2023年度版 「DBJ Green Building認証」を6物件で新規取得
「Brillia ist東雲キャナルコート」が最高評価(5つ星)を取得、1970年竣工の「東京建物本町ビル」も認証取得
今回、レジデンスでは「Brillia ist 東雲キャナルコート」(東京都江東区、2005年竣工)が最高評価の5つ星を取得し、オフィスビルでは1970年竣工の「東京建物本町ビル」(大阪市中央区)も認証を取得しています。
東京建物グループは、脱炭素社会の実現に向けて、2023年10月に温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)排出削減の従来の中長期目標の引き上げを行い、CO2排出量を2030年度までにScope1,2は46.2%削減、Scope3は40%削減(いずれも2019年度比)、2050年度までにネットゼロとすることを目指しています※1。目標達成に向けた具体的なアクションの一つに「グリーンビルディング認証※2の取得」を位置づけています。
東京建物グループは、これからも脱炭素社会の実現に向けた具体的な取り組みを推進し、引き続き持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「DBJ Green Building認証」の概要
「DBJ Green Building認証」とは、不動産を通じた環境への取り組みを評価する制度で、2011年4月に株式会社日本政策投資銀行により創設されました。環境・社会への配慮がなされた不動産について、環境性能のみならず、テナントや地域との連携、耐震性能なども含めて総合的に評価し、優れている物件に対して、5段階のランクで認証を付与するものです。
「DBJ Green Building認証」取得物件/レジデンス
~国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされた建物(5つ星)取得~
【物件概要】
Brillia ist 東雲キャナルコート(2005年3月竣工)東京都江東区東雲一丁目9番22号
【評価ポイント】
・節水水栓の設置、LED照明の設置等、建物の省エネルギー性に配慮している点
・グルーミングルーム・ラウンジ・シェアサイクルポートの設置、入居者満足度調査の実施等により、入居者の利便性・快適性に配慮している点
・エントランスへのアロマの設置、階段利用の推進等、入居者の快適性・健康性に配慮している点
「DBJ Green Building認証」取得物件/オフィスビル
~非常に優れた「環境・社会への配慮」がなされた建物(3つ星)取得~
【物件概要】
東京建物本町ビル(1970年2月竣工)大阪市中央区本町三丁目4番8号
【評価ポイント】
・館内照明のLED化や空調機器更新、定期的な空調機フィルター洗浄の実施などによりエネルギー使用量の抑制を高い水準で実現している点
・共用部にアロマや個人用ボックスを設置するなど、利用者の快適性・利便性に配慮しているほか、受動喫煙をさせない仕組みや入居者の健康維持に係る啓発を行うなど、ウェルネスにも配慮がなされている点
・計画的な更新工事等により30年を超えて建物を利用しているほか、定期的な入居者満足度調査の実施等により入居者の意向等に配慮して建物運営を行っている点
【物件概要】
恵比寿ビル(1992年10月竣工)東京都渋谷区東三丁目11番10号
【評価ポイント】
・館内照明のLED化や空調機器等の更新、定期的な空調機フィルター洗浄の実施などによりエネルギー使用量の抑制を推進している点
・シェアサイクルの導入や、入居者の健康維持に係る啓発を行うなど、入居者の利便性・ウェルネスに配慮がなされている点
・計画的な更新工事等により30年を超えて建物を利用しているほか、定期的な入居者満足度調査の実施等により入居者の意向等に配慮して建物運営を行っている点
【物件概要】
東京建物町田ビル(1992年3月竣工)東京都町田市中町一丁目1番16号
【評価ポイント】
・全熱交換器や省エネガラスの採用、人感センサーの設置などによりエネルギー使用量の抑制を高い水準で実現している点
・近隣環境が充実しているうえに、共用部にアロマやパウダーコーナーを設置するなど入居者の利便性・快適性が高い点。
・計画的な更新工事等により30年を超えて建物を利用しているほか、定期的な入居者満足度調査の実施等により入居者の意向等に配慮して建物運営を行っている点
【物件概要】
京橋YSビル(1990年7月竣工)東京都中央区京橋一丁目12番5号
【評価ポイント】
・全熱交換器の設置により空調エネルギーを削減する他、建物全体でLED化を実施する等、照明エネルギーの削減にも努めている点
・パウダーコーナーを設置するなど建物性能が高く、近隣環境も充実しており、入居者の利便性・快適性が高い点。
・計画的な更新工事等により30年を超えて建物を利用しているほか、定期的な入居者満足度調査の実施等により入居者の意向等に配慮して建物運営を行っている点
【物件概要】
東京建物博多ビル(1985年6月竣工)福岡市博多区博多駅前一丁目4番4号
【評価ポイント】
・外壁面の彫りの深さによる日射遮蔽、共用部照明のLED化及び人感センサーの設置等により、施設の省エネルギー化に配慮している点
・節水型水栓の採用、雨水及び中水の再利用、築38年を超える施設利用等により、施設の省資源化を促進している点
・祇園駅や博多駅に通じる地下街に直結する出入口の設置、女性トイレ内への小物入れの設置等により、入居者の利便性に配慮している点
<参考>
■ 東京建物グループの「DBJ Green Building認証」取得物件一覧(2023年12月25日時点)
※1 CO2排出量:Scope 1、2、3 の総量。
Scope 1:東京建物グループでの燃料使用による直接排出量
Scope 2:東京建物グループが購入した電気・熱の使用による間接排出量
Scope 3:その他事業活動にともなう間接排出(従来目標では「カテゴリ 11:販売した不動産の使用等」が対象、新目標では、「カテゴリ11」と「カテゴリ13:リース資産(下流)」が対象)
※2 グリーンビルディング認証とは、建設や運営にかかるエネルギーや水使用量の削減、施設の緑化など、建物全体の環境性能が高まるよう最大限配慮して設計された建築物を客観的に評価する指標。日本では、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が実施する「DBJ Green Building 認証」制度や、土交通省が支援する認証制度で、建築物の環境性能や快適性などさまざまな側面から評価・認証を行う「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」、建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」などの認証プログラムがあります。
● 東京建物グループの温室効果ガス排出削減の中長期目標 2030 年度までの目標を「1.5℃水準」に引き上げ
2023年10月5日ニュースリリース: https://pdf.irpocket.com/C8804/NvAy/AYyL/OjzN.pdf
● 東京建物グループのサステナビリティの取り組み
東京建物サステナビリティ公式サイト:https://tatemono.com/sustainability/
以 上
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