「Sansan」のConcur Expense連携機能が大手印刷インキメーカー・サカタインクスで採用

名刺情報を用いて経費処理の効率化とガバナンス強化を実現

Sansan株式会社

Sansan株式会社は、クラウド名刺管理サービス「Sansan」と、株式会社コンカー(以下、コンカー)が提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」との連携機能が、サカタインクス株式会社(以下、サカタインクス)に、採用されたことを発表します。2021年11月の機能提供開始(※1)後、早期に申し込みいただき、全社での利用に至りました。

Sansanはこれまでも、オンライン上の接点データの網羅性を高める取り組みにあわせ、Sansan上で蓄積された人物・企業情報を、より営業で活用できるデータに拡張させる外部サービスとの連携を拡大させてきました。例えば、営業活動に潜む取引リスクの早期検知を可能にする「反社チェックオプション powered by Refinitiv/KYCC」は、営業活動とガバナンス強化の両立を支援する機能として大きな反響をいただき、導入企業は800社を突破しています。
また、今回採用されたConcur Expenseとの連携機能は、Sansanに蓄積された名刺情報がConcur Expense上に同席者マスタ情報として保存されることで、接待交際費の処理に必要な同席者情報の正確かつ効率的なチェック体制の構築を支援しています。

 


■導入の背景と期待する効果
サカタインクスは1896年の創業以来125年の歴史を誇り、環境配慮型製品に強みを持つ世界3位の大手印刷インキメーカーです。ビジネステーマに「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造」を掲げ、新事業領域への展開で新たな成長ステージを迎えています。
また2021年2月には、2030年を見据えた⾧期ビジョン「SAKATA INX VISION 2030」を策定し、基本戦略の一つとして、DX推進や働き方改革・組織風土改革に取り組んでいます。

同社では、長期ビジョンに関連した働き方改革・組織風土改革のプロジェクトの一環として、2021年よりSansanを導入しています。それまで同社では、名刺は個人管理であったため、人脈を企業の資産として十分生かしきれていませんでしたが、Sansan導入により、事業部間、拠点間をまたいで人脈情報を共有する文化が定着しました。また、顧客異動時、社内異動時でも過去の情報を踏まえた上で顧客との関係性を維持・深掘りできる営業体制の構築を実現しています。
加えて今回、従前の業務の見直しやシステムを変えるDXの取り組みを検討する中、企業を取り巻くあらゆるリスクの管理を、ITを用いて正確かつ効率的な運用を行うために、Concur Expenseとの連携機能の利用開始に至りました。

名刺情報の連携による、同席者情報の正確性・信頼性の担保
これまで、接待交際費の同席者情報については経費申請者が手入力で行わなければなりませんでした。そのため、人的ミスによる誤入力の有無や、同席者情報の信頼性を経費承認者が別途確認する必要がありました。

今回、Sansanから連携された名刺情報が、Concur Expense上に同席者マスタ情報として保存されることで、経費申請者が経費精算時に同席者情報をシステム上で選択できるようになります。正確な人物情報である名刺情報を同席者情報として利用することで、申請時の誤入力を防ぐとともに、経費承認者は信頼性が担保されたデータをもとに承認が可能になり、ガバナンス強化につながります。

・承認基準の統一化により、経費精算業務の効率化
経費承認者は一般的に、精算金額が経費精算システムと連携された決済データであるか、領収書との整合性、予算の超過の有無といった基準にのっとり、チェック業務を行います。今回、接待交際費の同席者情報のチェック業務についても、Sansanの名刺情報からのデータ連携の有無を、承認判断に活用することで承認基準を統一化し、正確かつ効率的なチェック体制の構築に貢献します。

Sansanは、今後も「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。

■サカタインクス株式会社について
会社名:サカタインクス株式会社
代表者:代表取締役 社長執行役員 上野 吉昭
設立:1920年9月
事業内容:各種印刷インキ・補助剤の製造・販売、印刷用・製版用機材の販売、
電子機器・情報関連機材の販売、機能性材料関連品の製造・販売、輸出入
従業員数:連結 4598名(単体 864名)(2020年12月31日現在)
URL:http://www.inx.co.jp/

※1:Sansan株式会社「クラウド名刺管理サービス『Sansan』と、経費精算・管理クラウド『Concur Expense』が機能連携」(2021年11月18日発表)
https://jp.corp-sansan.com/1118_02.html

(以上)

Sansanについて
名刺管理から、営業を強くする「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈の管理・共有を可能にするほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能も備えた、営業を強くする「ビジネスプラットフォーム」です。また、オンラインでの名刺交換を可能にする「オンライン名刺」機能により、多様化するビジネスの出会いによって生じる課題を解決します。

Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、ビジネスにおける出会いを後押ししています。主なサービスとして、クラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:63億76百万円(2021年11月30日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売
Sansan https://s.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
 

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会社概要

Sansan株式会社

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URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月