アドビ、デジタルエコノミーにおいてパーソナライズされた顧客体験を実現するAdobe Real-Time CDPの新機能を発表

アドビ株式会社

・Adobe Commerceとの連携による顧客プロファイルの精緻化、AIによる高度なターゲティング、新しいプライバシーおよびセキュリティツール、セグメントマッチ機能により、企業のファーストパーティデータ戦略を加速
・Dick's Sporting Goods、Major League Baseball、Panera Bread、ServiceNow、The Coca Cola Company、The Home Depotをはじめとするブランド企業がAdobe Real-Time CDPを導入
・毎日平均して24兆以上のオーディエンスセグメントとして活用可能なデータをリアルタイムで提供、1ペタバイト以上のデータを処理
Adobe(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、企業のサードパーティクッキーからファーストパーティデータへの移行を支援する顧客データプラットフォーム「Adobe Real-Time CDP(リアルタイムCDP) ( https://business.adobe.com/jp/products/real-time-customer-data-platform/RTCDP.html ) 」の新機能を発表しました。幅広い業界でAdobe Real-Time CDPの導入が拡大する中、Adobe Commerceとの連携による顧客プロファイルの精緻化、AIによる高度なターゲティング、プライバシーやセキュリティツールおよび複数のチャネルをまたいだセグメントマッチ機能をリリースします。

Adobe Experience Cloud (https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html ) の一部であるAdobe Real-Time CDPは、毎日平均して24兆以上のオーディエンスセグメントとして利用可能なデータをリアルタイムで提供、1ペタバイト以上のデータを処理し、グローバル企業が何百万もの顧客にパーソナライズされた体験をリアルタイムで提供できるよう支援しています。顧客には、Change Healthcare、Coles、Dick’s Sporting Goods、EY、General Motors、Henkel、Major League Baseball、Panera Bread、ServiceNow、Telefonica、The Coca Cola Company、The Home Depot、T. Rowe Price、TSB Bankが含まれます。

アドビのAdobe Experience Cloud担当シニアバイスプレジデント アンジュル ブハムブリ(Anjul Bhambhri)は、次のように述べています。「ファーストパーティデータの活用に投資する企業こそ、パーソナライズされた顧客体験を提供し、競合に打ち勝つことができます。デジタルエコノミーにおいて消費者の期待が変化する今こそサードパーティクッキーから移行する時です。企業は消費者にとって意義ある存在であり続けるためにファーストパーティデータ戦略を採用する必要があります。」

TSB Bankの分析・デザイン担当ディレクターであるマイク ギャンブル(Mike Gamble)氏は、次のように述べています。「当行では、これまでの取引履歴から個別のニーズ、カスタマージャーニーに至るまで、全ての顧客の全体像を把握する必要がありました。そして、それはデータを単一のプラットフォームに集約して管理することを意味しました。Adobe Real-Time CDPから得られる豊富なインサイトは、顧客体験を強化するパーソナライゼーション戦略に役立っています。最も重要なのは、お客様の過去のすべてのインタラクションに基づいて適切な判断を下すことで、オンライン/オフラインを問わず一貫して豊かな体験を提供できることです。」

Adobe Real-Time CDPは、企業がファーストパーティデータを収集し、同意に基づく条件下で精緻かつ実用的な顧客プロファイルを構築した上で、オーディエンスをセグメント化し、パーソナライズした顧客体験を提供できるよう支援します。今回発表する新機能は下記の通りです。

・Adobe Commerceとの連携による「顧客プロファイルを精緻化」:
Adobe Commerce (https://business.adobe.com/jp/products/magento/magento-commerce.html ) を導入済みの企業は、ベータ版としてリリースされた「顧客プロファイルの精緻化」により、ファーストパーティのコマースデータを、Real-Time CDPやその他のAdobe Experience Cloudアプリケーションと連携させることが可能になります。[AS1] これにより、企業は購買行動やwebサイトの閲覧行動で補強された、より精緻な顧客プロファイルを使って、購買におけるカスタマージャーニーを高度にパーソナライズすることができます。

・AIによる高度なターゲティングと効率的なパイプラインの構築を実現するリードとアカウントの予測スコアリング機能:
B2B(企業間取引)企業向けに高度なパーソナライゼーションを実現する顧客データプラットフォーム「Real-Time CDP B2B Edition ( https://business.adobe.com/jp/products/real-time-customer-data-platform/RTCDP.html ) 」およびAdobe Real-Time CDPのB2P(Business-to-Person)版において、リードとアカウントの予測スコアリング機能を提供開始します。企業は、Adobe Sensei ( https://www.adobe.com/jp/sensei.html ) のインテリジェンスを使用して、販売機会につながりそうな個人やアカウントを特定することで、より効率的なパイプラインを構築できるようになります。

・プライバシーとセキュリティ機能の強化とAdobe Experience Platformの新アプリケーション「Healthcare Shield」:
Real-Time CDPは新しいAdobe Experience Platform ( https://business.adobe.com/jp/products/experience-platform/adobe-experience-platform.html ) アプリケーションである「Healthcare Shield」を通じてHIPAA(米国の医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)に対応しています。これにより、ヘルスケア企業はHIPAAに準拠しながらPHI (個人の健康情報) を含む特定の機密個人データを安全に活用して、ヘルスケア分野でさらにパーソナライズされた顧客体験を提供できるようになります。また、Real Time CDPの顧客データを管理する新しいプライバシーとセキュリティの機能強化も発表しました。これには、暗号化制御、同意ポリシーの実施、属性レベルのフィールドまでのデータアクセス制御が含まれます。これは、規制の厳しい業界や、意図した通りにデータセットが利用されているか確認したい組織にとって重要な機能です。

・Adobe Real-Time CDPの「セグメントマッチ」:
今回提供開始する「セグメントマッチ」機能により、企業は、複数のチャネルをまたいだオーディエンスデータの管理と有効化が可能になります。また、アドビのガバナンスおよび同意ツールを使って、オーディエンスデータの収集方法と使用目的を管理および施行することができます。

※当資料は、2022年6月14日に米国本社から発表されたプレスリリース ( https://news.adobe.com/news/news-details/2022/New-Adobe-Real-Time-CDP-Innovations-Drive-Personalization-for-Global-Brands/default.aspx ) の抄訳です。

■Adobe Experience Cloudについて
アドビは、Adobe Experience Cloud ( https://business.adobe.com/jp/ ) で顧客体験管理(CXM)を再定義します。
Adobe Experience Cloudは、エクスペリエンスのためのデジタルコンテンツの制作からマーケティング、広告、アナリティクス、コマースを含む業界唯一の包括的なソリューションです。Adobe Experience Cloudは、すべてのタッチポイントやあらゆるチャネルを通し、魅力的なB2C/B2B/B2Eエクスペリエンスを一貫性と継続性をもって提供することを支援し、ブランドが統一された安全でスケーラブルなデジタル基盤を構築できるようにします。Adobe Experience Cloudの一部であるAdobe Experience Platformは、CXMのための初のリアルタイムプラットフォームです。オープンで拡張性のあるAdobe Experience Platformは、企業全体のデータをつなぎ合わせ、リアルタイムの顧客プロファイルを可能にし、Adobe Experience Cloudソリューション全体で有効化することができます。

■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( https://acrobat.adobe.com/jp/ja/ )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

(C) 2022 Adobe Inc. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

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会社概要

アドビ株式会社

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URL
https://www.adobe.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー19F
電話番号
03-5740-2622
代表者名
中井陽子
上場
海外市場
資本金
1億8000万円
設立
1992年03月