自治体DXや地域活性化に貢献!クラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad」を正式にリリース

体育館、テニスコート、公民館、コミュニティセンターなど公共施設の予約管理をデジタル化し、予約管理業務の煩雑さと人的リソース不足の課題を解消

株式会社スペースマーケット

あらゆるスペースを貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:重松大輔、以下、スペースマーケット)は、2022年度より開発しておりましたクラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad(スペースパッド)」を2023年8月10日(木)より正式にリリースしたことをお知らせいたします。

(左)施設管理者用画面 (右)利用者用画面(左)施設管理者用画面 (右)利用者用画面

▼Spacepadとは

Spacepadはあらゆる施設の予約や管理をデジタル化し、煩雑な施設管理業務を簡易化する、クラウド型予約管理システムです。公共施設等の予約ページをオンラインで作成し、キャッシュレス決済、団体・会員情報の管理、減免料金の計算、予約管理までワンストップで簡単に行えます。これにより多数の施設管理を行う自治体等のDXを実現します。詳細はこちら:https://booking.spacepad.jp/


▼これまでの公共施設予約の課題とシステム開発の背景

従来の公共施設予約には以下の課題がありました。


施設管理側の課題:予約管理業務の煩雑さと人的リソースの不足

  • 公共施設の予約管理業務は各自治体で定める規則に則る必要があるため、優遇団体や営利目的等、利用条件によって異なる料金計算が発生するなど業務が煩雑になる傾向。

  • 利用希望者に公平な利用機会を提供するため、抽選や利用団体間での調整会議を実施するなど多くの時間と人的コストがかかる。

  • 公共施設利用の多くは団体による利用のため、利用団体の代表者等の情報管理や毎年度メンテナンスする業務コストがかかる。

  • 施設ごとに異なる細かなルールが乱立し業務の平準化が難しいため、業務が属人化しやすく生産性が向上しづらい状態。

  • 従来の公共施設の鍵管理は、近隣住民や自治会への管理委託など地域での支え合いが前提として運営されるケースが多く、少子高齢化が進む社会において管理形態の持続性が危ぶまれている。

  • これらの課題を解決するための施設予約システムをカスタマイズして開発するには、莫大なコストがかかり、デジタル化に踏み切れない。


利用者(住民側)の課題:予約のしづらさ

  • 予約受付の方法が電話、メール、FAXなどアナログであったり、オンラインシステムが存在していても一部窓口での手続きが必要になるなど、手間がかかる。

  • 施設の予約受付は施設が開いている時間帯のみの場合が多く、働く世代にとっては予約の機会が極端に限られてしまう。一部のユーザー利用に偏ってしまう傾向に。

これらの施設管理者と利用者、双方の課題を解決するため、必要機能を満たした操作性の高いシステムの開発に至りました。これにより施設管理者の業務効率化を進め、スピーディーな自治体DXを実現します。さらに施設利用者はオンラインでの予約申請手続き・決済を通じてよりスムーズな施設予約ができるようになります。

Spacepadを導入している秋田県湯沢市での市民利用者アンケート(※)では、Spacepadを「使いやすい」と回答した人が全体の80%以上、再利用意向は100%と、利用者満足度の高い予約システムとして自治体の導入も加速しています。

Spacepadにより紙の台帳管理からWebのカレンダー管理に移行した一例Spacepadにより紙の台帳管理からWebのカレンダー管理に移行した一例

スペースマーケットは、創業時よりオンライン完結型で誰もが簡単に貸し借りできるプラットフォームサービスを提供し、スペースシェアを通じて地域社会における課題解決や持続可能な社会の実現に向けて尽力してまいりました。これまで培ってきた技術や知見を活用することで、住民サービスの向上と自治体DXを実現し、公共施設における課題解決に貢献します。

今後は全国の自治体のみならず民間企業との連携も強化し、地域社会にとって魅力的で利便性の高いサービスやノウハウの提供を目指します。本事業によって、公共施設利用をより身近なものにすることで、更なるスペースシェアの文化創造と拡大に取り組んでまいります。


(※)調査概要:Spacepadの利用者(10歳以上70歳以下の男女)を対象に2022年11月〜2023年5月22日にWEBアンケート方式にて実施


▼Spacepadの6つの特徴

  • 一気通貫の公共施設予約管理が可能に。減免団体管理、複雑な料金計算にも対応

施設の予約管理や受付、オンライン決済、減免への効率的な対応、団体情報の管理などをデジタル化することで一気通貫の予約管理ができるようになります。公共施設特有の「減免団体の情報管理」、「利用条件によって異なる複雑な料金計算」等にも標準機能で対応し、施設管理者と利用者双方がスムーズに予約、管理することが可能です。また、体育施設や高齢者の利用が多い生涯学習施設など、施設ごとに求められる管理機能も搭載するなど、あらゆるジャンルの公共施設予約に対応します。


  • Webカレンダーで予約に関する情報管理を簡素化

SpacepadのWeb上のカレンダーにより、これまで多く使用されていた紙ベースの予約カレンダーをデジタル化し、視認性を重視することでカレンダー登録操作をできる限り簡易化します。


  • あらゆる世代の方が操作可能な使いやすい画面デザイン

スペースマーケットのプラットフォーム運営のノウハウを活かし、操作性にこだわった誰もが使いやすいシステムに。シニアの方やデジタル作業に慣れていない方でも簡単に操作が可能です。


  • マイナンバーカード利活用機能(2023年8月末ごろ提供予定)

マイナンバーカード情報を活用した安全性の高い本人認証機能を搭載。これにより、利用者属性の自動判定、属性ごとの利用実績集計、抽選機会の公平性担保など業務の効率化を実現します。


  • スマートロック連携による安心安全な施設管理が可能

株式会社Photosynthが提供するスマートロック型入退室管理システム「Akerun」とSpacepadを連携させることで、予約と同時に解錠URLの発行が可能になります。これにより従来の公共施設の鍵管理による課題を解決します。


  • 実績のあるスタッフによる手厚いサポート

全国自治体での導入実績があるスタッフより、現状の課題をヒアリング、整理した上でプランニングしながら導入をサポートします。自治体職員のみなさまと協力し推進することで、管理者と利用者共にメリットのある公共施設予約DX化をお手伝いします。


▼導入施設例

体育館、テニスコート、グラウンド、サッカー場、文化ホール、公民館、地区センター、コミュニティセンター、創業支援センター、BBQコーナーなどの施設ですでに導入いただいております。


▼利用団体の実績

これまでに以下の自治体、指定管理者に導入またはトライアルでのご利用をいただいており、今後も拡大予定です。


▼Spacepadを利用する自治体職員の声

秋田県湯沢市 ふるさと未来創造部まちづくり協働課 未来づくり推進班 高根友美様

Spacepadを導入する際に大事にした視点は「どうやったら市民サービスの向上につながるのか?」でした。スペースマーケット社ともその視点を共有し、場合によっては市の手法やルールを見直す前提で導入を進めることができました。また、施設職員などの関係者にも粘り強く説明を続けた結果、市民サービスを向上させるという目標に向かって施設職員とも一緒に進み始めることができました。

導入後は、利用者から、申請書の記載や窓口での支払いがなくなり便利になった、電話での問い合わせに抵抗を感じていたが、空き状況の確認や予約がしやすくなったなどの声を多数いただいており、市民向けサービスの向上を実感しています。また、施設職員もオンライン予約が始まったことで、今後は貸館業務に関する電話や窓口対応が減り、その他の業務に時間を充てることができるようになるなど、施設職員の業務改善にも大きく繋がることを期待しています。


▼Spacepadに関する説明会について


【記者向け説明会】

本説明会では、新規事業をローンチした背景やSpacepadの概要・特徴、本サービスの活用によって実現した自治体DXの事例についてご説明いたします。当日はSpacepadを導入いただいている秋田県湯沢市のご担当者様にもご登壇いただきます。


日時:2023年8月24日(木)11:00〜12:00

形式:オンライン(URLはお申込いただいた後ご連絡します)

登壇者:

・高根友美様/秋田県湯沢市 ふるさと未来創造部まちづくり協働課 未来づくり推進班

・重松大輔/株式会社スペースマーケット 代表取締役社長

・高尾友喜/株式会社スペースマーケット Spacepad事業グループVP(事業責任者)

参加方法:下記Googleフォームより参加申込ください(事前申込制)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeLSP8P5uSglM0M9aosgtgjf-cRa8BL48opFmiqCcAKwtxYGw/viewform?usp=sf_link


【自治体ご担当者・指定管理等の施設運営会社向け事例共有会】

自治体のDX担当者向けの公共施設予約DX化プランニングのコツをウェビナー形式でご紹介いたします。ご興味のある自治体ご担当者様、施設運営関係者様はぜひご参加ください。


日時:2023年8月17日(木)13:30〜14:30

形式:オンライン

登壇者:

・高根友美様/湯沢市 ふるさと未来創造部まちづくり協働課 未来づくり推進班

・高尾友喜/株式会社スペースマーケット Spacepad事業グループVP(事業責任者)

参加方法:下記Googleフォームより参加申込ください(事前申込制)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfYi5QOw8Z6mOtgnFVhOHB8XZgEFTRDSim_1nj1nU9lEeYu7g/viewform


【スペースマーケットの登録ホスト向け説明会】

スペースマーケットの登録ホスト向けの説明会をオンラインで開催いたします。Spacepadはクレジットカード決済機能に加え、Googleカレンダーとの連携も可能なため既に10を超えるホストの方にご利用をいただいております。Spacepadは公共施設のみならず、ホストの皆様が運営されている、イベントスペース、会議室、スタジオ、コワーキングスペースなどの予約管理にも最適です。

日時:2023年8月16日(水)18:00〜18:30、17日(木)18:00〜18:30

形式:オンライン

参加方法:下記Googleフォームより参加申込ください(事前申込制)

​​https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCcprumnca9A4vZ_ZhmuGvgnblh8buPWigzg0kU_hnDufnqg/viewform


▼施設管理者およびホスト向けのSpacepad 3か月間無料トライアルについて

Spacepadサービス開始を記念し、2023年9月中にお申し込みいただいた方に、3か月間の無料トライアルを提供いたします。

トライアルに関するお問合せはこちら:​​https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScnKdI7yL2MDhuqBPuuH-A87F_X9sSf2CQqVmC79iagQTqkLQ/viewform


スペースマーケットとは

「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」というビジョンのもと、スペースシェアの文化創造、拡大に取り組む企業です。2019年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。スペースを貸し借りするプラットフォーム「スペースマーケット」には、全国25,000件以上のスペースが掲載されています。住宅、古民家、ワークボックス、撮影スタジオ、映画館、廃校など多岐にわたるスペースが、パーティー、撮影、会議などに利用されています。URL:https://www.spacemarket.com/

会社名:株式会社スペースマーケット

所在地:東京都渋谷区神宮前6-25-14 JRE神宮前メディアスクエアビル2F

代表者:代表取締役社長 重松 大輔

証券コード:4487

設立日:2014年1月
事業内容:スペースシェアリングプラットフォーム「スペースマーケット」の運営

URL:https://spacemarket.co.jp

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会社概要

株式会社スペースマーケット

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URL
https://www.spacemarket.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-25-14 JRE神宮前メディアスクエアビル2F
電話番号
-
代表者名
重松大輔
上場
東証グロース
資本金
2億4112万円
設立
2014年01月