【宇宙から”農業排出”を可視化】JAXA公募の宇宙戦略基金事業に総額15億円規模で採択 ベトナムのカーボンクレジット開発と衛星研究を統合し、国家規模の排出管理システムを構築
これまでのベトナムの成果を掛け合わせ、ベトナム国内の脱炭素化加速を実現
国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北 潤、以下、Green Carbon(グリーンカーボン))は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)公募の宇宙戦略基金事業(第二期)(以下、本実証事業)に採択されたことをお知らせします。
本事業の技術開発テーマ「衛星データ利⽤システム実装加速化事業(A)衛星データ利用システムの開発・実証」に応募し、Green Carbonは「ベトナムにおけるカーボンクレジット開発における排出量管理ツールと、衛星研究との結合による国家排出管理システムの構築」を提案しました。本提案の採択により、ベトナムにて、農業由来の排出量を国家規模で算定・管理するシステムを構築し、ベトナム国内の脱炭素化を加速させます。

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〇JAXA 宇宙基金サイト(3月13日発行)
◆本実証事業概要
昨今、衛星データ利用システムは、様々な領域(農林業、水産業、防災・減災、土木、建設、金融・保険、環境等)において技術開発が進んでいます。日本国としても、政府や自治体の業務の効率化や高度化に向けた衛星の適切な活用を、民間に推進する動きも見受けられ、“衛星リモートセンシングデータ利用タスクフォース“が設立されています。
今回、Green Carbonが採択されたテーマでは、社会実装を目的とした衛星データ利用システムの開発・実証の集中支援、衛星データ利用の環境を整備し、併せてグローバル展開を志向するシステム開発・実証への支援まで手掛けます。また、関係省庁による政府調達や民間投資等を積極的に促進することで、宇宙ソリューション市場の拡大を目指します。

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◆JAXA 衛星データ利用システム実装加速化事業 |
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◆補助対象総額 1件あたりの補助対象総額(実施者負担を含む):0.3 億~30 億円程度 1件あたりの支援額:0.2 億円~20 億円程度 ※実施者が中小企業・SU の場合 |
◆本実証事業採択の背景
Green Carbonは、自然由来のカーボンクレジットプロジェクトを手がけるリーディングカンパニーとして、東南アジア地域での事業展開に注力しています。森林保全、マングローブ再生、バイオ炭の活用、農業システムにおけるメタン排出削減など、多様なプロジェクトを実施しており、各プロジェクトは地域の生態条件に適した設計となっています。また、衛星を活用した高度なモニタリング技術により、プロジェクトの実施過程における透明性と信頼性を確保しています。
ベトナムにおいて、Green CarbonはAWD(間断灌漑)※1技術を用いた稲作からのメタン排出削減に注力しています。現在、現地の大学や研究機関と連携し、メコンデルタを含む全国で合計15のAWDプロジェクトを実施しています。これらのモニタリングデータをプロジェクト単位で効率的に収集し、管理するシステムであるAgreen※2の開発及び導入を推進しています。
また、AWDプロジェクトに関するMRVの効率化及びカーボンクレジットの信頼性や品質向上を目指し、JAXA衛星データ(だいち2号)を活用した事業化実証にて2023年より衛星データの活用実証を実施しています。
上記実績を踏まえ、「ベトナムにおけるカーボンクレジット開発における排出量管理ツールと衛星研究との結合による国家排出管理システムの構築」を目指すプロジェクトが、採択を受ける運びとなりました。本実証事業でAgreenによって収集される農業データ基盤を衛星データ研究と組み合わせることで、より広範なデータ基盤へと拡張し、最終的には国家レベルの排出量管理システムへの昇華を目指してまいります。(※総額15億円規模の本提案の支援額は、ステージゲート審査等により変動し得る数字です。)

※1:AWD(間断灌漑)
水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与。
※2:Agreen
カーボンクレジット創出に向けたワンプラットフォームサービスで、創出するカーボンクレジットの創出量・収益のシミュレーションから、プロジェクト登録・申請・販売までを一気通貫して支援します。
〇関連リリース
JAXA衛星データ(だいち2号)を活用した事業化実証
https://green-carbon.co.jp/jaxa2/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000117956.html
RegrowのDNDCモデルとの連携
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000117956.html
◆Green Carbon 株式会社
代表者 :代表取締役 大北 潤
所在地 :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立 :2019年12月12日
事業内容 :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL : https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫で支援するクライメートテック企業です。加えて、植物・微生物の研究開発事業、ESG/排出枠コンサルティング事業、各種環境関連事業も展開しています。
事業は日本および東南アジアを中心に10カ国以上で展開しており、水田(中干し・AWD)、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、家畜排せつ物処理、畜産由来メタン削減など、多様な自然由来プロジェクトを推進しています。国内の水田(中干し)においては、2023年度に日本初・最大規模となる約6,220tのクレジットを創出。2024年度は約40,000ha(約65,000t)、2025年度は約65,000ha(約65,000t)、2026年度には約90,000ha(約95,000t)まで拡大を予定しています。また、酪農分野では日本初となるJ-クレジットのプログラム型登録を実施し、2026年度に約7,000t、将来的には約15,000t規模の創出を見込んでいます。
海外においては、東南アジアを中心に大規模なプロジェクト組成とクレジット創出を推進しており、フィリピンではJCM(二国間クレジット制度)を活用した投資プロジェクトが完売。さらに、ベトナムやカンボジアにおいても、JCM方法論の承認に向けて州・自治体・政府と連携を進めています。また、クレジットの申請・登録・販売までをワンストップで完結するプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」を提供し、煩雑な手続きや書類作成を効率化。創出者の負担軽減とスケーラブルな事業推進を実現しています。加えて、環境価値付き農産物(環境配慮米)の流通、研究開発、ESG・排出枠コンサルティングも手がけ、自然資本を軸とした脱炭素の実現に貢献しています。
◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
Carbon Credits Journal:https://biz-journal.jp/carboncredits/
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