【世界初!】SDGsに貢献する新素材「DEER HAIRデニム」を藤巻百貨店にて先行販売スタート!
東北大学との共同研究により開発した、サステナブルな高機能デニム!2024年12月27日(金)より数量限定にて販売開始!
「⽇本」をテーマにした珠⽟の逸品に出会えるECサイト「藤巻百貨店」(運営会社:株式会社caramo、代表取締役社長:中村亮、https://fujimaki-select.com/)は、宮城県気仙沼市を拠点とする「オイカワデニム」(運営会社:有限会社オイカワデニム、所在地:宮城県気仙沼市、代表取締役社長:及川洋)が開発した新素材「DEER HAIRデニム」のジーンズを、2024年12月27日(金)より数量限定で先行発売いたします。
本商品に使用している素材は、オイカワデニムが「廃材再利用プロジェクト」の一環として、本来廃材となる「シカの毛」を活用して東北大学との共同研究により開発した新素材。単なる廃材の再利用ではなく、天然の温度調整機能、シルエット&穿き心地にもこだわり抜いたオリジナリティの高い一品です。
●世界初!SDGsに貢献する新素材「DEER HAIRデニム」の開発背景
近年、環境の変化によりシカが自然淘汰されず、個体が増加。シカによる農作物被害や自然環境への影響が社会問題となっています。毎年全国で約70万頭のシカが駆除される一方で、その毛は廃棄されることがほとんど。そこで、オイカワデニム代表・及川洋氏が目指したのは、本来廃材となってしまう「シカの毛」を活用し、命を無駄にしないサステナブルなデニムづくりでした。
「DEER HAIRデニム」の開発に費やした歳月は、構想から6年。東北大学 材料科学高等研究所と連携し、中空構造・多孔質構造を持つシカ毛の特性を活かした素材化に成功。断熱効果や吸湿発熱性能を備えた、これまでにないデニム生地を実現しました。
●「DEER HAIRデニム」の特長
1. 実は機能系素材!「シカの毛」を再利用したデニム素材を使用
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シカの毛を芯に、ウールと再生ナイロンを巻き付けた3層構造の糸を使用
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シカの毛は「中空構造」。中空部分に空気が溜まることでダウンのような断熱効果を持つ
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「多孔質構造」でもあるため、ウールのように“呼吸”する機能も。吸湿発熱性能にも優れている(※)
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夏でも冬でも外気の温度に左右されにくく、快適に着用できる
※JIS規格の吸湿発熱性素材評価では、
最大吸湿発熱温度1.6℃以上、熱保持指数300℃・sが目安のところ、「DEER HAIRデニム」の試験結果はそれぞれ 3.8℃、560℃・s。吸湿発熱性が大幅に高いことが確認されました。
2. トレンド感のあるスタイル
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ネップ感のある表情や、ところどころに毛が見えるワイルドな質感が特徴的
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通常デニム生地は縦糸に白を使うところ、今回は「グリーン」をチョイス。全体的に深い色味にすることで、ブラックデニムに近い洗練された見た目に
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太めのストレートシルエットで動きやすさとスタイリッシュさを両立
3. ディテールへのこだわり
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ボタンフライやファイブポケット、深めのポケットなど、デニム通を唸らせる仕様
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セルビッチの“赤耳”、裾の内側のオレンジ糸チェーンステッチもポイント
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ロールアップした際に、裏地のグリーン、赤耳、ステッチが目立つようデザイン
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ボタンやリベットはあえて錆び加工を施し、ジーンズに溶け込む外観に
4. サステナビリティへの貢献
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駆除されたシカの命を無駄にしない。「シカの毛」を活用したサステナブルなデニムづくり
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地域産業との連携による国内生産。紡績〜混紡〜加工〜先染め〜織布の各工程を、岐阜〜愛知〜大阪〜山形〜広島と、日本全国でバトンを繋ぐことで誕生した
●「オイカワデニム」の社会課題への挑戦と未来への願い
2011年の東日本大震災で津波の被害に遭ったオイカワデニム。「未来に向かって自分たちの技術を使おう」と決意し、“海・陸・山”の3部作からなる「廃材再利用プロジェクト」を始動しました。
第1弾は、2015年に発表した「海」がテーマの「メカジキデニム」。第二弾となる今回は、「陸」をテーマとした「シカ毛」を活用したジーンズを開発しました。
プロジェクトは、地域の素材や技術を最大限に活用し、環境問題への意識を高めることを目指しています。
●藤巻百貨店で先行発売!初回限定60本
「DEER HAIRデニム」は、初回生産は60本限定。藤巻百貨店にて12月27日(金)より先行発売いたします。
「自然に近いものを着て、私たちを取り巻く環境の変化を感じてほしいですね」と及川氏。
ぜひ、シカの毛が織り成す新しい価値をご体感ください。この革新的な取り組みが、持続可能な社会の実現に一歩近づくきっかけとなることを願っています。
オイカワデニムについて
宮城県気仙沼市を拠点とする「オイカワデニム」。1981年の創業以来、数々の有名ブランドのOEMを請け負い、世界的ブランドの復刻モデルを手掛けるなど、海外の企業からの信頼も厚いジーンズメーカーの一つ。自社ブランドのアイテムでは、これまで培ってきた技を結集し、圧倒的な完成度でマニアをもうならせてきた。
2011年の東日本大震災で津波の被害に遭うも、その後見つかったジーンズには1本の糸のほつれもなかったことから“復興のデニム”として多くの被災者を勇気づけたという逸話を持つ。
有限会社オイカワデニム
所在地: 〒988-0325 宮城県気仙沼市本吉町蔵内83-1
代表取締役社長:及川洋
藤巻百貨店について
カリスマバイヤーとして知られていた故藤巻幸大(ふじまきゆきお / 1960-2014)のプロデュースにより、日本をテーマにしたこだわりの逸品のみを届けるECサイトとして2012年5月にオープン。 取り扱う商品は、高いデザイン性と使い勝手の良さを両立した「あっと驚く」オリジナリティ溢れる逸品。日本を代表する職人やクリエイターなど取引先は約500社、厳選された日本の商品のみを扱うECサイトとしては、日本最大級規模。
主な顧客層は、「モノ」に対して関心が高く日々の暮らしにちょっとした豊かさを求める30代後半〜50代の男女。現在本会員数約20万人、Facebook会員は約24万人、メルマガ会員は約10万人となり、多くのファンに愛されている。
ECサイトが主軸であるが、実店舗を東京銀座(東急プラザ銀座B1階 / 東京都中央区銀座5-2-1)と 東京原宿神宮前(東京都渋谷区神宮前3-25-14)の2店舗を構える。
※取引先数会員数は2024年6月末現在のデータより
株式会社caramo(カラモ)について
「藤巻百貨店」の運営会社。代表取締役社⻑である中村亮は故藤 巻幸⼤⽒と共に 藤巻百貨店を⼆⼈三脚で⽴ち上げました。「日本のモノ創りで、日々の暮らしを豊かにする」をミッションに掲げ、お客様の「新しい満⾜と価値」を創出しています。社名は「お客様からも、職⼈さんたちからも、世界中からも愛される会社を⽬指す」 という⾃⾝のあり⽅から由来し、顧客満⾜度の⾼いサービス創りを⽬指して進化し続けています。
社名:株式会社caramo
所在地:東京都渋⾕区神宮前3丁⽬25番14号 ヱスラ原宿ビル2階
代表取締役社⻑: 中村 亮
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