無学年式 AI×アダプティブラーニング教材「すらら」鳥取県内小中学校に順次導入
~学校臨時休業に伴う自宅学習支援で成果に手ごたえ~
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:湯野川孝彦)は、導入を要望する鳥取県内の市町村教育委員会と契約を行い、今後、順次「すらら」が県下小中学校に導入されることとなりました。
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」を、国内では 約 1,000 校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む児童生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。
AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブな eラーニング教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できます。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっています。
今回の取組は、「すらら」活用による不登校児童生徒の自宅学習支援や、新型コロナウイルス感染症拡大による一斉臨時休業時に県下小中高校生全員へ「すらら」無償IDを配布したことにより、「すらら」による学習効果を実感した鳥取県教育委員会及び市町村教育委員会が、さらなる臨時休業への対応及びICT活用教育の推進のため実施するものです。
鳥取県教育委員会では2019年9月から、不登校児童生徒への支援として「すらら」活用を開始しました。教員経験者等からなる「自宅学習支援員」が児童生徒の学習計画を立てるとともに学習の進み具合を確認し、必要に応じて保護者とも連携しながら学習面、心理面のサポートを行ってきました。その結果、「ICT等を活用した自宅学習を行うことによる学校における指導要録上の出席扱い」が可能となったり、高校進学を目指した生徒全員が受検に挑戦し、進学先を決定したりするなど、目に見える成果が上がっています。利用した児童生徒の5割が、「勉強が分かりやすかった」「自分なりに少しがんばれた」と回答しており、児童生徒自身の自己肯定感の向上も確認できました。保護者からは、「学習の幅が広がった」「自分の学習時間を意識するようになった」「テストの点数が上がり、試験に対する不安が減った」という声が上がっています。
また、2020年3月の新型コロナウイルス感染拡大による全国一斉臨時休業の際には、県下小中学生全員分となる5万IDを無償提供しました。臨時休業により教員から直接学習指示を出すことが難しい状況の中でも、児童生徒からは、「すらら」学習により「自分で勉強することができた」「とても楽しかった」という声が上がっています。
鳥取県教育委員会担当者は、「自宅学習支援をした不登校児童生徒からは、“分からないことが分かるようになり少しだけ勉強が楽しいと思えた”、保護者からは、“今までは勉強をしなかったがやりやすい内容から始められ、難しいところは繰り返しできる教材だったのでとても良かった”という声が上がり、成果を実感しています。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業の際は、県内の全小中高生向けにいち早くIDを確保し、休校中も児童生徒の家庭学習を支援することができました。」と述べています。
今後、要望のある県下の市町村教育委員会とすららネットが個別に契約を締結の上、各市町村内小中学校にて「すらら」の活用を開始します。
すららネットは今後も、コンテンツの拡充や新サービスの拡大を図り、多様化する教育業界をサポートするとともに、学習者に新しい学習体験を届け、「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していきます。
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