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STマイクロエレクトロニクス
会社概要

世界最高クラスのCortex(TM)-Mマイコンが、業界ベンチマーク試験で新記録を達成

STマイクロエレクトロニクス

main image
独自ARTアクセラレータ搭載のSTM32 F4シリーズが、
Green Hills Software社の最新版コンパイラを使用し、
CoreMark(TM)ベンチマークで新記録を達成
---------------------------------------------------------------
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
Green Hills Software社(以下Green Hills社)の最新ソフトウェア・ツールを
用いたプロセッサ性能試験において、現在量産中のSTM32 F4シリーズが世界最高
性能のARM(R) Cortex(TM)-Mマイクロコントローラ(以下マイコン)であること
を実証しました。

Green Hills社の2012年版コンパイラは、業界標準のCoreMark(TM)試験(1) に
おいて、STM32 F4シリーズの性能を29%向上させました。CoreMark試験のスコア
は1種類の数値で表されるため、開発者はメーカー各社のプロセッサを容易に
比較することができます。CoreMark試験で高スコアを記録したことは、
Cortex-Mマイコンの中で最高クラスの性能を持ち、最もクリエイティブなアプリ
ケーションの要求にも対応するSTM32 F4シリーズを採用中の顧客に自信を与え
ます。

Green Hills社の2012年版コンパイラでコンパイルしたCoreMark試験を、アーキ
テクチャの性能を測る上で最も意味があり難易度の高い条件である内蔵Flash
メモリから実行した場合、STM32 F4シリーズの最大動作周波数は168MHzで、過去
最高のスコアとなる469 を記録しました。このスコアは2.79 Coremark/MHzに
相当し、組込みプロセッサのもう1つの記録です。RAMからの実行ではさらに性能
が高く、481 CoreMarkすなわち2.86 CoreMark/MHzを記録しました。

STM32 F4シリーズは、適応型リアルタイム(ART)アクセラレータを含む、独自
のアーキテクチャにより、Cortex-Mマイコンの中における優位性を確立して
います。内蔵Flashメモリからのコードおよびデータ読み出しを高速化する
ARTアクセラレータは、32bitマイコン、浮動小数点ユニットおよびDSPシングル・
サイクル命令を効率的に実行するため、拡張機能を備えた標準Cortex-M4処理
エンジンの性能を向上させます。

STのマイクロコントローラ事業部ジェネラル・マネージャであるMichel Buffaは、
次の様にコメントしています。「Green Hills社の強化されたコンパイラと共に、
ARTアクセラレータはSTM32 F4シリーズの世界トップレベルの性能をさらに向上
させる重要な機能です。同製品の高度なアーキテクチャおよび市場をリードする
性能を有したGreen Hills社の最新コンパイラの融合が、顧客に最大限の
メリットを提供します。また2012年版コンパイラが、最も高性能なCortex-M
プロセッサをベースとしたマイコンのARTアクセラレータやその他の優れた特徴から、
より高い性能を引き出します。」

Green Hills Software社のマーケティング担当バイスプレジデントである
Christopher Smith氏は、次の様にコメントしています。「Green Hills
Softwareは、新しい2012年版コンパイラにより、Cortex-MベースのSTM32 F4シリ
ーズが新たな記録するという画期的な成果を挙げました。」

STM32 F4シリーズは、4製品から構成されており、現在量産中です。
STM32F407VET6(Flashメモリ:512KB、RAM:198KB、LQFP100パッケージ)の単価は、
1,000個購入時に約5.74ドルです。

*STM32はSTの商標です。ARMおよびCortexはARM社の商標です。その他の商標は
全て、各所有者に属します。

ARM Cortex-MコアおよびSTM32ファミリ
ライセンス許諾方式のARM Cortex-M3およびCortex-M4プロセッサ・コアは、組込
みマイコン市場に革新を起こしました。これらのプロセッサ・コアは、16bit専用
プロセッサや一部の8bit専用プロセッサと同等の価格で32bitの処理能力を提供
するため、世界中のマイコン・メーカーから次世代製品ファミリ向けに選ばれて
います。また、Cortex-M4は、浮動小数点ユニットを内蔵すると共に、DSPシング
ル・サイクル命令の効率的な実行をサポートしているため、設計者は、デジタル・
オーディオや高速検知等の専門機能用にコプロセッサを追加する必要がありま
せん。

STは、ARM Cortex-Mを導入した最初のライセンシーの1社として、同コアを採用
した32bitマイコン・ファミリであるSTM32(R)ファミリを拡充しており、同コアが
元来持つ高い性能に、差別化を可能にする多くの機能と高いコスト効率を付加
しました。その中の1つに製品間のピンおよびソフトウェア互換性があり、実績
のあるソフトウェアの再利用、プリント基板の標準化、および設計のスケーリン
グが簡略化されます。また、通信インタフェース、コントローラ、コンバータ等
の集積化されたペリフェラルも、全製品にわたり一貫性があります。
STM32ファミリは250品種以上から構成されており、Cortex-M3コアを搭載した
バリュー・ライン、パフォーマンス・ライン、アクセス・ライン、USBアクセス・
ライン、コネクティビティ・ライン、および高集積度ラインが含まれます。
STのARTアクセラレータに加え、プログラムを高速実行するための多層バス・マト
リックスも備えた高性能かつエントリ・レベルのCortex-M3コア搭載
STM32 F2シリーズも提供中です。

さらにSTは、バッテリ駆動する機器等、消費電力が重要となるアプリケーション
向けに、Cortex-M3コアと独自の超低消費電力技術を組み合わせた
STM32Lファミリを用意しています。そして、2011年9月には、DSP機能を拡張した
Cortex-M4コア、多層バス・マトリックスおよびマルチDMAコントローラを搭載し、
Cortex-Mコアの中でクラス最高の性能、並列処理およびデータ伝送を実現した
STM32 F4シリーズを発表しました。この高性能デバイスは、低電力モードを
サポートするバックアップSRAMや集積化された電圧スケーリング機能など、速度
と消費電力を最適化する機能を備えています。STM32 F4は、12bit ADコンバータ
(2.4 MSPS)、12bit AD / DAコンバータ、カメラ・インタフェース、セキュリテ
ィ・コプロセッサと共に、イーサネット・USB・CAN・SDカード等のシリアル・インタ
フェースを含む広範なペリフェラルが統合されているため、高度自動化、モニタ、
ホーム・オーディオ、ネットワーク、通信、デジタル・メディアといったアプリケ
ーションに対応することができます。

(1)CoreMarkは、組込みプロセッサおよびシステムの性能を評価するための
ソフトウェアを開発する業界団体であるEEMBC(Embedded Microprocessor
Benchmark Consortium)によって運営されています。EEMBCは、CoreMarkの他、
デジタル画像処理、グラフィックス、自動車・産業用エレクトロニクス、
ネットワーク、通信などのアプリケーション向けに最適化されたスイートを含む、
多数のマイクロプロセッサ・ベンチマーク・スイートを公開しています。

Green Hills Softwareについて
1982年に設立されたGreen Hills Software,Inc.は、組込み開発ソリューション
の分野で最大の独立系ベンダです。2008年、Green Hills INTEGRITY-178B RTOS
はEAL6+ High Robustnessに準拠する最初かつ唯一のオペレーティング・システム
としてNIPA(National Information Assuarance Partnership:NSAおよびNISTが
推進するセキュリティ認証プロジェクト)より認定を取得しました。これは、
あらゆるソフトウェア製品を含めてこれまでに達成された最高のセキュリティ・
レベルに相当します。Green Hills Softwareのオープン・アーキテクチャ統合
開発ソリューションは、軍事、航空電子、医療、産業、自動車、ネットワーク、
コンスーマ、その他の業界認定取得済みソリューションを要する市場の、絶対的
な安全性と高い信頼性を備えた高度な組込みアプリケーションを対象としていま
す。Green Hills Softwareの本社所在地は、カリフォルニア州サンタバーバラで、
ヨーロッパ本社の所在地は英国です。Green Hills SoftwareのWebサイト
http://www.ghs.com をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォ
リオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の
追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2010年の売上は103.5億
ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
MMSグループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216

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会社概要

STマイクロエレクトロニクス

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URL
http://www.st.com/jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟
電話番号
03-5783-8220
代表者名
マルコ・カッシス
上場
未上場
資本金
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設立
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