メンバーズ、令和6年度「なでしこ銘柄」に選定
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する令和6年度「なでしこ銘柄」に選定されました。今回は、平成29年度、令和4年度に続き、3回目の選定となります。

なでしこ銘柄について
なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速していくことを狙いとしています。
企業価値向上につながる女性活躍のためには、「採用から登用までの一貫したキャリア形成支援」と「共働き・共育てを可能にする男女問わない両立支援」を両輪で進めることが重要であるとし、こうした取り組みを両輪で進める企業最大30社が「なでしこ銘柄」として、選定されています。


メンバーズの取り組み
メンバーズでは、ミッションに基づいた経営指針「超会社」を掲げ、「社会への貢献」「社員の幸せ」「会社の発展」の同時実現を目指しています。「超会社」コンセプトに則り、不健全な労働環境の印象の強いIT・デジタル業界において、さまざまな働き方改革を進め「社員の幸せ」を追求すると同時に、業界の労働環境の健全化をリードしてきました(※1)。
男女問わず全社員に対して専門スキル育成等の人材投資を行い、取引先企業への価値創造の源泉であるデジタル人材のスキル向上ならびに社員エンゲージメントの向上等、人的資本の拡充に取り組んでいます。
(1)働き方・キャリア形成に係る取り組み
-
女性が働きやすい職場づくり
-
看護休暇・介護休暇・介護休業制度の導入
-
時間単位有給休暇制度の導入
-
復職前に本人意向をヒアリング、原則として休職前の部署・職務に復帰
-
ベビーシッター利用・延長保育などの経費サポート制度の導入
-
育児社員主導の社内サークル活動、情報交換やお出かけ会などを実施
-
-
共働き・共育て/すべての社員が働きやすい環境づくり
-
男性育休取得に向けた取り組み
-
2016~2018年には、メンバーズの仕事と家庭の両立支援制度の利用促進にあたり、制度利用者の所属部門全員への加点評価を実施
-
男性管理職の取得を必須とする「イクボス」を推奨
-
-
残業時間の削減に向けた取り組み
-
残業代を支給する固定時間制の採用
-
メリハリのある働き方・生産性向上の各種取り組みを実施
-
2019年以降、全社員の月平均残業時間は15時間未満
-
-
テレワーク
-
2019年には「テレワーク先駆者」、2020年には「テレワーク先駆者百選」に選定
-
-
コンディションサーベイ・エンゲージメントサーベイ
-
社員と組織の状態の可視化と、数値をもとにした組織改善を実施
-
-
-
自律的なキャリア支援
-
男女問わず全社員の人材育成のため、幅広いコンテンツ提供やキャリア形成支援を実施
-
年次・性別にとらわれないリーダーおよび管理職候補への積極的な登用
-
次世代リーダー塾の開催、社内専門組織であるカンパニーの社長公募制度
-
管理職の魅力を発信する社内ラジオを毎月3回配信
-
外部講師による定期的なキャリア研修やセミナーの開催
-
社内公募制度、キャリアプラス(兼務)制度
-
キャリア・働き方の相談窓口を設置
-
「SINCA90プロジェクト」の実施
-
メンバーズでは事業のさらなる強化を目指し、2027年3月末までに約3,000人いる社員の9割以上を、デジタルにより企業のビジネスや業務を変革できるDX人材として育成する「SINCA90プロジェクト」を推進(※2)。
-
主な取り組み
-
職種認定制度
-
高レベルクリエイター認定
-
ギルド(職種コミュニティ)
-
資格取得支援(キャリアサポート)制度
-
社内ラボ
-
全ての職種・レベル、取得バッチをデータベースで見える化した独自タレントプラットフォームの導入
-
学習コンテンツプラットフォーム「Members Learning」(社内動画共有)の展開
-
-
-
-
(2)多様な人材の活躍の場を増やすための目標指標と進捗
メンバーズでは、優秀なデジタル人材を採用・育成し続け、多様な人材の活躍の場を増やしていくために、「女性社員比率」および「女性管理職比率」を目標指標として設定しています。また、男女ともに長く働きやすい働き方として、子育て社員への勤務時間の短縮や有給の看護休暇などの制度を設けると同時に、「男性育児休業取得率」を目標指標としています。

指標名称 |
設定当初 |
現状 |
目標値 |
女性社員比率 |
41.8% (2020年3月末) |
46.3% (2024年3月末) |
51% (2030年3月末) |
女性管理職比率 |
14.9% (2015年10月) |
31.6% (2024年3月末) |
30%以上の水準を キープ |
男性育児休業取得率 |
9.1% (2017年3月末) |
64.3% (2024年3月末) |
育児休業のみならず、 対象男性社員の 両立支援制度(時短 ・在宅勤務含む) の利用率50%以上 |
※1:メンバーズの創業に込めた想いや経営理念、事業・人材戦略
https://www.members.co.jp/company/membersway.html
※2:PMO人材数が計画前倒し達成の127%進捗と好調。青山学院大学の高度DX人材を育成する産官学連携「ADPISAコンソーシアム」運営参加やDX人材育成プロジェクトで2027年全社員の9割超をDX人材へ(2024年12月12日)
https://www.members.co.jp/company/news/2024/1212.html
メンバーズについて
メンバーズは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。企業のDXプロジェクトを成功に導くため、Web制作/UIUX、デジタルマーケティング、デジタルサービス開発、データ活用支援、脱炭素DXの事業領域において、高い専門スキルを持つデジタル人材が取引先企業のチームの一員として、上位戦略を理解し実行に落とし込みながら、現場での内製によるDX推進を伴走支援することが特徴です。企業のDX推進を一気通貫で伴走支援することで、取引先企業のDX投資のROI最大化に貢献します。
また、メンバーズではグループミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」とVISION2030(2030年の目指す姿)「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」の下、 CSV(Creating Shared Value、共通価値創造)経営を実践しています。企業活動を通して社会課題の解決に貢献することを目指し、CSV経営を世の中に広めるとともに、メンバーズ自身が率先して実践するためさまざまな取り組みを実行しています。1995年設立。東証プライム上場。
-
社名:株式会社メンバーズ
-
所在地:東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)
-
代表者:代表取締役社長 髙野 明彦
-
資本金:1,057百万円(2024年12月末時点)
-
Webサイト:https://www.members.co.jp/
-
SNS
-
Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp
-
X(旧Twitter):https://twitter.com/Members_corp
-
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像