【信金中央金庫 × 大分みらい信用金庫 × eiicon company】『SHINKIN INNOVATION PROJECT』始動!
大分県別府市の地域課題解決に向け、「地域企業の経営資源」と「全国の企業の斬新なアイデア・テクノロジー」を掛け合わせ、新たな価値・ビジネスを共創するプロジェクト。2022年3月14日より。
eiicon companyは、信金中央金庫、大分みらい信用金庫とともに、企画・設計・運用からPR戦略まで、本プロジェクトの運営全般を強力にサポートしてまいります。
■信金中央金庫 × 大分みらい信用金庫 × eiicon company『SHINKIN INNOVATION PROJECT』
本プロジェクトのコンセプト
全国254の信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫は、各地の信用金庫と共に、地域の課題解決に従事してきました。人口減少・高齢化のみならず、新型コロナウイルスの感染拡大を始めとした社会を取り巻く環境が大きく変化する中、地域社会が発展していくための変革が求められています。地域を経営基盤とし、地元密着の金融機関として根差した信用金庫にとって、地域課題の解決を通じた顧客企業の成長支援・雇用の創出等の経済の発展に貢献することが重要となっています。
信金中央金庫・全国の信用金庫・自治体のネットワーク・アセットを活用しながら、「地域企業の経営資源」と「全国の企業の斬新なアイデア・テクノロジー」を掛け合わせ、地域課題の解決に向けて、新たな価値・ビジネスを共創するプロジェクト。それが『SHINKIN INNOVATION PROJECT』です。
今回は、創立100年目を迎える大分みらい信用金庫の本店所在地である大分県別府市の地域課題解決を目指します。別府の地から興す、新たな価値創出に向けた事業アイデアをお待ちしております。
□大分県別府市について
『山は富士、海は瀬戸内、湯は別府』
別府といえば温泉。市内には、別府八湯と呼ばれる8つの温泉エリアが点在し、日本一の湧出量と源泉数を誇り、古くから日本を代表する温泉地として賑う、歴史と文化あふれる国際観光温泉文化都市です。
伝統的工芸品である別府竹細工が発展したのも、温泉と竹という豊富な資源があったことに起因しています。
また、人口は約11万人ですが、その中には約3千人の留学生が勉学に励み、日本でも有数の異文化あふれる国際交流都市としても成長を続けています。
地域資源でもある別府の歴史・伝統・文化・産業等を活用しながら、別府経済の活性化及び地域課題の解決を目指しています。
□本プロジェクトへの参加メリット
・事業創出に精通したメンター陣によるビジネスメンタリング
・採択された事業アイデアは、実証実験費用の一部をサポート(1社あたり最大100万円を予定)
※検証内容によって、金額は応相談
・地元企業・団体、別府市、サポーター企業と共に、別府市内にて社会実装へ
■『SHINKIN INNOVATION PROJECT』募集テーマ
大分県別府市の地域課題解決を目指す2つの募集テーマを設定いたしました。
テーマ1: 新たなタクシー観光モデルの創出(株式会社IDM) 新型コロナウイルス拡大前、大分県ではインバウンド需要の高まりから、多言語化への対応という課題を抱えていました。『IDM』は、その課題に対して、タブレットを導入するだけで解決できる「タブシェルジュ」をリリース。本サービスをきっかけにタクシー会社との連携が生まれた一方で、コロナ禍になりタクシー業界は大きなダメージを受けています。地元の魅力を知り尽くしたタクシー運転手と共に、「移動手段」であった従来のタクシーの事業モデルから、「タクシーに乗ることが価値」となる事業転換を目指し、新たな観光地体験の提供を目指します! <解決したい課題> ・新型コロナウイルスの感染拡大に伴い衰退するタクシー産業をビジネスモデルの転換によって、盛り上げていきたい! ・別府市では年間約900万人の旅行者はいるものの、観光客1人あたりの観光消費額は低い。観光都市別府の魅力や体験を提供することによって、観光客等の消費額の増加を図り、市内経済の活性化を目指したい! <共創アイデア例> 【パーソナライズされた旅行プラン】 位置情報や個人の趣味嗜好等のビッグデータを元に、地域のコンテンツと連携して、最適な旅行プランを提供。旅行中には、タブレット上に施設情報やクーポンを表示するなど、パーソナライズされた情報を提供 【混雑状況の見える化】 飲食店や観光施設、日帰り温泉等の混雑状況をリアルタイムで把握しながら、その情報をタクシーと連携。渋滞情報などとも連携しながら、行列の待ち時間等の時間へのストレスのない旅の提供 <企業の強み・特徴> ・APU(立命館アジア太平洋大学)出身者が立ち上げたITベンチャー企業。ORSO社からの資金調達を受けビジネス拡大中 ・タブシェルジュの開発経験とタクシー業界へのネットワーク ・別府市と連携した地域の魅力をコンテンツとして発信 ・WEBマーケティング・プロモーションに伴う、コンテンツ作り・「タブシェルジュ」共同開発事業者ORSO社との開発連携 |
テーマ2: 伝統産業「別府竹細工」若手作家が『モノづくりに集中できる』システムの構築 (別府市竹細工伝統産業会館) 「別府竹細工」は、大分県が生産量全国第1位を誇るマダケを活用し、テーブルウェアなどの台所用品から美術工芸品まで幅広く生産されています。昭和54年には「伝統的工芸品」の指定を受け、竹材資源の有効活用や伝統技術の保護育成等の事業にも取り組んでいます。そのような中で、「別府竹細工」の中枢機関として、より多くの方々に「別府竹細工」の魅力を伝えるため平成6年に「別府市竹細工伝統産業会館」を開館いたしました。伝統産業が抱える課題を共に解決するパートナーを募集いたします。 <解決したい課題> ・全国で唯一竹工芸を学べる職業開発能力校で育成した若手作家の販路を拡大したい! ・作家が負担する「作る」以外の生産管理・販売等の業務負担を軽減したい! ・「別府竹細工」の魅力をより多くの方に知っていただき、手に取ってもらいたい! ・「別府竹細工」作家について、もっと発信していきたい! <共創アイデア例> 【若手作家とユーザーを繋ぐ流通システムの構築】 インバウンドを含む観光客を中心とした販売ルートから国内外のユーザーに「別府竹細工」を届けることによって、伝統工芸品に触れる機会を提供。そして作家には本業である「モノづくり」に集中できる流通システムを提供することによって、参入障壁を下げ、後継者不足問題の解決を目指す。 【竹細工・作家のブランディングの構築】 「別府竹細工」のみならず、作家ひとりひとりにフォーカスすることによって、より商品自体に魅力を感じてもらえるようなブランドイメージの構築と定着。歴史を受け継ぎながら新しいモノづくりに挑戦する作家の想いやこだわりに着目し、ファンコミュニティを創生。 <企業の強み・特徴> ・別府竹製品協同組合と株式会社美装管理(施設管理)による共同事業体にて運営 ・別府竹製品協同組合は、56人(社)が加入しており、県内竹製品製造業者の5割が参加している団体 ・「別府竹細工」の専門知識を持った組織(竹細工伝統産業会館共同事業体)による運営・竹細工や作家について掘り下げた詳細情報の提供 |
■本プロジェクトのスケジュール
2022年3月14日 エントリー受付開始
2022年4月15日 応募締切
2022年4月16日~5月13日 書類選考・面談選考
2022年5月中旬以降 インキュベーション
書類・面談選考を経た事業アイデアはサポーター企業とともに
社会実装に向けたインキュベーション・実証実験を進めます。
併せて、メンター陣によるメンタリングを適宜実施します。
※事業テーマに適切なメンターをアサインいたします。
2022年8月未明 DEMODAY(成果発表)
社会実装・事業化へ
■本プロジェクトの応募資格
・法人登記がなされていること。企業規模は問わない。
・プロダクトや技術をお持ちであること。
■信金中央金庫 × 大分みらい信用金庫 × eiicon company『SHINKIN INNOVATION PROJECT』
主催:
信金中央金庫、大分みらい信用金庫、eiicon company
パートナー:
株式会社IDM、別府市竹細工伝統産業会館
サポーター:
別府市、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、株式会社システムソフト(fabbit事業本部)、
SBIインベストメント株式会社、信金キャピタル株式会社、信金シンガポール株式会社
メンター:
秋田 純 東日本電信電話株式会社 ビジネス開発本部 第二部門 アクセラレーション担当 担当課長
田中 保成 株式会社システムソフト fabbitエグゼクティブフェロー
後藤 健 SBIインベストメント株式会社 取締役執行役員副社長
松本 祐典 SBIインベストメント株式会社 投資部 部長
堀井 壮太 大分みらい信用金庫 地域創生企画部 部長
帆足 杏一 大分みらい信用金庫 地域創生企画部 副部長
宮﨑 崇 信金中央金庫 しんきんイノベーションハブ センター長
茅野 雅文 信金キャピタル株式会社 投資育成部 担当取締役
五十嵐 聡 信金シンガポール株式会社 取締役社長
■信金中央金庫 × 大分みらい信用金庫 × eiicon company『SHINKIN INNOVATION PROJECT』
エントリーページ
https://eiicon.net/about/shinkin-ip2022/
■信金中央金庫 概要 https://www.shinkin-central-bank.jp/
本店所在地:東京都中央区八重洲1丁目3番7号
創立年月日:1950(昭和25)年6月1日
代表者:理事長 柴田 弘之
出資金:6,909億円(うち優先出資金909億円)
常勤役職員数:1,248人(2021年3月31日現在)
■大分みらい信用金庫 概要 http://www.oitamirai.co.jp/
本社所在地:大分県別府市駅前本町1番31号
理事長:森田 展弘
創立年月日:1922(大正11)年4月12日
出資金:14億97百万円
店舗数:31店舗
役職員数:382人(2021年3月31日現在)
■eiicon company 概要
eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」: https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数23,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
名 称: eiicon company (エイコンカンパニー) https://corp.eiicon.net/
代 表: 中村 亜由子
所 在 地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
事業内容:
オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6370-8360(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net
■運営会社
社名: パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
資本金:5,500万円
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:
新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務
※オープンイノベーション:
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
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