IVRyがメガバンク3行より総額45億円のデットファイナンスを実施。累計資金調達額は151.1億円に
〜三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行が対話AIプラットフォーム「アイブリー」の導入実績と経営の堅実性を評価〜

対話AIプラットフォーム「アイブリー」を開発・提供する株式会社IVRy(本社:東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀、以下「当社」)は、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行(順不同、以下「メガバンク3行」)から、総額45億円のデットファイナンスによる資金調達を実施したことをお知らせいたします。
これにより、当社の累計資金調達額は151.1億円となりました。本調達資金は、2025年11月のシリーズD(総額40億円)以降に展開を加速させている、コミュニケーションデータを一元的に統合・解析するデータプラットフォーム「IVRy Data Hub(アイブリーデータハブ)」や AIネイティブなコンタクトセンター基盤「アイブリー AI Contact Center」をはじめとするAIプロダクト開発の強化など、非連続な成長を実現するための戦略的投資に充当します。
※累計調達額は151.1億円(エクイティ累計86.1億円、デットファイナンス累計65億円)となります。
資金調達の概要
調達手法: 長期デットファイナンス(無担保・無保証)
調達金額: 総額45億円
借入先: 株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行
資金調達の背景と目的
当社は、AIによる電話自動応答を起点として事業を展開してきました。現在は、対話型音声AIによる電話応答にとどまらず、顧客との対話データを経営資源へと変換する「対話AIプラットフォーム」へと進化しています。2026年3月には「アイブリー AI Contact Center」の提供を開始し、AIネイティブなコンタクトセンターという新市場への本格参入を果たしました。さらに企業内に蓄積される通話・メールなどのコミュニケーションデータを一元的に統合・解析するデータプラットフォーム「IVRy Data Hub」を通じ、音声・対話データという非構造データを経営判断に活用するデータソリューションの提供へと、事業領域を拡大しています。
電話応対の自動化による業務効率化と、対話データという一次情報のAI解析・活用を通じて、「最高の技術を、すべての人と企業に届ける」というミッションの実現を目指してまいります。
メガバンク3行による融資実行の評価ポイント
メガバンク3行が同時期に融資を実行するに至った主な評価として以下の2点が評価されました。
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AIプラットフォームとしての実用性・成長性・安定性
独自技術によるハルシネーション(※)の抑制や、既存のCRM/SFAとの連携により、中小企業からエンタープライズ企業の複雑な現場業務までを自動化・標準化した実績と顧客からの評価の声。「アイブリー AI Contact Center」によるコンタクトセンター領域への本格参入と「IVRy Data Hub」による対話データ活用という、複数領域にわたるプロダクト戦略の明確性。正確な予実管理と極めて低い解約率(チャーンレート)に裏打ちされた事業の安定性。※AIが事実に基づかない情報を生成する現象
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経営の堅実性
T2D3を上回る急成長を維持しながら、健全な財務状況を両立させる経営体制。

シリーズDからの主要な進展
2025年11月発表のシリーズDの資金調達において、当社はエンタープライズ組織の強化と、「IVRy Data Hub」を中核としたコミュニケーションデータのAI活用推進を宣言しました。以降約6ヶ月間で、以下の主要な成果を実現しています。
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IVRy Data Hubの実用化
2025年11月に発表した「IVRy Data Hub」は、これまで活用が困難であった音声対話データ(非構造化データ)の迅速な解析・VoC抽出を実用化し、提供を開始しました。通話内容のコンプライアンスリスクやカスタマーハラスメントの検知・通知、VoC分析など、対話データを経営資源へと変換する機能群を拡充しており、エンタープライズ企業を中心に導入が進んでいます。 -
AIコンタクトセンター市場への本格参入
2026年3月、「アイブリー AI Contact Center」の提供を正式に開始。ハルシネーションを抑制した対話型音声AIによる業務完遂、ACW(アフターコールワーク)の自動化、対話データの可視化を一体化した次世代コンタクトセンターソリューションを市場に投入しています。コンタクトセンター単体での活用はもちろん、店舗とコンタクトセンターのハイブリッド運用を行う企業など、従来は対応が難しかったユースケースにおいても活用が進んでいます。 -
エンタープライズ顧客基盤の継続的拡大
大手企業・コンタクトセンター事業者向けの導入実績を積み重ね、極めて低い解約率(チャーンレート)を維持した安定した収益基盤を実現しています。
調達資金の活用用途と展望
今回の調達資金を活用し、対話AIプラットフォームとしての進化とエンタープライズ市場の開拓を両輪で推進します。
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AIプロダクト開発の強化
「アイブリー」という対話型音声AIによる電話自動応答サービスと、顧客の"声"を経営資源に変えるデータプラットフォーム「IVRy Data Hub」、AIネイティブなコンタクトセンターを実現する「アイブリー AI Contact Center」などの対話AIプラットフォームとしてのプロダクト開発を加速させるため、開発体制を強化します。"ハルシネーションゼロ"にこだわるAI対話技術の更なる向上、非構造化データの活用を更に推進します。 -
エンタープライズ領域の強化
エンタープライズ向けのセールス人材の採用を加速させるとともに、SMB領域におけるセールス・マーケティングに加え、エンタープライズ領域での拡販を目的としたセールス・マーケティング活動を強化します。 -
事業基盤の強化
社会の基幹インフラを担う企業として、より高い透明性と規律を持った経営ガバナンス体制を構築します。
2026年6月25日(木)に、国内の大手企業各社が登壇する当社主催のカンファレンス「Voice to Value夏」を開催予定です。本カンファレンスでは、対話型音声AIの最新導入事例や、AIが変える未来のビジネスコミュニケーションについて、第一線で活躍するリーダーたちと共に議論を深めます。
イベント名:Voice to Value 2026 夏 ー企業とAIの現在地 現場のリアルが導く経営の「解」ー
主催:株式会社IVRy
開催日時:2026年6月25日(木)14:00〜18:20(13:30受付開始、18:30〜懇親会)
公式サイト: https://ivry.jp/lp-article/cf/voice-to-value-2026-summer/
金融機関コメント
株式会社三井住友銀行 スタートアップ推進部長 齋藤 健太郎 氏
株式会社IVRyは「Making “Work is Fun” a reality.“ 働くことは、楽しい”を常識に変えていく」をビジョンに掲げ、テクノロジーの力で人手不足という社会課題を解決すべく、地域や企業規模を問わず価値提供しています。急成長を続けながらも極めて低い解約率を実現しており、エンタープライズ領域へのさらなる拡大の可能性も踏まえ、この度の融資を決定しました。三井住友銀行は、日本の産業変革に挑むスタートアップとともに歩み、社会的価値と経済的価値との両立を目指します。
株式会社みずほ銀行 青山法人部 部長 内田 栄喜 氏
株式会社IVRyは、従来データ化が困難であった対話データ等の非構造データを経営資源として有効活用する独自のデータプラットフォームを開発し、企業の業務効率化および生産性向上に大きく寄与しております。先進的な音声AI技術と、現場の実情を的確に捉えたUI/UX設計を強みとし、幅広い業種において導入が進展している点は当方としても注目しております。また、奥西社長を中心とした経営陣およびチームの迅速かつ柔軟な事業推進力も、今後の更なる成長を期待させる重要な要素であると認識しております。これらを総合的に勘案し、今回の融資を決定いたしました。
みずほ銀行は今後も、企業の持続的な成長と挑戦を支える総合金融パートナーとして、地域経済および社会の発展に積極的に貢献してまいります。
株式会社三菱UFJ銀行 スタートアップ営業部 部長 草野 訓丈 氏
株式会社IVRyは、高度な対話型音声AI技術をもとに、労働人口減少という日本社会の課題に対して真摯に向き合ってこられました。それらの取組みを通じて、現場で必要とされる唯一無二のAIプロダクトを作り上げ、業務効率化と顧客体験向上を見事に両立されています。
また挑戦を前向きに捉え、創発的な進化を続ける企業カルチャーも、大きな強みだと考えています。エンタープライズ領域での展開にも大きな可能性を感じており、MUFGは「さぁ、世界を驚かせに行こう!」のタグラインのもと、株式会社IVRyのさらなる成長を支えて参ります。
株式会社IVRy 代表取締役/CEO 奥西 亮賀 コメント
この度、日本を代表するメガバンク3行より、総額45億円という融資を実施いただいたことを大変光栄に思います。昨今、AI技術の急速な進化により、ビジネスにおけるテクノロジーの在り方が根本から問われる中、今回のデットファイナンスは、当社のAIソリューションが持つ確かな継続性と信頼性を、国内主要金融機関が客観的に評価してくださった結果であると捉えています。
当社は、電話自動応答を起点とした生産性向上を目指すとともに、日々蓄積される膨大な対話データを解析・資産化することで、企業の経営判断を支える唯一無二のパートナーへと進化していきます。
今後は、盤石な経営基盤をもとに、エンタープライズ領域の強化とプロダクトが解決できる領域の拡大を両輪で推進します。最高の技術をすべての人と企業に届け、誰もが自らの本質的な仕事に夢中になれる社会を実現してまいります。
採用情報
IVRyでは、今回のデットファイナンスをはじめとする財務戦略を牽引し、各領域での経営・スペシャリストポジションを積極的に採用しています。私たちのビジョンである「Making “Work is Fun” a reality.“働くことは、楽しい”を常識に変えていく」を実現するため、非連続な事業成長に挑む仲間を募集しています。
採用特設サイト: https://ivry.jp/lp-article/recruit/series-d/
コーポレートページ掲載URL:https://ivry.jp/pr/cl-6bs5hqxib/
対話AIプラットフォーム「アイブリー」:https://ivry.jp/enterprise/top/
24時間365日稼働するAIが、電話応答を自動化・標準化し、業務効率と顧客体験の質を同時に向上させます。通話内容を自動で文字起こし・要約・分析し、FAQの自動生成や意図分類、KPIモニタリング・指標化まで対応。SalesforceなどのSFAやCRM、主要データウェアハウスとの即時連携も可能で、データ活用が難しい非構造化データを「経営資源」へと変換します。
誤情報を返さない独自技術 "ハルシネーションゼロ" により、業務自動化の信頼性も担保。オートコールと有人対応とのハイブリッド運用にも対応し、通話データを起点とした継続的な業務改善と、データドリブンな意思決定を支援します。
導入企業は、大企業から中小企業まで、規模や業種を問わず、ホリゾンタルに導入されており、現在47都道府県・98業界以上(※)・累計60,000件以上のアカウントを発行し、累計発着電数9,000万件を超えています。
※:日本標準産業分類(令和5年)の中分類99業界をもとに計測、2025年4月末時点
会社概要
企業名:株式会社IVRy(アイブリー)
代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀
設立年月:2019年3月
所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
電話番号:050-3204-4610
企業サイト:https://ivry.jp/company/
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