【NHKカルチャー】劇団四季「リトルマーメイド」のパンフレット寄稿の中丸禎子先生による オンライン講座「人魚文学の海を泳ぐ」開催
アンデルセン『人魚姫』 を辿りヨーロッパの人魚表象の歴史を探ります! 8月27日(土)開催! ※見逃し配信期間:9月1日~9月30日
8月27日(土)19時より、オンライン講座「人魚文学の海を泳ぐ」を開催します。アンデルセン『人魚姫』を共通テクストとした各国語文学の研究者による共同研究プロジェクト「プロジェクト人魚」の代表を務める東京理科大学の中丸禎子先生が、時代背景やジェンダーにも言及しながら人魚文学の影響と役割を解説します。
全国どこからでも受講でき、見逃し配信もついています。
全国どこからでも受講でき、見逃し配信もついています。
あなたは「人魚」と聞くと、どのような姿を、あるいは何を思い浮かべますか?長い髪を揺らして優雅に泳ぐ下半身が魚の若い女性、美しい歌、人間の男性への愛、昔の人がジュゴンを人魚と見間違えた…。
現在のイメージは、ここ200~300年(人魚表象の長い歴史の中ではごく最近になって)で成立しました。そこには、やはりアンデルセンの描いた『人魚姫』の存在が大きく影響しています。
人魚と『人魚姫』を深掘りしていくと、もともとは鳥だった!?、動物図鑑に記載!?、男性人魚!?、バレエを踊る人魚姫!?、など新たな姿に次々と出会います。
本講座では、アンデルセンのストーリーを辿り、時代背景やジェンダーにも言及しながら人魚文学の変遷を探ります。
【講師プロフィール】
中丸 禎子 なかまる ていこ
東京理科大学准教授
北欧文学、ドイツ文学。博士(文学)。
2009年、東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。2011年東京理科大学専任講師、2016年より現職。
個人研究として、スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴを中心に、北欧・ドイツの近代文学、日本における受容を研究。
研究グループ「プロジェクト人魚」代表として、『人魚姫』を様々な角度から論じる。
主な著書に、『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(共編著、明石書店、2016)、『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』(共編著、三弥井書店、2020)など。
講座名:人魚文学の海を泳ぐ
講師:東京理科大学准教授 中丸 禎子
受講形態:オンライン
開催日時:8月27日(土) 19:00~20:30
見逃し配信期間:9月1日(木)~9月30日(金)
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込3,300円
主催:NHK文化センター仙台教室
▼お申込みはこちらから▼
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1257286.html
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