【後編】70代以上の検索行動を徹底解明!AI検索と従来型検索(Google等)の使い分けから見る世代別の検索習慣|SEO会社ランクエスト調べ
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO対策で検索順位No1(注)を獲得したランクエストが70代以上のAI検索と従来型検索の利用傾向を調査
ChatGPTやGeminiといった生成AIの登場で、従来の検索エンジンとAI検索サービスが共に使われる時代に入りました。情報を探す手段が広がるなかで、従来型検索に強い親しみを持つ70代以上は、AI検索をどのように取り入れ、信頼度をどう判断し、実際にどのような場面で活用しているのでしょうか。
そこで、SEO対策で検索結果1位(※注)の実績を持つランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、70代以上の男女100名を対象にアンケートを実施しました。検索の使い分け方や信頼の基準、利用される場面の違いにまで焦点を当て、項目ごとに見えてきたリアルな傾向を浮き彫りにしました。
本調査で明らかになった結果が、世代ごとの検索スタイルを知る手がかりとなり、これからのSEO対策やコンテンツ発信に活かしていただければ幸いです。
目次
◆ 調査1: 従来型検索とAI検索の使い分け実態
1-1.従来型検索への依存度が圧倒的
1-2.補助的にAIを取り入れる層
1-3.AIを主体とする層はごく少数
◆ 調査2: 情報の信頼性
2-1.従来型検索の信頼度が高い
2-2.判断を保留する層や両者を同等に見る層
2-3.AI検索への信頼や不信感
◆ 調査3: AI検索の活用場面
3-1.利用しない層が過半数
3-2.用語確認や専門的な解説での利用
3-3.その他の用途は限定的
◆ 調査4: 従来型検索の活用場面
4-1.ニュースや用語確認が主要な用途
4-2.生活に密着した検索ニーズ
4-3.特殊な用途や利用しない層も一定数存在
◆ まとめ: 現状は従来型が主軸、AIは浸透途上の補完手段
✓ ニュースや生活情報では従来型が優位
✓ 知識補完や専門分野では差が縮小
✓ 創造的支援ではAIがやや健闘、相談は従来型が優位
✓ 現状は従来型が主役、AIは浸透途上にとどまる
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▶ 前編はこちら
(注) 2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
4.従来型検索エンジン(GoogleやYahoo! 等)の活用場面 ※複数回答可

4-1.ニュースや用語確認が主要な用途
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最も多かったのは「最新のニュースや天気」で62.0%(62人)、次いで「用語や意味の確認」が44.0%(44人)となりました。
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従来型検索は、生活の中で頻繁に必要とされる速報的な情報や、言葉の意味をすぐに調べたいときに強く利用されていることが分かります。長年使い慣れている安心感と、幅広い情報源から即座に答えを得られる点が、この年代での信頼を支えていると考えられます。
4-2.生活に密着した検索ニーズ
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「地域の店や施設情報」は31.0%(31人)、「商品・サービスの口コミ」は27.0%(27人)と、日常の行動や購買に直結する場面でも従来型検索が活用されています。
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さらに「専門分野や複雑な情報の解説」も25.0%(25人)に利用されており、幅広いテーマを網羅できる点が支持されている様子がうかがえます。検索が生活圏の実用的な場面から専門的な知識の習得まで、幅広い範囲で機能していることが示されています。
4-3.特殊な用途や利用しない層も一定数存在
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一方で「情報源や信憑性の確認」は13.0%(13人)、「アイデアや文章作成支援」「個人的な相談やアドバイス」はそれぞれ4.0%(4人)にとどまりました。創造的な作業や主観的なアドバイスといった領域は従来型検索ではほとんど使われていないことが分かります。
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また「特に利用しない」とした人も19.0%(19人)おり、従来型検索を積極的には活用しない層も一定数存在しています。これにより、従来型検索は依然として強く支持されつつも、利用者の間には活用度合いに差があることが浮き彫りになりました。
まとめ:成果を左右するのは「従来型×AI」の適切な使い分け

✓ ニュースや生活情報では従来型が優位
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「最新のニュースや天気」では従来型検索が62.0%と圧倒的に高く、AI検索は31.0%にとどまりました。また「地域の店や施設情報」は従来型とAIで31.0%と10.0%、「商品・サービスの口コミ」も従来型27.0%に対しAIは12.0%と差が出ています。
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速報性や地域性が重視される場面では、従来型が依然として主流であることが明らかです。利用者にとっては「確実に正しい情報を得たい」というニーズが強く、実店舗やニュースソースに直接つながる従来型の仕組みが引き続き高く評価されていると考えられます。
✓ 知識補完や専門分野では差が縮小
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「用語や意味の確認」では従来型44.0%に対しAIは24.0%と、従来型が上回りつつもAIも一定の利用が見られます。「専門分野や複雑な情報の解説」では従来型25.0%、AI20.0%とほぼ拮抗しており、理解を深めたい分野ではAI検索が従来型に迫る存在感を示しています。
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知識補完や難解なテーマの解説では、AIのわかりやすさが評価されていると考えられます。特に文章生成型AIは、難解な専門知識を平易な言葉に置き換えて提示できるため、学習や調査において一定の価値を見出されている点が注目されます。
✓ 創造的支援ではAIがやや健闘、相談は従来型が優位
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「アイデアや文章作成支援」ではAIが7.0%、従来型が4.0%とAIが上回りました。一方で「個人的な相談やアドバイス」はAIが2.0%、従来型が4.0%で従来型が優位です。いずれも利用規模は小さく、創造的支援の一部でAIが選ばれ始めている一方、信頼や根拠確認が求められる相談領域では従来型への支持がなお強いと言えます。総じて「AIが優位」と断じるのではなく、用途に応じた使い分けが進んでいる段階です。
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「情報源や信憑性の確認」では従来型13.0%に対しAIは7.0%と差が開いており、根拠確認や裏付けの面では従来型への信頼が強く残っています。つまり、AIは新しい価値を生む場面では力を発揮している一方で、情報の正確性や出典の信頼性を担保する点ではまだ従来型に劣ると見られていることがうかがえます。
✓ 現状は従来型が主役、AIは浸透途上にとどまる
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今回の結果から、日常の情報収集や意思決定に直結する領域では従来型検索の優位が明確でした。AI検索は「特に利用しない」が51.0%と過半数を占め、従来型の19.0%と比べても採用の開きが目立ちます。専門解説やアイデア出しといった一部用途ではAIの存在感が見られるものの、母数はまだ小さく、全体としては“試用段階”の域を出ていない状況です。
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したがって現時点の実務設計は、従来型検索を中心に据えるのが妥当です。ニュース・地域情報・口コミなど生活密着領域で確実に見つかる導線(最新性・正確性・出典明示・ローカル最適化)を優先しつつ、AIには理解補助や文章生成など限定的な場面で“補助輪”として役割を持たせるのが現実的です。特にAI経由の利用者には、根拠や出典が即時に確認できるコンテンツ構造を用意することで信頼性の不安を下げられます。
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中長期的にはハイブリッド活用が広がる可能性はあるものの、当面は「従来型で取り切る」ことが成果を左右します。AI活用は効果が出やすい領域から段階的に拡張しつつ、リソース配分は従来型重視で運用していくことが鍵になりそうです。
監修者:杉本 貴之(Takayuki Sugimoto)
株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。
一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。
【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要
調査日: 2025年7月29日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数: 70~99歳の男女100名
<<調査結果の利用条件>>
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情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
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ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-inquiry-counter/
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Point(1)自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
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