チェック・ポイント、GigaOm社2023年版レーダーレポートにおいて「クラウドネットワークセキュリティ」部門の業界リーダー企業に選出

包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point® Software Technologies Ltd.、NASDAQ:CHKP、以下チェック・ポイント)は、独立系大手IT調査会社のGigaOm社が発表した2023年版レーダーレポートの「クラウドネットワークセキュリティ」部門において、業界のリーダー企業、およびファストムーバー企業に選出されたことを発表しました。

クラウドは、機敏性、拡張性、柔軟性、コストの削減の期待、および市場投入までの時間短縮など大きな力を提供します。あらゆる組織にとってクラウドへの移行は難事業です。そこに伴うのは、複数の新たな攻撃対象領域と脅威ベクトルが存在する1つまたは複数の動的かつ一時的なクラウド上の資産やワークロードを保護するという重い責任です。

組織がクラウドセキュリティソリューションを評価する際には、価格やTCO(総所有コスト)、マルチクラウドやハイブリッドクラウドへの対応、使いやすさなど、様々な点の考慮が必要です。こうした検討事項は、チェック・ポイントの「クラウドネットワークセキュリティのバイヤーズガイド(Buyer's Guide to Cloud Network Security)」で詳しくご覧いただけます。

主な検討事項の1つとなるのは、以下に関する業界の評価です。

  • そのソリューションベンダーは、独立系の業界アナリストや第三者機関のセキュリティテスト企業から高い評価を受けているか?

  • そのソリューションは利用者のSLA(サービス品質保証)を満たしているか?

  • 確かな実績があるか?

  • ネットワークセキュリティに関するアドバイザリーサービスなどの付加価値を提供できるか?

  • グローバルな事業展開に対応できるか?

  • ソリューションが将来的にも通用するよう技術革新に取り組んでいるか?

  • そのソフトウェアは成熟し、脆弱性がほぼなく、修正プログラムを適時提供しているか?

本リリースでは、GigaOm社が発表したクラウドネットワークセキュリティに関するレーダーレポート(Radar for Cloud Network Security)を基に、チェック・ポイントがリーダーおよびファストムーバーとして位置付けられた理由を解説します。また、チェック・ポイントの業界でのリーダーシップを裏付ける受賞歴や評価、ラボでのテスト結果をお伝えします。

チェック・ポイントのCloudGuard Network Security

CloudGuard Network Securityは、2つの役割を担っています。第一に、CloudGuard Network Securityはチェック・ポイントのオンプレミスネットワークセキュリティのクラウド版です。オンプレミス版のソフトウェアコードを受け継いでいることに加え、30年にわたり積み重ねられたサイバーセキュリティゲートウェイの知的財産とサイバーセキュリティにおける技術革新を継承しています。CloudGuard Network Securityを自社のクラウドに導入したお客様は、チェック・ポイントが誇るゴールドスタンダードの優れたセキュリティ管理機能を単一の画面上で運用でき、1993年の創立以来お客様の要件やニーズに合わせて構築してきたと同様のセキュリティ技術(ブレード)、ポリシー管理、可視化、ログの取得、レポート作成やコントロール機能をご利用いただけます。

第二に、CloudGuard Network Securityはクラウドネイティブであるため、あらゆるクラウドベンダーとの統合が常に行われて最新のサービスを利用でき、導入が容易で、伸縮性、機敏性、拡張性に優れています。Check Pointは主要なクラウドベンダー各社と提携しており、CloudGuard Network Securityはパートナー各社のインフラや、代表的な最新サービスすべてと密接に連携しています。そのため、お客様はクラウドネイティブのセキュリティにおいて常に最高のユーザー体験を得られます。すなわち、チェック・ポイントのネットワークセキュリティは完全にクラウドに適応しています。​ ​CloudGuard Network Securityの詳細は、こちらからご覧いただけます。

クラウドネットワークセキュリティに関するGigaOmレーダーレポート

2023年11月16日に発表されたこのレーダーレポートは、ネットワークとセキュリティを専門とするアンドリュー・グリーン(Andrew Green)氏の調査・執筆により、クラウドネットワークセキュリティベンダー主要10社をレビューして「IT部門の意思決定者が自社のビジネスやユースケースの要件に最適なベンダーを選ぶため必要な情報を提供」しています。レーダーレポートに掲載された各ベンダーとソリューションは、いずれも以下の「必要最低限の機能」を備えています。

  • ベンダー間の垣根のない統合

  • サービスインサーション

  • サービスのオーケストレーション

  • ログの集約

  • 管理の一元化

  • クラウド認識

Flexera 2023 State of the Cloud Report(Flexera社「2023年版クラウドの現状レポート」)によると、調査回答者(世界中のクラウドに関する意思決定者とユーザー)の87%が複数のクラウドを利用しています。そのため「マルチクラウドへの対応」も必要最低限の機能となる可能性がありますが、これについてはグリーン氏は明言していません。

GigaOmレーダーレポートの核心であるレーダーチャート(下図)は、「各ベンダーのソリューションを同心円状のリング上に配置し、より中心に近いほど総合的な価値が高いと判断される」ものです。またこのチャートでは、成熟度と革新度、フィーチャープレイとプラットフォームプレイという2つの軸で各ベンダーの特徴を示すとともに、各ソリューションの今後12~18カ月間の進化予測を矢印で示しています。つまり、レーダーチャートはリサーチ結果の比較を要約した図を提供しています。

クラウドネットワークセキュリティに関するGigaOmレーダーチャート

GigaOmはレポート冒頭で、GigaOmが差別化ポイントとして重視する分野でのベンダーのパフォーマンスを数値化した3つの表を用いて、これらの結論に至った理由を説明しています。

  • 主な基準:機能面での特徴と能力に焦点を当てる

  • 評価指標:購入の意思決定に影響する機能以外の要件と、各ソリューションが顧客に与える影響を概説する

  • 新興技術:今後12~18カ月の間に普及が進むと予想される技術についてレビューする

チェック・ポイントは全カテゴリーで非常に高いスコアとなり、ほぼ全検討項目で“Exceptional”(卓越した焦点と実行力)の評価を得ています。同レポートでは、CloudGuard Network Securityのコア機能の範囲を超えた質問項目を含む、幅広い機能と特徴を調査しています。こうした項目は、CloudGuardプラットフォームが持つ他の機能であるCloudGuard ポスチャー管理(CSPM)、CloudGuard AppSec(WAAP)、CloudGuard Intelligence(CDR)などにより、適切に対応しています。これはチェック・ポイントのセキュリティに対する統合的アプローチによる利点の1つです。

チェック・ポイントのネットワークセキュリティに関するその他の評価

チェック・ポイントは直近12カ月間で、以下を含む複数の業界レポートにおいて特筆すべき評価を受けました。

  • 「ガートナー マジッククアドラント(Gartner® Magic Quadrant™)」ネットワークファイアウォール部門においてリーダーに選出(23回目)​

  • 2023年の「ガートナー クリティカル・ケイパビリティ(Gartner® 2023 Critical Capabilities)」ネットワークファイアウォール部門においてパブリッククラウドユースケース評価の第1位を獲得

  • CyberRatingsのクラウドネットワークファイアウォール部門でAAA評価を獲得

  • 「Forrester Wave™: 企業向けファイアウォール部門」でリーダーに選出

  • CyberRatingsの企業向けファイアウォール部門で推奨AAA評価を獲得

  • GigaOmレーダーレポートの次世代ファイアウォール部門およびDNSセキュリティ部門においてリーダーに選出

  • フロスト&サリバンにより次世代ファイアウォールについてクラス最高レベルの評価を獲得​

  • Miercomにより次世代ファイアウォールのセキュリティ有効性でリーダーに選出

Miercomは、アナリストのレポートと異なり、テストラボによる広範な評価を提供しています。2023年初頭、チェック・ポイントは第三者機関による客観的なセキュリティ有効性テストの競合ソリューション3社との比較で最高点を獲得しました。以下はテスト結果の1つです。グラフと評価に関する詳しい説明は、Miercomのレポートをダウンロードしてご覧ください。

マルウェア防御 対 ゼロ+1デイマルウェア検知のみの比較

セキュリティの信頼性

セキュリティソリューションには、自己参照的な側面があります。すなわち、これらは脅威から組織を守るためのものですが、同時にソリューション自体がセキュリティの脆弱性を含んでいる可能性があり、脅威の発生源となり得ます。2020年1月から2023 年6月にかけ、チェック・ポイントは当社および競合3社のソフトウェアの脆弱性を、関連するセキュリティアドバイザリーのウェブページに基づいて追跡調査しました。以下のグラフは、チェック・ポイントには重要および深刻な脆弱性が少なく、それらの修正に要する時間が大幅に短かったことを示しています。

セキュリティベンダー各社の重大な脆弱性および高度な脆弱性と、その修正に要する平均時間

こうした統計は、成熟したソフトウェアコード、およびソフトウェアの脆弱性への迅速な対応の結果であり、チェック・ポイントのセキュリティへの包括的アプローチの賜物です。

結論

GigaOmのクラウドネットワークセキュリティに関するレーダーレポート は、チェック・ポイントをリーダーおよびファストムーバーに位置付けました。チェック・ポイントはレーダーチャートの中心に最も近く位置付けられ、総合的価値が高いと判断されています。 グリーン氏は次のように述べています。「チェック・ポイントはこのレーダーレポートに掲載されたベンダーの中で、レポートに記載された全機能を提供している唯一のベンダーです。同社のプラットフォームは、クラウド環境に真のエンドツーエンドのネットワークセキュリティを提供できます」

同レポートは、過去1年間にCloudGuardとチェック・ポイントのネットワークセキュリティが業界内のアナリストやテストラボなどから受けた高評価の1つであり、セキュリティの有効性、機能、プラットフォームの強靭さ、使いやすさ、成熟度、革新性の組み合わせにおいて他の追随を許さないことを示しています。これにより、クラウドネットワークのためのセキュリティソリューションを検討する組織において、CloudGuard Network Securityが有益な候補であることも示しています。また、チェック・ポイントのネットワークセキュリティをご利用中でクラウド移行を検討中のお客様は、最も容易で迅速かつ安全なクラウド移行を、最小限の総所有コストと組織リスクで実現できます。

本プレスリリースは、米国時間2023年12月22日に発表されたブログ(英語)をもとに作成しています。

チェック・ポイントについて

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Check Point Infinityの各ソリューションはマルウェアやランサムウェアを含むあらゆる脅威に対して業界トップクラスの捕捉率を誇り、第5世代のサイバー攻撃から企業や公共団体を守ります。Infinityは、企業環境に妥協のないセキュリティを提供し脅威防御を実現する4つの柱で構成されています。リモートユーザー向けのCheck Point Harmony、クラウドを自動的に保護するCheck Point CloudGuard、ネットワーク境界を保護するCheck Point Quantum、そして防止優先のセキュリティオペレーションスイート、Check Point Horizonです。チェック・ポイントは10万を超えるあらゆる規模の組織を守っています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/) は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。

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・Check Point Blog: https://blog.checkpoint.com 
・Check Point Research Blog: https://research.checkpoint.com/ 
・YouTube: https://youtube.com/user/CPGlobal 
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Tel: 03-4405-9537 Fax: 03-6739-3934

E-mail: checkpointPR@next-pr.co.jp

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会社概要

URL
https://www.checkpoint.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー25F
電話番号
03-6205-8340
代表者名
佐賀 文宣
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
1997年10月