子どもが好きな野菜1位のじゃがいもは、どうして200年もの間嫌われていたの?じゃがいもを通じて多様性を学ぶ絵本『じゃがいもへんなの』、発売!
親子で多様性について学べる、レアキッズ応援絵本シリーズ第3弾
『うんこ漢字ドリル』など楽しさと実用性をかねた新しい作品を生み出している出版社、株式会社文響社(本社:東京都港区)は、本当にあったじゃがいもの歴史を通じて「自分のユニークさを大切にする」ことや「違う国からやってきた人や文化を大切にする」ことを学べる絵本『じゃがいもへんなの』を、全国書店にて発売します。(2022/12 /8発売)
- 『じゃがいもへんなの』あらすじ
南米のペルーで家族とともに楽しく暮らしていた、じゃがいもたち。
ある日やってきたスペイン人に誘われ、遠いヨーロッパへ渡りますが、そこでは様々な理由から「へんなの~~」とのけものにされる日々。
「食べたら病気になる」「豚のエサでしょ?」「聖書に出てこない」「ヘンなの~」「ヘンなの~」
200年もの間、そんな偏見を持たれ続け、途方に暮れていたそのとき、「ヘンという人の方がヘンなんじゃないか!?」と言う人が現れて…!?
今では世界の人気者になったじゃがいもが、「ヘン」を生かして世界中に広まっていくまでを描きます!
- じゃがいもの歴史を通じて、「人とちがうことは素敵なことだ」と伝える
海外に移り住む人のことを移民と呼びますが、この絵本の作者、キリーロバ・ナージャ氏(当時のソ連レニングラード生まれ)もその一人。子供時代に6カ国を移り住み、今も日本で暮らしています。
子供のころ、各国の「ふつう」とちがうことで、様々な面で「ヘンなの~!」と言われ、「ふつう」に合わせる努力をしてきたナージャ氏。しかし様々な国の人々と出会いを通じて、「この世には絶対的なふつうはなく、誰もがみんなちょっとユニークで"ヘン"な部分を持っている」と気付き、自分を大切にできるようになったと言います。
この絵本は、同じように海外にルーツを持ち、「ふつう」に合わせようと頑張っている子どもたちや、周りに合わせられず「自分はヘンだ」と思い悩むすべての人に、16世紀に原産国のぺルーからヨーロッパへとわたった移民の大先輩「じゃがいも」の実際の歴史を通じた物語で、楽しいエールを贈ります!
- レアキッズ応援絵本シリーズとは?
- 作品情報
ソ連(当時)レニングラード生まれ。両親の転勤とともに 6 カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の各国の地元校で多様な教育を受けた。その中で、何事も絶対的な「ふつう」は存在せず、誰もがどこかちょっとユニークな部分を持っていることに気づく。広告代理店入社後、様々な広告を企画し、2015 年の世界のコピーライターランキング 1 位に。国内外の広告やデザインアワードの審査員歴を持つ。他の著書に『ナージャの 5 つのがっこう』(大日本図書)がある。
絵・古谷萌
1984 年東京生まれ。スイス・広島育ち。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。 2017 年に「Study and Design」を設立し、グラフィックデザインを中心に、商品開発、CI、VI、広告キャンペーン、ブックデザイン、イラストレーション、キャラクター開発など、幅広い分野で活動する。
絵・五十嵐淳子
東京生まれ。緑が多めな東京育ち。多摩美術大学造形学科舞台美術コース卒業。物語好き。都内の 2 つのデザイン会社でグラフィックデザイナー・アートディレクターを経て、2022年に「Kiiro Design」を設立し、仲間とともにデザイン活動を始める。
上製、56ページ、A4変形
本体価格:1680円 ISBN: 9784866515496 発売日:2022/12/8
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