TBM、LIMEXとプラスチックを自動選別・再生する、国内最大級のリサイクルプラント「横須賀工場」の竣工式を挙行

TBM

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、11月11日(金)に、神奈川県横須賀市にて、回収した使用済みのLIMEXと廃プラスチックを自動選別・再生する、国内最大級のリサイクルプラント「横須賀工場」の竣工式を挙行したことをお知らせいたします。竣工式にはTBM代表取締役CEOの山﨑敦義をはじめ、来賓の上地克明・横須賀市長、大野忠之・横須賀市議会議長、行政・工事関係者、取引先など約140名が出席しました。

式典に先立って、かねてから環境教育で連携・交流している地元・横須賀市立神明小学校の児童代表から、ペットボトルのキャップでつくったメッセージ入りの記念モニュメントが、TBM代表取締役CEOの山﨑と上地市長に贈呈されました。その後、竣工神事が厳粛に執り行われ、記念式典では、上地市長、大野議長から祝辞を拝領する他、
本工場の概要説明、主催者挨拶、工場紹介動画を披露、横須賀工場の新しい門出を祝いテープカットを執り行いました。式典後は出席者の皆さんを工場見学にご案内し、回収してきた使用済みのLIMEXやプラスチックを自動選別・洗浄する工程や、新たなLIMEX製品やプラスチック製品の材料となる再生ペレットの製造工程をご覧いただきました。

・横須賀工場紹介動画 |https://youtu.be/Ll_LcIIhQfs

神明小学校の児童からの記念モニュメントの贈呈

「僕たちは総合の学習でSDGsを学習しました。その中でTBMとLIMEXという素材に出会い、リサイクルすることの大切さを知りました」とのメッセージも。

竣工神事

工場の完成を感謝し、今後の末永い発展を祈願して、竣工神事が執り行われた。

工場概要説明(杉山琢哉 TBMプラント事業部 部長)

TBMプラント事業部長の杉山から横須賀工場の概要説明と、工場紹介動画が披露された。
動画URL|https://youtu.be/Ll_LcIIhQfs

祝辞(上地克明 横須賀市長)

上地市長より祝辞。「本日の竣工を契機に、脱炭素社会という同じ目的に向かい、TBM社とはこれまで以上に連携を深めていきたいと思います」

祝辞(大野忠之 横須賀市議会議長)

大野議長より祝辞。「TBMさんには学校教育へもご尽力いただき、地域との交流を推進し、地域に密着した、横須賀市民に愛されるリサイクルプラントとなるだろうと思っております」

主催者挨拶(山﨑敦義 TBM代表取締役CEO)

代表取締役CEO山﨑より挨拶。「資源循環の必要性が高まる日本国内において、素材の原料の多くを海外からの資源に頼っている今、ここ横須賀の地から、自治体の皆様とも連携して、世界が羨み、地元の方々が誇りに感じるサーキュラーエコノミーの社会実装を進めていきたい」

テープカット

左から、TBM杉山、大野議長、上地市長、TBM山﨑、杉沢代表(東邦電線工業株式会社)、TBM福山工場長。

工場見学

式典後に工場内を見学。使用済みのLIMEXや廃プラスチックを自動選別・洗浄する工程などを実際に見ていただいた。
  • LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。
すでに8,000以上の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。

<石灰石について>
LIMEXの主原料である石灰石は地球上に豊富に存在し、資源輸入国である日本においても自給自足が可能な資源です。そのため原油価格の変動に左右される石油由来プラスチックなどと比較して、安定した価格での原料調達が可能であり、供給面においても安定性を有しています。さらに、石灰石は石油由来プラスチックと比較して、原材料調達段階のCO2排出量を約50分の1に抑えることができ、焼却時のCO2排出量を約58%削減できます。

 <リサイクルについて>
LIMEXは、主要構成素材である無機物と熱可塑性樹脂を分離することなく再生利用することができるため、単一素材で設計された製品と同様、再資源化が可能です。これまでに事業者や消費者、自治体と連携し、既存のリサイクル設備を活用したLIMEXのマテリアルリサイクルの取り組みを数多く実施しています。
※LIMEX Sheet製品は、古紙回収には混ぜないでください。事業系廃棄物として処分する場合は、産業廃棄物として処理してください。家庭系廃棄物として処分する場合は、お住まいの自治体のルールに従いご対応ください。
 
  • 株式会社TBM
代表取締役CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 :2011年
資本金 : 234億2,993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
  • 2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
  • 2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
  • 2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)
  • 2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
  • 2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
  • 2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
  • 2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
  • 2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
  • 2019年 代表取締役 CEOの山﨑敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
  • 2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX」を発表
  • 2020年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
  • 2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始
  • 2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)
  • 2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意
  • 2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換
  • 2022年 神奈川県横須賀市に国内最大級のリサイクルプラントを建設

*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社TBM

71フォロワー

RSS
URL
http://www.tb-m.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル15F
電話番号
03-6268-8915
代表者名
山﨑敦義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年08月