      
【イメージ:企業ポータルInsuiteXと文書管理SmartDBで新たなDX戦略基盤を構築】

■InsuiteXとSmartDBの選定理由

 両製品の選定においては、以下の点が特に高く評価されました。

  • セキュアなクラウド環境:全国展開を前提に、セキュアかつ柔軟なクラウド環境を重視

  • 大企業向けの実績と信頼性:1万人以上の利用規模に対応可能な製品であること

  • 標準機能での密な連携:両製品が標準機能で連携でき、アドオン開発無しで導入可能

  • 業務要件に即した機能性InsuiteX(R)は検索性・通知通達などのポータル機能、SmartDB(R)は複雑なワークフローやさまざまな業務のデジタル化に対応可能

  • プロジェクト支援体制:手厚い導入支援やサポート体制

■導入の成果:InsuiteXで組織力強化、SmartDBで業務改革とDX人材育成

 InsuiteX(R)およびSmartDB(R)は、ALSOKのDX戦略を支える中核基盤として採用され、国内グループ会社への展開から数ヵ月で、着実な成果が現れ始めています。

 まず、文書の一元管理により、経営層から各拠点への指示が確実に届くようになり、情報伝達の精度向上と組織力の強化を実現。 現場社員の反応が可視化されることで、指示の浸透度が明確になり、組織マネジメントの仕組みがより効果的に機能し始めています。

 また、SmartDB(R)による業務のデジタル化も加速しています。 従来Excelで管理していた、業務用車両約10,000台の情報をSmartDB(R)に集約することで、走行距離や燃料使用量などのデータ活用が可能となり、CO2排出量の把握・分析を通じた環境対策にも貢献しています。

 さらに、官公庁・自治体の入札情報の対応管理や、突発的に発生する臨時タスクの管理・進捗共有など、さまざまな業務がデジタル化され、業務効率の向上に寄与しています。

 
【イメージ: 企業ポータルInsuiteXと文書管理SmartDBの連携】

    
【イメージ:SmartDBによる車両管理業務のデジタル化】

 そして、ALSOKではDX人材の育成にも取り組まれており、SmartDB(R)の認定資格「SmartDB Certified Specialist(SCS)(※1)」を取得した約140名(2025年9月時点)のDX人材が、現場主導で業務改革を推進しています。

 今後は、より広範な業務領域への展開を通じて、全社的なBPR(業務改革)のさらなる加速が期待されます。

※1 SmartDB認定資格制度(SmartDB Certified Specialist)
  https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/scs/

■ALSOK株式会社 DX戦略部長 小沢 孝司 氏からのコメント

創業60周年という節目を迎えるにあたり、全社的なDX推進を加速させるための強力な基盤としてInsuiteX(R)SmartDB(R)を活用しています。 情報の正確な伝達と業務の効率化は、私たちALSOKが社会的使命を果たす上で、欠かすことのできない重要な要素です。

本格運用開始から半年が経過し、現場の声をもとにした業務改革が着実に進展しています。SmartDB(R)による業務のデジタル化は、業務効率の向上にとどまらず、環境対策や人材育成といった企業の持続的成長にも寄与しています。

今後も、現場主導の改革を支える基盤として、両製品を最大限に活用し、ALSOKグループ全体のDXをさらに前進させてまいります。

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ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。

SmartDB(R)(スマートデービー)について https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/

SmartDB(R)は、大企業市場シェアNo.1(※2)の業務デジタル化クラウドです。 現場個別の業務から全社横断業務までノーコードで開発可能。 ワークフローとWebデータベースを中心に多彩な機能をもち、柔軟な外部システム連携、きめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件にも対応しています。 三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心にあらゆる業種業態のユーザーが利用中です。 サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

※2 テクノ・システム・リサーチ「2024年 SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア調査」より

株式会社ドリーム・アーツについて https://www.dreamarts.co.jp/

「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」をコーポレート・ミッションに掲げるドリーム・アーツは、「協創」を自ら体現することで、顧客の真のソリューションパートナーとして総合的な課題解決をお手伝いしています。

 主なサービスとして、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)」、多店舗オペレーション改革を支援する「Shopらん(R)(ショップラン)」、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(R)」などのクラウドサービスを開発・提供しています。

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会社概要

株式会社ドリーム・アーツ

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URL
https://www.dreamarts.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29階
電話番号
03-5475-2501
代表者名
山本 孝昭
上場
東証グロース
資本金
-
設立
1996年12月