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株式会社ネクストビート
会社概要

保育士バンク!総研が、保護者を対象に「こども誰でも通園制度」に関するアンケート調査を実施。制度について「知らなかった」が約8割。「利用したい」が約4割という結果に。

株式会社ネクストビート


保育業界に特化した調査・研究を行う機関「保育士バンク!総研」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、未就学児を持つ保護者を対象に「こども誰でも通園制度」に関するアンケート調査を実施いたしました。この度、調査結果をまとめましたので概要をお知らせします。


【調査サマリー】

こども誰でも通園制度に関するアンケート


●こども誰でも通園制度について、「詳細まで知っていた」と回答したのはわずか12.9%。「聞いたことがあるが詳細は知らない」が42.4%、「全く知らなかった」が43.2%となった。約8割の保護者が、制度について詳細を知らないという現状が明らかとなった。


●「こども誰でも通園制度を利用したいと思いますか?」という質問では、「わからない」46.2%、「制度が開始したらぜひ利用したい」が40.9%、「利用したいとは思わない」が12.1%となった。


●「こども誰でも通園制度は意義がある施策だと思いますか?」という質問では、「意義がある」67.4%、「わからない」27.3%、「意義はない」5.3%という結果となった。


●「こども誰でも通園制度が開始した後、活用にあたって不安な点はありますか?」という質問に対して、「ある」54.5%、「わからない」33.3%、「ない」12.1%という結果となった。


●「こども誰でも通園制度を活用して実施したいことはありますか?」という質問では、「ある」25%、「わからない」29.5%、「ない」45.5%という結果となった。

■「こども誰でも通園制度」について、知っていましたか?

※「こども誰でも通園制度」は、親が就労していなくても子どもを保育所などに預けることができる新たな制度で、政府は2026年度の本格実施を目指しています。

「全く知らなかった」43.2%、「聞いたことはあるが詳細は知らない」42.4%、「詳細まで知っていた」が12.9という結果になった。

■ 「こども誰でも通園制度」を利用したいと思いますか?

「わからない」46.2%、「制度が開始したらぜひ利用したい」が40.9%、「利用したいとは思わない」が12.1%となった。


「制度が開始したらぜひ利用したい」と回答した方の理由(※一部抜粋)

●保育園を利用していないと、なかなか子ども同士で遊ぶ機会がないので、定期的に保育園で過ごし遊ぶ経験ができるのはとてもありがたいと思います。また、私自身も育児ばかりでなく自分の時間がとれるのがとてもいいなと思いました。(埼玉県・女性)


●上の子達が小さい頃もう少し早く働きたかったが、働いていないので保育園の申請ができず、仕方なく幼稚園に入園してからパートを始めました。ですが、誰でも保育園に通えるようになるのであれば、保育園入園時に仕事をしていなくても入園してからゆっくり仕事探しができるし、仮に仕事がすぐ決まらなくてもスキルアップのための勉強ができたりするので利用したいです。(神奈川県・女性)


●早期から集団保育の場があることで、社会性が身につく。家庭以外に子どもの居場所ができる。(埼玉県・女性)


●今の所、妻は復職する想定ですが、状況次第では退職する可能性もあります。そうなった際には息抜きや休息に使って欲しいです。(千葉県・男性)


●心に余裕を持って子育てをするため、自分の人生を生きるために、自分時間が必要と感じるから。(神奈川県・女性)


●産休・育休中でも体調不良時や通院、冠婚葬祭、リフレッシュなどで預けられるようになるとありがたいなと思う。(東京都・女性)

「利用したいとは思わない」と回答した方の理由(※一部抜粋)

保育士の不安増加につながる。整備がされていない。(東京都・女性)


●保活に苦戦していた時は利用したいと思いましたが、保育士と子どもの数がどうなるのか不安になります。(大阪府・女性)


●園側には負担でしかないと思うので、安全で安心な保育とかけ離れているのではないかと思ってしまう。(茨城県・女性)


●制度の詳細が分かっておらず、安全性に関して若干の心配があるため。(神奈川県・男性)


●保育士の数が足りていない園も多い中、制度だけ開始しても保育の質が落ちるだけでは?と懸念があるため、積極的に使いたいと考えていません。働きたいのに預けられず働けない人が、先に預け先を決められるのはとても良いと思っています。(東京都・女性)

■今まで支援の手が届かなかった家庭や児童にとって、「こども誰でも通園制度」は意義がある施策だと思いますか?

「意義がある」67.4%、「わからない」27.3%、「意義はない」5.3%という結果となった。

「意義がある」と回答した方の声(※一部抜粋)

育児によるストレスは我々が考える以上に大きく、社会全体で考えていくべき課題だと思うので(東京都・男性)


●親が満たされることで子どもに多くを与えることができると痛感しているから。(東京都・女性)


●ワンオペ育児の負担軽減など、保護者側の負担減。仕事など定常的に保育の必要性がなくとも、息抜きのために子どもを預けたり、気軽に育児相談できる環境は必要。(茨城県・男性)


●核家族が増える中で子育てにいっぱいいっぱいの家庭は子どもと離れることで余裕がうまれ、子育てに前向きになれるのであれば意義があると思う(長野県・女性)


●虐待やママたちの育児ノイローゼやうつ、夫婦の良好なパートナーシップにも大きな意義があると思います。(東京都・女性)


●周囲やSNSでもワンオペで心身共に疲労している声をよくみかけます。SOSが出せない人や1人で頑張ることで子どもの虐待につながることもあると思います。核家族化が進み、昔のように地域全体で子どもをみることがなくなり、子供の安全を守る意味でも有意義な取り組みだと思います。(大阪府・女性)


●働いてない家庭だと、子どもが可愛くても四六時中一緒はやっぱり疲れるしストレスも溜まる。ほんの少しの時間でも離れて過ごせる時間があるだけで、全然気持ちが違うと思う(岡山県・女性)


●24時間365日を、1人ではご飯を食べることも寝ることもできない子どもと過ごしていますので、母の心身の影響を考えると、預けられる制度があるかないかはものすごく大きいです。(東京・女性)


●実際に子育てを経験して、日中子どもと2人きりの時間を毎日過ごす中で、可愛いのは当然のことながら、それでも時に非常にイライラしてしまったり、叱ってしまったり、孤独感を感じたり、精神的に不安定だったなと思います。一人でも多くのママ達にこの支援の輪が広がれば、ママ達ももっと輝けるし、いろんなことに挑戦できると思います。よりよい社会になるために意義のあることだと思います。(千葉県・女性)


●幼稚園に入るまで毎日子どもと一緒にいましたが、本当に大変で辛かったです。一時保育もすぐにいっぱいになり預けられなかったので、子どもから離れることで少しリフレッシュでき、また笑顔で子どもと過ごす事ができると思います。(神奈川県・女性)

「わからない」・「意義がない」と回答した方の声(※一部抜粋)

●既に保育士不足だが、確保できるのか。保育士の低賃金・人手不足を解消してから、この制度を始めてもらいたい。(静岡県・女性)


●月10時間までとかならあまり意味が無いかなと思う(三重県・女性)


●保育士の負担が増えるだけだから(愛知県・女性)


●母であり保育士としては受け皿があるのか疑問なため。質の高い保育ができるのか(神奈川県・女性)


●親には意義があると感じますが、ただでさえ人手不足の保育現場へのバックアップが整っていない段階での実施は怖いなと感じています。(埼玉県・女性)


●利用できる人と出来ない人でまた地域差が生まれる。また、その枠で本当に必要な人に行くのか疑問(千葉県・女性)


●たかだか数時間だと子供の負担が大きい気がする(北海道・女性)


●親としてはたまに預けて自分の時間をつくる事が出来ることや、子どもも同じ年齢の子と少しでも接することが出来るのはいい事だが、働いている親は仕事休みの日は預けにくいのに働いてない人が誰でも通園出来るのはなんか少し違う気が…。一時預かりが当たり前になると園(保育士)の負担も大きくなりそうで意義があるか分からないです。(福岡県・女性)


●こどもを預ける理由として、就労以外に保護者のやむを得ない事情などでの利用が可能であれば、意義はあると思う。スポット的に利用が可能なのかどうか制度の詳細が不明なので、利用料金なども含め詳細を広くわかりやすく公表してほしい。結局、利用する際の手続きが分かりにくかったり、煩雑になるとスムーズに利用できず、利用したくてもできないなど諦める事になるのであれば意味がない。現在、保育園や幼稚園に通っている場合、園が休園等になった場合この制度で他園に通うことが出来るのかなども知りたい。制度全般の分かりにくさや利用しづらさ等を解消できれば、利用者も増え創設の意義があるのではと思う。(神奈川県・女性)

■「こども誰でも通園制度」が開始した後、活用にあたって不安な点はありますか?

「ある」54.5%、「わからない」33.3%、「ない」12.1%という結果となった。

不安が「ある」と回答した方の声(※一部抜粋)

●本当に安心して預けられる環境なのか。(茨城県・女性)


●利用したいタイミングで、預けられるかどうか不安がある。(秋田県・女性)


●保育士の就労環境が改善されないことによるベテランの離職、新人の早期離職、現場の人員が少ないことによる子どもへの虐待。(大阪府・女性)


●希望する園のさらなる競争激化、「働いていないのに子供を保育園に預けている・ほったらかしにしている」という偏見の目。(千葉県・女性)


●保育園のキャパシティを多少なりとも圧迫しかねないこと。より必要度の高い世帯が受けられなくなっては元も子もない。(千葉県・男性)


●10時間の利用制限。どの程度自由に日程を選べるか。他の利用者との枠の奪い合いにならないか。(茨城県・男性)


●保育士さんの人数が確保できるのか、待遇面での向上がなければ保育士さんの負担感が大きく辞めてしまう人が増えるのではないか、心配。(静岡県・女性)


●利用頻度の少ない子が登園拒否で泣き止まないことで、保育士さんがつきっきりになる形になったり、集団生活に馴染みにくいこともあると思います。他にも保育士さんがその子の性格や特性を把握しきれないから事故やトラブルが防ぎにくいなど。(東京都・女性)

■「こども誰でも通園制度」を活用して実施したいことはありますか。

「ある」25%、「わからない」29.5%、「ない」45.5%という結果となった。

実施したいことが「ある」と回答した方の声(※一部抜粋)

●預けている間に試験勉強や転職活動等してみたいです。(埼玉県・女性)


●とにかくリフレッシュと疲労回復。美容院やマッサージ、整骨院にいったり、睡眠も重要。(東京都・女性)


●上の子との時間確保、自分のリフレッシュ時間や自分が学びたいことを学ぶための時間確保。(東京都・女性)


●妻の息抜きに使って欲しい。友人との会合や私も有給を使って一緒に出かけても良い(千葉県・男性)


●模様替えや断捨離、コンサートに行ったり習い事をしたい。(東京都・女性)


●通院の際に子どもを預かってもらえたら有難い。(東京都・女性)


●新事業を開始したり、将来の為の資産運用の勉強などしたい。(大阪府・女性)

昨年、異次元の少子化対策の一環として打ち出した「こども誰でも通園制度」。政府が本格的導入に向けてまとめた計画案によると、2026年の本格実施を前に、2024年度は150程度の自治体で試験的に導入予定となっています。子どもにとっては保育の専門職がいる環境で家庭とは異なる経験ができたり、同世代の子どもなど家族以外と関わる機会が得られたりするほか、親にとっても育児負担の軽減や孤立感の解消につなげることなどが期待されています。

今回実施した保護者に対するアンケート調査では、保育士不足や利用制限に対する不安な意見がある一方で、本制度は社会的意義があるものだという声も多数あがりました。

保育士バンク!総研では、今後も最新テーマの研究や調査を実施し、保育に携わるすべての方にとって有益な情報の発信に努めてまいります。

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【調査概要】

調査対象者:「保育士バンク!」運営会社であるネクストビートが運営する子育て情報メディア「KIDSNA STYLE」アンバサダー 、SNS

調査期間:2023年12月21日〜1月12日

 調査方法:インターネット調査

回答件数:132件

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【データの引用について】

本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「保育士バンク!総研」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。

リンク先:https://www.nextbeat.co.jp/news/19968


その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。

<お問合せ先>
株式会社ネクストビート 広報担当
メールアドレス:ml-pr@nextbeat.net



■保育士バンク!総研について
「保育士バンク!総研」は、保育業界に特化した調査・研究機関です。少子高齢化が進む中、変わりゆく保育労働市場を見通し、課題に向き合い、解決に寄り添うことで、保育業界に貢献することを目的として設立いたしました。保育領域における複数の事業展開で培ってきた業界知見やノウハウをもとに、最新テーマの研究や調査を実施し、保育に携わるすべての方にとって有益な情報の発信につとめています。
https://soken.hoikushibank.com/


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https://kidsna.com/magazine

■株式会社ネクストビートについて

「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。
https://www.nextbeat.co.jp

※「ネクストビート」、「保育士バンク!」、「保育士バンク!総研」、「KIDSNA STYLE」の名称及びロゴは、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。

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上場
未上場
資本金
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設立
2013年07月
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