日本でもワークライフバランスを重視する割合が給与を上回る結果に 世界の働く意識調査が示す人材定着の鍵は「個人の価値観への寄り添い」「コミュニティ意識の醸成」「スキルアップ機会の提供」

ランスタッドはこのたびワークモニター2025(日本語版)を公開します。ワークプレイスの新たな指針と雇用主が対応すべき人材戦略を解説しています。

ランスタッド

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲)は、2月12日より世界の働く意識調査「ワークモニター2025」日本語版を公開いたします。ヨーロッパ、アジア太平洋、南北アメリカの35の国と地域で26,000人の労働者を対象に調査を行ったもので、世界と日本の結果を比較して見ることができます。日本の働き手も、調査史上初めて、就業先の選定において重視する項目として、ワークライフバランス(日本65% 、世界83%)が報酬(日本62%、世界82% )を上回る結果となりました。

個々の価値観への寄り添いと働き方の柔軟性が動機づけに不可欠

働き手は、仕事が自分の価値観や生活と一致することを期待し、収入だけでなく、より大きな意義を求めています。37%は価値観が合わない企業での仕事を受け入れず(世界全体48%)、20% が、リーダーシップの視点や立場に同意できなかったために仕事を辞めたことがある (世界全体では29%)と回答しています。また前述の通り日本の働き手も世界と同様にワークライフバランスを重要とする人の割合が給与を上回るなか、勤務時間・場所の柔軟性については、それぞれ50%(世界65%)と48%(世界60%)が確保されていると回答する一方で、19%(世界31%)が十分な柔軟性が提供されないために仕事を辞めたことがあると回答しています。

●日本の働き手が重視する要素

ワークライフバランス 65% (世界 83%)・給与 62% (世界 82%)・勤務時間の柔軟性 57% (世界 73%)・場所に関する柔軟性 45% (世界 67%)

コミュニティとしての連帯感を持ちながらも、ありのままで働ける環境を望む

働き手は、帰属意識と成長を感じられる、自分らしく仕事に打ち込めるコミュニティを求めています。62%が職場をコミュニティのように感じたいと考えており(世界全体83%)、同僚との連帯感は仕事のパフォーマンス向上に繋がるという意見が77%にのぼります(世界全体83%)。一方で、居場所を感じられない、または有害な職場環境では、34%が退職を検討し(世界全体55%)、26%は実際に退職経験があると答えています(世界全体44%)。人々は、信頼できるリーダーシップと公平な環境を求めており、雇用主は包括的な文化の構築に努める必要があります。

スキリングによる機会創出の重要性

テクノロジーの進化が加速する中、人材はスキル開発を重視しており、特にAIや新興テクノロジー分野で顕著です。42%がトレーニングや開発の機会を重要視しており(世界全体72%)、22%は雇用主がスキル開発を提供しなければ退職するとも回答しています(世界全体41%)。一方で、雇用主は、27%がAIなどの将来を見据えたスキルを身につける機会を提供していると回答しました(世界全体55%)。

●雇用主が学習および開発の機会を提供した場合に人材が興味を持つ分野

AI 16% (世界 23%)・ITおよび技術リテラシー 7%(世界 11%)・プログラミング/コーディング 5% (世界 6%)・コミュニケーションおよびプレゼンテーションスキル 5% (世界 5%)・データサイエンス/分析 4% (世界 5%)

■ランスタッド・2025年ワークモニター(日本語版)

*下記から無料でダウンロードできます。
https://services.randstad.co.jp/download/form/workmonitor2025

■ ランスタッドの会社概要

[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー

[設  立] 1960年10月

[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス

[所 在 地] オランダ

[従業員数] 46,000人

[売  上] 3兆9,949億円(254億2,600万ユーロ) 2023年度実績(12月決算)
                  (人材サービス業として世界最大*¹)

[資 本 金]  7,384億6400万円(47億ユーロ) 2023年12月末時点

[事 業 所] 世界39の国と地域

[事業内容] 総合人材サービス

[URL] https://www.randstad.com/

(1ユーロ157.12円換算/ 2023年12月末時点)

*¹ Staffing Industry Analysts 2023、人材サービス企業売上ランキングより

■ ランスタッドについて

ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材不足の世の中にあっても、人材に寄り添う真のパートナー(Partner for talent)として、4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じクライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。また人々が有意義な仕事につき、それぞれが適切なスキルを身につけ、職場に目的と居場所を見出す手助けをします。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い、より持続可能な未来の実現に貢献します。

オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約40,000人の社員が働いています。2023年には、200万人の人々の就職を支援し、254億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com


■ Award/表彰ほか

・LGBTQ+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を4年連続受賞
 セクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー」認定も2年連続受賞(2024年11月)

・ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)

 プロフェッショナルサービス部門 10年連続選出(人材サービス企業として唯一)

・「がんアライアワード2024」でブロンズを初受賞 (2024年12月)

・「D&Iアワード2024」より最高評価のベストワークプレイスに3年連続認定 (2024年12月)


■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ

・ランスタッド・エンプロイヤーブランドリサーチ2024(下記のリンクよりダウンロードいただけます)

 https://services.randstad.co.jp/download/form/ebr_globalreport2024

・ランスタッドワークモニターレポート2025(下記のリンクよりダウンロードいただけます)

 https://services.randstad.co.jp/download/form/workmonitor2025

・ランスタッド法人向けブログ「WorkforceBiz」 https://services.randstad.co.jp/blog

・ランスタッド個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」 https://www.randstad.co.jp/careerhub/

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会社概要

ランスタッド株式会社

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URL
https://www.randstad.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
電話番号
-
代表者名
猿谷 哲
上場
海外市場
資本金
1億円
設立
1980年08月