全日本物流改善事例大会で「最優秀物流改善賞」を受賞

~画像・計量デジタルピッキングカートを開発・導入し、自動化を推進。生産性20%向上に成功~

ミスミ

株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆)は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(以降、JILS)が選出する「2025年度 物流改善賞」にて、最高位である「最優秀物流改善賞(物流業務部門)」を受賞しました。物流改善賞は、JILSが主催する「第39回全日本物流改善事例大会(2025年5月13日、14日開催)」で選ばれた42件の優秀事例の中から、極めて優れた取り組みに贈られます。

今後もミスミはサービスの向上を通して、IA(インダストリアル・オートメーション)産業のお客さまにグローバルで時間価値を提供し、生産性の向上に貢献してまいります。

 ■ 全日本物流改善事例大会とは

全日本物流改善事例大会は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会/一般社団法人日本物流資格士会が主催し、物流分野における生産性向上など様々な改善事例を共有し、物流業界全体のレベルアップを図ることを目的とした大会です。本年は、過去最多の42の改善事例が選出され、2日間に分けて発表されました。

当社は、デジタルピッキングカートの活用で大幅な省人化を達成した取り組みを発表し、最も優れた取り組みと評価され、今回の受賞に至りました。


公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)について  https://www1.logistics.or.jp/overview/about/

全日本物流事例大会2025  https://www1.logistics.or.jp/network/zennihon/

JILSニュースリリース『「2025年度物流改善賞」が決定』 https://www1.logistics.or.jp/news/news-9112/

■ 当社の取り組み

「画像・計量DPC(デジタルピッキングカート)の導入・拡大による品質・効率向上」

物流現場では、賃金上昇や労働人口の減少という構造的な課題に直面、転換期を迎えています。従来の労働集約モデルには限界が迫っており、物流現場での自動化などによる省人化や効率化は、避けられないものとなっています。当社では、作業工程のボトルネックとなっていたピッキング作業に対し、数十万点を超える商品それぞれの特性ごとに画像または計量で自動認識を行うデジタルピッキングカートを開発・導入しました。これにより、生産性21%向上、サービス品質42%良化と大幅な改善を実現しました。

<実行委員からの選考評価>

生産性21%向上、人員44名削減、品質42%良化、デジタル化70%に至る大きな改善効果を達成している。

システム投資の最大能力を得るにはどうしたらよいか、現場を主役にしながら答えを追い求める改善活動のプロセスが、結果的に“システム”と携わる“人”を両輪で進化させており、今後物流DXを目指している多くの方にシェアしていただきたいポイントであり、最優秀物流改善賞にふさわしい事例。

画像で部品を自動認識(デジタルピッキングカート)
全日本物流改善事例大会にて取り組みを発表

ミスミとは

オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル32.3万社以上(2025年3月時点)に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。

【報道に関するお問い合わせ】

株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室 松原

e-mail: pr@misumi.co.jp  Tel: 03-6777-7502

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会社概要

株式会社ミスミグループ本社

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URL
https://www.misumi.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区九段南1丁目6番5号 九段会館テラス
電話番号
03-6777-7502
代表者名
大野 龍隆
上場
東証プライム
資本金
139億3600万円
設立
1963年02月