ライフデザイン・カバヤが広島県と『建築物の木材利用促進に関する協定』を締結
― 岡山県に続き2件目の締結を実現 ―
ライフデザイン・カバヤ株式会社(代表取締役社長:窪田健太郎/本社:岡山県岡山市)は、当社が広島県内にて販売する建築物における広島県産材の利用を促進するため、広島県(知事:湯﨑英彦)と『建築物の木材利用促進に関する協定』を締結しました。
2024年11月18日(月)に広島県庁にて締結式が執り行われ、湯﨑英彦知事(広島県)、窪田健太郎(ライフデザイン・カバヤ株式会社 代表取締役社長)をはじめとする5名が出席しました。
締結式にて湯﨑知事は、「戦後植林された広島県内の森林資源は本格的な利用期を迎えており、広島県産材の利用は“伐って、使って、植える”一連の森林循環を通じて森林の二酸化炭素吸収作用を強化し、炭素固定の効果を発揮するなど、脱炭素社会の実現にも貢献している。そのため広島県では、生産された県産材の利用を促進する『森林資源利用フローの推進』に向けて、建築物における県産材の利用の促進に取り組んでいく所存であり、ライフデザイン・カバヤには協定締結を機に広島県の森林・林業施策の推進に一層の協力を期待する」とコメント。
窪田は、「本社がある岡山県と同様に、広島県も住宅事業の主力エリアであるため、今回の協定締結を通じて『木』というカーボンニュートラルの実現に適した材料を広島県と協力して活用したいと考えている。広島県産材を積極的に活用することで林業の活性化を図り、地域社会に貢献するモデルとなるような企業を目指したい」と述べました。
建築物の木材利用促進に関する協定について
建築物木材利用促進協定とは、事業者等が国又は地方公共団体と協働・連携し、民間建築物における木材の利用を促進するための制度で、2021年に改正施行された『脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律』によって創設されました。これにより、脱炭素社会・持続可能な社会の実現を目指します。
広島県が民間企業と本協定を締結するのは2件目で、ライフデザイン・カバヤ株式会社としては2022年5月に一般社団法人岡山県木材組合連合会と岡山県の3者で結んだ協定に続いて2件目の締結となります。
本協定の主な内容
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ライフデザイン・カバヤ株式会社は、広島県内において販売する建築物の構造材、羽柄材及び内装材へ広島県産材を積極的に活用すること。
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広島県は、広島県産材利用の促進に向けた情報提供や取組の広報等の支援を行うこと。
本協定におけるライフデザイン・カバヤの役割(協定の該当箇所を抜粋)
◇第1条|目的
この協定は、ライフデザイン・カバヤ株式会社(以下「甲」という。)の「建築物の木材利用促進に関する構想」について、甲及び広島県(以下「乙」という。)が連携・協力することにより、甲による取組を促進し、構想の達成に寄与することを目的とする。
◇第2条|建築物の木材利用促進に関する構想
(1)甲の構造の内容
甲は、自社の販売する建築物の構造材及び羽柄材等に広島県産材(以下「県産材」という。)を積極的に活用することにより、2050年カーボンニュートラルの実現、山村の活性化及びSDGsの達成に貢献していく。
また、甲は、CLT工法による戸建、及び中高層木造建築物に県産材を積極的に活用することにより、林業・木材産業の活性化に貢献していく。
(2)構想の達成に向けた取組の内容
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甲は、建築物の構造材及び羽柄材等において、県産材の安定的な出荷(年間4,000m3)に貢献していく。その際、品質及び性能の確かなJAS材や、木材関連事業者により合法性が確認された木材の利用に努める。
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甲は、自社の販売する住宅において、これまで県産材での利用が少なかった内装材としても積極的に活用するよう努める。
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甲は、県産材を利用したオリジナル家具商品等の開発に努める。
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甲は、非住宅建築物を中心に、CLT工法を活用した新しい技術の普及に努める。
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甲は、森林資源の循環利用のため、県内の伐採跡地での植林を行う。
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甲は、木材利用の意義やメリットについて、セミナーやメディア等で積極的に情報発信する。
本協定における広島県の役割(協定の該当箇所を抜粋)
◇第3条|甲の構想を達成するための乙による支援
乙は、甲の構想の達成に向けて、甲に対して活用可能な補助事業等の情報提供を行うとともに、木材利用に関する相談窓口及び専門家の紹介等を行う。また、本協定に基づく甲の取組を優良事例として積極的に広報する。
ライフデザイン・カバヤについて
ライフデザイン・カバヤは、『中国ブロック4年連続No.1(2020~2023年度 低層住宅着工棟数)』『岡山県8年連続No.1(2016~2023年度 低層住宅着工棟数)』を獲得しています。(住宅産業研究所調べ)
当社は、1972年に岡山で設立された住宅会社で、現在、岡山・広島・香川・愛媛・兵庫・鳥取・福岡・沖縄・東京に販売拠点を設けており、現在、9支店・1営業所・38棟のモデルハウスを展開しています。(https://lifedesign-kabaya.co.jp/company/summary/)住宅事業の枠を超え、国産木材を使った新建材CLT事業、不動産事業、リフォーム事業、エクステリア事業、海外事業、特建事業など幅広く手掛けています。
▼会社概要
商号:ライフデザイン・カバヤ株式会社
設立:1972年12月1日/カバヤ小堀住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更
▼事業内容
建築工事の請負及び施工に関する事業/上記事業に関するフランチャイズチェーン事業/建築物の設計及び工事監理に関する事業/土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業/リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業/不動産の売買及び仲介に関する事業/不動産の管理及びコンサルタントに関する事業/風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業/清掃事業/警備事業/損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務/前各号に付帯関連する一切の事業
《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
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